トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

柵の再生作業 2

2024-02-14 | 今日は真面目に

 初日は発電機のトラブルで予定は台無し。二日目はバラシて再構成で終わった。見た目は鳥居風で横板を二枚外して支柱に転用したからしょうもないと言えばそうなのだけれど高さが増した反面、最初の支柱より厚みが無いのが弱点だ。腐植部分も多くて耐久性に難点はあるものの防腐・防蟻剤を塗付すれば多少は使える期間を保持できるだろう。

 そこで地中に差し込む先端部分には防腐防蟻剤を塗り、地上部分には油性ペイントを塗る予定だったのだがこの日は予定通りには進まずあえなく昼食撤退となった。気温もかじかむほどでもなくなっているからお弁当持ちで良かったけれど、どういう訳か「午前中だけ」の出勤になってきている。ようやく腰痛から回復して動けるようになったのであるもののここで踏ん張って正月明けの手太楽、二番煎じでは泣くに泣けなくなってしまう。急がず休まず牛歩の如く、と言いたいところなれど馬力や牛力と比較できる体力でも無し、まあ、ダイロウに準じるところかもしれん。

 ダイロウやナメクジはヌルヌルと移動するがさすがに皮膚科のドクターから「油切れです!」と言われたように乾燥肌になってしまった高齢者では潤いが無い。売る老いがあれば売りたいところなれど得る老いだけで他に路は無し。そんな事で腰に手を当てつつ道を歩けばオオイヌノフグリが咲き始めている。そこで尋ねてみた「オオイヌノフグリとコジイノフグリとではどっちが立派か⁉」。山はシーンとしていただけだった。再構成した柵が鳥居ではなく卒塔婆に見える。