トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

辺縁部、北の段1と2の刈り払い

2019-08-15 | 今日は真面目に
 従前はウルシを植樹するための場所としての刈り払いだったけれど、この頃は威之志士様が跋扈しないように侵出させないための刈り払いに重きがいってしまった。植樹の目標は捨ててはいないものの労力を考慮すると加齢に負けてしまう。
 それにウルシにかぶれる体質なので、少年期の股間までかぶれた記憶はトラウマでもあるのだが、国産ウルシの重要性を考慮すると痛くはないが痒いばかりだ。

 ボヤキはともかくとして北の段1と2を刈り払う。最上段の1はセイタカアワダチソウとヌスビトハギ、ヤブジラミの混成で、どれも迷惑外来植物である。ヤブジラミとヌスビトハギはここ何年かで急速に勢力を広げた。入り込む人為的要素もあるだろうが威之志士などの跋扈も大きく関与していると思わざるを得ない。

 さて北の段1の中央部は根上がりで倒れた杉がある。根張りの厚みは2尺程度で樹高15mを支えるには貧弱すぎるのは一目瞭然なのだが周囲の樹木の根張りは大同小異で浅い表層土壌が原因である。
 この段の中央部には威之志士様のお休み処が設えてあった。当然周囲を含め低く刈り払い見通しを良くする。とは言っても根上がりして倒れた杉が視界を遮る遮蔽物にもなっているから幹と根張り部分を切り離して見通しをも良くしておかねばならない。
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 段2はヌスビトハギとヤブジラミが主で上段より絞り水が出ている関係でヌタバが出来ていたがコーヒーは売っていない。それで恥ずかしいのか目立たないように草薮の中央部に作ってある。賢いというより悪知恵が働く獣ではある。
 ここまで刈り払ってタンクの燃料が尽きた。32℃の作業環境では給油して作業継続する気分にはなれず、頭の中は「冷たいシャワー」が渦巻いてきたから率直に敵前逃亡した。まあ、指さしされそしられる心配は皆無なのだ。全ては己の胸先三寸なのである。
 つまりはまあ、古人曰く「眼裡の砂 耳裡の土 体躯の大汗」と言うではないか・・・。
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