トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「シオカラトンボ出た!」

2023-04-16 | 小父のお隣さん
 16日、会のイベントで山菜観察の御一行様を案内していたので「シオカラトンボのテネラル」を見損なってしまった。S先生とSさんは視認できて撮影した個体を見せてくれたのだが小生が引率から解放されてトンボ池傍に行った時には影すらなかったし、その後はフイールドを移動しながら発芽や蛹化体の探索などでトンボの出現はすっかり忘れて帰宅。
 それでも行方不明になって失われたのではないかと思っていたアカボシゴマダラやアサギマダラの蛹化体をS先生が発見してくれて一安心だった。蛹化場所は小生が想いもしなかった場所で虫は虫なりの危機管理がある。

ジャコウは初見、ダビドは何処⁉

2023-04-16 | 感じるままの回り道
 蒔き忘れていたヤマウドとサルトリイバラの種子を点在播種していた横をジャコウアゲハが通ってタンポポに降りた。早速おっとりカメラで接近したけれど飛び立たれ二度目も失敗。まあ、概ね発生初期の生物は神経質である事が多く想定内の失敗。強いて言うならば「おっ!撮り逃がしたでチョウ…」
 今日のビックリはクロスジギンヤンマがパトロールしていた事である。発生初期にはどこで過ごすのか姿が見えない事が多く、これは珍事と言って良いだろう。池には新たに抜け殻が二つ。その上、藻の上で産卵していた個体がいたのだがオスのアタックで二匹とも舞い上がって消えた。

 傷心の心を奮い立たせ隣り沢までダビドサナエを捜しに行った。結局は空振りでアサヒナカワトンボ1匹を見ただけだった。ついでに取水部の上流部を見に行く。ここは昨秋の台風15号の爪痕で小生の微力では太刀打ちできない規模なのだが写真下側の河床に丸太を並べ杭に番線で固定して上流部からの流れが走らず左側に逸れるようにしなければならないのだが梅雨前には完成させたいと思いつつ、高齢には相応しくない体力勝負なので腰が引けている。

 しかしながら流れの方向を制御できず水流を走らせてしまえば河床が下がって取水升へ水を届けられなくなるのは必至なのである。この設えが出来なければ水域は全滅するから本来はなによりも最優先事項だけれど、斜面崩壊で車を接近させられない事態も長く続き、腰の調子が悪かったりではかどらない。「じゃあ、こうすれば…」なんて妙案はまずないし、ひたすら爺甲斐戦術!。まあ、水は低きに流れる物ゆえ志は高く持たねば。でもなあ、腰は痛く盛っている。