トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日の素労風努「発酵惣菜」

2024-02-18 | 何よりの楽しみ

 先だってに紹介した「ごどもどきAI小雪」なんて名称は中身が判り難い。まして「えひめAI」なんて代物はごく狭い範囲にしか通用しない名称である。そこで新たな名前を考えて「惣菜フローラ」が小生的にはお気に入りなのであるけれど、それこそまたまた「何て骨体!」となりかねない。そこで小学五年生のみぎり、担任のT先生から拳骨数発を喰らったあげく「能ある鷹は爪を隠す、と言うでしょう!」の小言を思い出して「脳ある小生だから学を隠さねば…」と極めて平凡、そのとぉーり!の名称にしたのだ。

 世間では「こんなもの喰えんわい!」と誹謗中傷・真実一路に晒されそうな食物ではあるが、「食べて味なきゃ判らん!」事もまた真実なのである。今回は前回の作品が緩くなり過ぎたから出来るだけ水分を除いて混合してみた。更なる工夫は自家製のザワークラウトを用意し混ぜ合わせた事である。これにより野菜は白菜だけだったのに加えてキャベツも入る事になり、より惣菜度が向上したと言って良いだろう。レシピなんて無いも同じな小生のキッチン作業ではあるが今まで作った経験値から今後のためにレシピを記載する。

          市販のキムチ   1パック 460g

          乾燥糀      100g(水を加え一晩加温し活性化させておく)

          ヨーグルト    1パック(400g)水分を抜いて200gのチーズ

        自家製ザワークラウト 250g

 これらを混ぜ合わせて一晩熟成させるだけで出来上がり。混ぜ合わせて試食してみる。やはり水分を少なくしたから旨味が濃厚に感じる。このまま大匙で口に放り込むも良し、熱いご飯に載せるも、パンに挟むも良し、麺類に混ぜ合わせても旨い。言わば万能のお惣菜兼ドレッシングソース⁉風になったのである。今回は納豆を混ぜなかった。混ぜれば「えひめAI」のお惣菜編になったのだが納豆の個性が強くて用途が限定されるのが理解できた。それで納豆を食べたい時はこれを納豆に絡めて食べる事にしたのだ。個人的にはマイブームでしかないけれど他の人の感覚は「オエーッ!」と思われるのが普通なのだろうと思っている。でも発酵惣菜の美味しさを知らないのは返す返すも惜しいと思う。

 今回、納豆菌とイースト菌は加えなかったのだが、これらを加えて調和のとれたエッ!品が出来るならば考えてみる価値はある。世間は除菌・殺菌全盛期であるものの生体そのものは菌の働き無くして生存は不可能で、体外・体内フローラと共生関係を強化するのが健康の素だろうけれど耄碌と高齢化は解消しない!。