トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

シュレーゲルアオガエル初鳴き・キタキチョウなど初見

2024-02-20 | 小父のお隣さん

 未明まで降雨だったが晴れの空模様。一昨日から排砂弁を開放して自然排砂を期待し確認のために出かけたのだったが車両から降りたらシュレーゲルアオガエルの鳴き声が聞こえる。それも一匹二匹ではなくあちこちから鳴き始めた感じである。期せずして初鳴きを聴いた事になるけれどカエル自体の写真はまず撮れないのである。11時のフイールドの気温は18℃だから上着を脱がないと暑く感じる陽気である。しかしながら明日以降はまた冬の気温に逆戻りする予報なのでカエルたちもさぞかしビックリ玉手箱だろう。この日の最高気温は23℃と夕刻の天気予報番組で報じていた。

 さて、トンボ池通りに昨秋にばら蒔きしておいた花菜が開花しているのだがここにキタキチョウやスジグロシロチョウが見えた。帰り際にはキタテハかアカタテハか区別できない個体が一頭飛翔していた。これらのチョウも初見として良いだろう。けれど「きっとそのうち…」と懸念していた通り、育ちの良かった花菜が茎から5本ほど切り盗られていた。刃物で切った痕跡歴然なので大人の仕業である。飾るつもりだったのか食べるつもりだったのか知らないけれど一人いるだけで全滅する株数を傷める人格は理解出来ない。

 さて暦の上では1月4日にムラサキシジミやムラサキツバメなど4種のチョウを観察しているのだけれど一応、寒の前なので昨季の期間にしている。寒開けてからの確認が当期の始まりとしているのだ。記録として正しいかどうかはともかく小生個人の認識の範囲内なので特段の齟齬は無いはずだ。飛翔する姿は見えなかったのだがこの日も猛禽の鳴き交わす声が聞こえていた。先日、S先生やSさんといた折りにも鳴き声や飛翔もあって名前を教えてもらったにもかかわらず出てこない。短期記憶の後退は明確であるけれど猛禽類が営巣繁殖しているのが確実になったのは嬉しい。カエルたちには「産めよ増やせよ末代までも」と発破を掛けたい。かくして水商売・自転車操業は続くのであった。

     

 


柵の再生作業 4

2024-02-20 | 今日は真面目に

 塗装後丸一日乾燥させ午後から雨予報のこの日、ようやく柵を設置出来た。前の柵のように連続して並べなかったのは高さが増えた事で連続柵では入りずらい。日本男児としては胴長短足眉目秀麗質実剛健の小生には使い難くなる。

 そこで隙間を開けて据えたのだがもう一つの理由に「植え付け面積が増えている」事もあったのだ。フジバカマとノアザミは従前の柵の範囲外まで増やしてきた事で、そちらまでカバーしないと踏み潰される事になる。一見して「花壇」風には手入れをしない「野草園風」なので頓着のない他の人たちは雑草程度の認識しかないのが通例なのだ。花の時期に足を踏み入れるのは小生とS先生、Sさん程度であるものの、それ以外は全く踏み込まないかと言うとゼロとは言えないフイールドである。

 冬の最中の水域に侵入者の足跡が続いている理由は不明なのだが昨季、足跡を残した水域にはヒシの発生が観られ、繁殖力が旺盛で環境破壊になるからと見つけ次第に排除したのだが、ヒシの実は泥中にあったから人為的に埋め込んだとしか思えない。オオカナダモなど投入していく輩もいるし、盗掘していく輩もいる状況では巡回見回りそのものがストレスになっているのも現実である。