トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ニホンアカガエル産卵数

2024-02-07 | 小父のお隣さん

 腰痛も湿布薬が必要でも無くなって「2月からフイールドへ」と思っていたものの台車が新車に近い3ナンバーでは大変恐れ多くて買い物にも出かける気にもならず運転しなれた自車が来るまでと初旬はお休み。そうこうしている間に雨模様になったりして滑るフイールドでの行動は腰痛病みあがりでは踏ん張りが悪い。てなことで瞬く間に一週間が経過してしまったのだが今朝からは「出かける!」決意だったにもかかわらず曇天だったので躊躇してしまった。それでも日差しの戻った10時前になって「産卵数の確認」に出かけた。

 今回は記録も兼ねてメモを取る。前日までの降雨で水域全体が濁っていたけれど卵塊は浅瀬にあり水面に上部が見えているので数える事が出来た。集計結果は124卵塊だったので4日の卵数より10卵増加している。これは見込み通りだったのだが水域の濁りで数えきれなかった卵塊もある可能性もあり、更にはもう数個が遅れて産卵される事も無い訳でも無いけれど一応の処、今期の総産卵数とする。昨季の産卵数は105卵だったから食物連鎖系の中軸は安泰だ。

 最初の産卵から既に2週間目、卵塊の中の胚も大きくなって黒味が良くわかるようになった卵塊も出て来た。二月後半になればシュレーゲルアオガエルの鳴き声も聴かれるようになるはずで、「春」を実感する。我が少年期での春を実感する頃は雪っ原の「凍み渡り」が出来るようになるころでそれは3月の中旬以降だった。水田部に小川や田んぼの水面が覗かれる頃になるとネコヤナギヤアカガエルの卵塊を見に雪っ原を歩いて行ったのだが、この頃の日中に役場のサイレンが鳴るのは「川流れ」が多く、この時期の川流れはまず助けようがなかった。ネコヤナギやフキノトウなど採りに寄って雪庇が崩れての落下事故がほとんどだったし雪解け増水中なので泳げても這い上がる手段も無かったのである。

 トンボ池1:16   トンボ池2:31   泥水池:33  分水池:3   棚田部:4  温水田:16  二つ池:13     合計124   上の池と林接池には産卵無し


今日のエッ!品「プルーンとレーズンの羊羹」

2024-02-07 | 何よりの楽しみ

 屋外作業を先送りしている現状ではどこかで何かをしなければ一日が長すぎる。耄碌しないで身体が動かなくなったらと思うと一日一日は地獄の長さに違いない。となれば耄碌は「時の氏神」とも言える面もある。まあ、それはともかく暇つぶしにまたまた羊羹を作ったのだ。高齢者ともなれば噛む力も弱くなり「よう噛めん」様になりがちで、だから噛み下し易い羊羹にした訳でも無いのだが、強いて言えば「マイブーム」てなもんや三度笠、なのである。

 前回のトウモロコシ羊羹は柔らかすぎたので今回の寒天量は二倍にした。けっして羽毛量を二倍にしたのではない。頭頂部は二倍にしたいけれど、これは生涯叶わぬ夢であったわい。で材料はフードプロセッサーで粉砕したが果実だけだと外周に張り付いてカッターは空転するだけなので牛乳を入れて流動性を保つ。寒天液も牛乳で用意し、そこにレンジで熱くした粉砕物を入れる。常温のままだと入れた端から寒天が固まる可能性がありダマになるのを防ぐ意味がある。

 投入し弱火で沸騰数分、そのまま容器に長し粗熱を取ってから冷蔵庫で一晩置いた。風味付けにシナモンを入れてあったけれどドライフルーツの風味が勝りシナモン風味は感じられない。試食の第一印象は「キビ糖の甘味」であってフルーツ感には欠けた。とは言えドライフルーツそのものを食べるよりしつこさは減少したので食べやすい。ゴールデンアッサムを渋めに入れて食べて見たのだが、街中の店舗では高級品のセット風なのだろうけれどキッチンで立ったままの試食ではお洒落も優雅も何もあったものではない。とは言え爺我自賛の自己消費品であるから自己満足し午後の一時を堪能できたから祝着至極ではある。