トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

箱入りは嫌!なのか嫌地なのかねぇ、裸地とおんなじ・・・

2023-04-20 | 感じるままの回り道
 昨季、一念発起してイヌガラシの花壇?を設えツマキチョウの増殖を狙ったものの、どれだけの効果があったのか今期の発生数を見ると骨折り損にも思えるのだが、それよりも何よりも「フイールド七不思議」に突っ込みたくなる現象が見られたのは囲いの中である。

 昨季、イヌガラシを株数にしてどれくらいだったか、刈り払われてしまう範囲から掘り上げて移植し結実させるまでうまくいったのだった。活着も育ちも旺盛で種子もたっぷりと結実させてくれたのだった。地上部が枯れるままに越冬させ「さて春の萌芽は昨年以上の繁盛だ!」と期待を込め氷の緩む時期から地表を覗いてきたのにいっこうに姿を見せない。
 周囲の草地に点在する株はしっかりとロゼットを展開し花径を伸ばしてきた頃でも存在が確認できなかった。「イヌガラシは宿根草」と理解していたのに不思議だったのである。ヘビイチゴなどを抜き取った後に現れたのは草丈10cmにも満たず花穂をつけたイヌガラシが各囲いの中に数本ほどだ。なんじゃこりゃぁー!と思ってしまった。

 宿根草だと思っていたのにその姿は薄く、昨季に大量の種子を落したはずなのに発芽成長も無いみたい。とは言うものの地表には耳かき程度の双葉がたくさん見えているので「これかも?」と思いつつも確認は出来ないのだ。もう少し育って本葉が出れば確認出来ようが、それにしても野草の中の本種はすでに開花しているので発芽もとうの昔に有っても良いのではないかと思うものの素人には理解の範疇外である。このままではフジバカマの花壇になっちまう。
 考えられるストーリーは「囲いが嫌!」で「やはり野に置け」とぶちゃむくれしたのか、それとも強い連作障害の性質を持つのかどうか、こっちはとんと分からない。とんと疑問があったとさ、とんだ事態になったとさ、とんとん拍子は飛んじゃったぁー!。まあ、とんでもないとんだ事態でとんと昔の事で無いトントンカラリトンカラリ…。




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