「もったいない」と「可哀想」の二者択一をせねばならなくなって「結局は丹兵衛ドン」と相成ったのである。正確には「「可哀想」より「可愛相」に近いのだけれど大金をつぎ込み長ーい時間と手間をかけた自家製蘇チーズが粗チーズに成果てたとしても活かす道を考えたのだ。
それは池のタナゴに与えてみる事で毒性があるなら死滅するし、食物と思えなければ食べないだろうと野生の感性にも頼ってみたのだった。それが最初の一投、投入した段階ではサッと集まったけれどすぐに散ってしまった。「これは駄目か⁉」と思いつつ眺めていたら一匹二匹と接近し突っつき出して、そのうち群って食べ始めた。一番食欲旺盛なところを見せたのは産卵もせず肥大化してきただけのドジョウたちでホントによく食べるのだった。
夕方の給餌時間に梅干し大の団子で投入してきたがこの頃は躊躇なく集まってきて食べてくれるし健康状態も問題がなさそうである。ここでビビビッと来たのは「二枚貝の給餌にも使えるのではないか⁉」と言う事だった。貝の給餌のためになら一旦は水に溶かさなくてはならないけれど指にべたつく様な性状だから溶かすのは容易だ。
昨年の産卵期間内の給餌には豆乳・ヨーグルト・ビール酵母・糀・酪酸菌・ミドリムシなどの混合粉末飼料、端的には生菌製剤、豆乳、ヨーグルトが主材で自作して与えていたから今回の「自製白カビチーズもどき」も「いける!」のではないかと妄想している。とは言え人工餌給餌はタナゴの産卵期4カ月ほどで残暑が来る前に避暑池に移し自然下養生させるのが生存させるパターンになった。
前述のようにもともとの素材は蘇であり豆乳で、それを発酵させたものであるからして「使えるだろう!」の日和見感覚・正常性バイアスは強いのだ。
今回の写真は氷の田んぼに小生と共に水没し儚い一生を終えた後継のタフカメラのデビューである。フラッシュをたかなかったけれど雨模様の暗いこの日の水中撮影としてはまあまあの出来だろう。タナゴに産卵管はまだ見えていないから越冬のためマイアミに避寒させているドブ貝やマツカサ貝の帰宅は急がなくても良さそうだ。ゴールデンウイークの頃合いで良かろう。今期は昨期に成功の兆しを確認できた親・仔魚同居池内繁殖、まあ、自然下状態に環境を近づけての試みが待っている。


夕方の給餌時間に梅干し大の団子で投入してきたがこの頃は躊躇なく集まってきて食べてくれるし健康状態も問題がなさそうである。ここでビビビッと来たのは「二枚貝の給餌にも使えるのではないか⁉」と言う事だった。貝の給餌のためになら一旦は水に溶かさなくてはならないけれど指にべたつく様な性状だから溶かすのは容易だ。
昨年の産卵期間内の給餌には豆乳・ヨーグルト・ビール酵母・糀・酪酸菌・ミドリムシなどの混合粉末飼料、端的には生菌製剤、豆乳、ヨーグルトが主材で自作して与えていたから今回の「自製白カビチーズもどき」も「いける!」のではないかと妄想している。とは言え人工餌給餌はタナゴの産卵期4カ月ほどで残暑が来る前に避暑池に移し自然下養生させるのが生存させるパターンになった。
前述のようにもともとの素材は蘇であり豆乳で、それを発酵させたものであるからして「使えるだろう!」の日和見感覚・正常性バイアスは強いのだ。
今回の写真は氷の田んぼに小生と共に水没し儚い一生を終えた後継のタフカメラのデビューである。フラッシュをたかなかったけれど雨模様の暗いこの日の水中撮影としてはまあまあの出来だろう。タナゴに産卵管はまだ見えていないから越冬のためマイアミに避寒させているドブ貝やマツカサ貝の帰宅は急がなくても良さそうだ。ゴールデンウイークの頃合いで良かろう。今期は昨期に成功の兆しを確認できた親・仔魚同居池内繁殖、まあ、自然下状態に環境を近づけての試みが待っている。
