若草の萌える前に林床のネザサの処理をする。もともと、この一帯はアズマネザサが人の進入を阻むほど密生していた区域で、今もって駆逐できていない。
夏と冬の二回位は萌芽株を地表と一緒に刈りはらっていても根絶できないほどタフである。今回は風倒木となった松の枝葉を払った場所を中心に、枝葉の移動集積を行いながら、その中で成長していた笹竹を駆除した。
倒れた松の枝を幹から切り離しただけの状態だったので、集積したように見えるが、中は空間だらけだ。ここ何年か周囲の刈り払いを実施すると、毎年、蜂に襲われる場所でもあった。
特に、地下に巣作りをし体色の黒い小さなクロスズメバチは、発見が遅れ被害にもあっている。小生は手袋と袖の隙間だけだったが、会友は顔と首筋に10か所近くも刺された。この違いは防護面を付けたか付けなかったかに寄るのだけれど、蒸し暑い夏の作業で防護面は不快でもある。これで今季は安心できるだろう。