トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ニホンアカガエル孵化、遊泳始む

2024-02-17 | 小父のお隣さん

 ニホンアカガエルの卵塊の上に黒々としたものが多くなった。孵化したてのオタマジャクシ、幼生と言った方が正しいのかも知れないのだがしばらくは静かに過ごしている。ものの本によれば自分を包んでいた幕体を食べて過ごすのだそうだが確認できる訳も無し。しかしながら全てが孵化し終えた後には卵塊の残渣すら消えているので「そうなのだろう」と思うだけなのである。

 この日、覗いたトンボ池の一画の卵塊のいくつかは孵化が始まっており、早い個体は遊泳していた。ニホンアカガエルのオタマジャクシはアズマヒキガエルのそれとは異なり群れないで三々五々好きなように遊泳しているのだが、そんな姿を見られるにはカレンダーは弥生の頃になるから、もう半月ほど必要だ。

     


柵の再生作業 3

2024-02-17 | 今日は真面目に

 ようやく二日ががりでの塗装を終えた。時間を要した理由は分解・切断する時に上下の横板を繋ぐ立て板を残していたからである。全ての部材をバラバラにしたら組み上げる時の寸法が定まりにくいから腐食の激しい立て板の下の部分だけ切断したためだった。鳥居風の形になったものの地中に差し込む立て板部分には防虫防蟻剤を塗付、上部の横板の部分は油性塗料を塗付したのだが二枚合わせになってしまった新旧立て板の内側には塗装出来ない。そうなると日当たり・風当たりが悪いだけに風化が早まってしまう。捨てても惜しくはない柵なのだがもう少しで使用可能まで再生できるので、古い立て板の部分を切断した。

 この切断は古い立て板の中ほど2カ所を電鋸で切断したのだが、切り離しが出来る段階で回転する丸鋸との摩擦で動いて丸鋸を挟む形になり、その抵抗で手前の方に「バン!」と飛び出してくるのだ。鳥居形の柵の片側を持ちながら切断されようとする木片を摘まむのも危険だ。当然、フエースガードを装着したのだが今度は視野の明白性が失われる。てなもんや三度笠、で恐る恐る切断作業を終えたのだった。

 地中に刺す部分は防腐防蟻剤の二回塗りをして気持ちだけ保存性を高めたつもり。上部は油性塗料を塗付したから耐候性は少しは出ただろう。しばらく好天が続くとの予報なので屋根の下には戻さずそのまま一晩乾燥させる。これで漸く柵として据え付けを行なえるがもう一日必要だ。