トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

遅い産卵

2016-06-20 | 小父のお隣さん
 もう産卵は終わったと思っていたのに梅雨に入ってモリアオガエルの産卵が再びみられるようになった。同じ場所ではないものの離れた池で三つほど数えられた。
 泥水池3の脇にあるクルミにも今季2回目の卵塊があって眺めていたら至近の枝にモリアオガエルがいるではないか。オスかメスか判別できないが、産卵後も留まっているのは珍しいと言って良いだろう。
 地上の茂みに目を転じれば、すでに陸に上がったモリアオガエルの子どもも散見される。まだ尾部が突き出ていて、まるで目薬の容器みたいだ。
         ヤナギの卵塊            クルミの樹上

セルカリアによる「水田皮膚炎」が発生した!

2016-06-19 | 勢子、雨毒に侵されて呻く
 患部の写真を掲載できれば良かったのだが撮影させてもらえなかった…。小生の郷里は越後で稲作農家だから子どもの頃から水田には入っていた。特に田起こしから田植え、除草などの作業は素足で田んぼに入る。そんな環境下でも「水田皮膚炎」なんて聞いたことも見たこともない病気だった。
 
 今回、隣接する上部の棚田までを活動圏にしているグループの3人が「水田皮膚炎」を発症したのだ。発端は6月11日の田植えに始まる。この日はグループの活動日ではなかったのだが有志3人が棚田の田植えを行った。その3人に「水田皮膚炎」が発症したのだ。
 患部を18日に見せてもらったが足首からふくらはぎにかけ赤い発疹が無数にあり、見た目にも気持ちがよいとは言えない状態だ。素足で田んぼに入った人の甲の部分は少なく、地下足袋装着で田植えした方はふくらはぎ周囲だけである。苗を植えていた手の症状は少なかった。

 このことから水田の水に長らく浸かっていた部分の被害が多く、抜き差しして泥との摩擦が多い足先には感染しにくかったのが見て取れる。
 皮膚科受診して「水田皮膚炎」と診断され鳥が運ぶ感染症だと言う。人間には寄生しない、いわゆる「住血吸虫」なのだそうな。

 ネットで調べたら「カモ類、サギ類が運ぶ感染症」で「ヒメモノアラガイ」が中間宿主貝とある。「ヒメモノアラガイ」は生息しているし、水辺に餌となる生物が増えたことでカルガモ、アオサギ、カワセミなどが頻繁に立ち寄るようになった事と関係しているのだろう。
 水生生物のみならず水辺の生物も増え、捕食動物も立ち寄るようになった事を喜んでばかりいられない現実が身近に出現した。

 今まで両刃の剣は人と人の関係にだけあると思っていたが、今回の事で「水辺の生き物を増やす」という目的達成する中にも存在するのが理解できた。浮世である…。と言うものの動植物の多様性向上や食物連鎖の中に自覚していない多様性や命の連鎖があると言う事に他ならなく、仰ぎ見れば大宇宙、掘り下げれば深宇宙と言う事なのだろう。吾輩は哲学者である、なんちゃって。

あれ!何だっけ?レアだけど…

2016-06-19 | 小父のお隣さん
 「駐車場所!駐車場所!」とフイールドに向かう途中焦ってしまった。フロントガラスに虫が引っ付いたからで、その虫がなんとも珍しい「何だっけ?」としか言いようのない昆虫だったのだ。
 数年前に兄も出会って写真を送ってよこし名前も分かったのだが、今回、メモリーを探してもブログ内を探しても見つからなかった。ということで名前が思い出せず図鑑でも到達できず気持ちが悪い。
 兄からの写真の個体は青色や赤色があったように記憶しているのだが、今回の個体はオレンジ色というか虎斑のようだ。運転中だったので腹部から見る位置になったものの「こいつだ!」と瞬時に理解できた事を見れば痴呆は進んでいないのだろう。
 まあ、ともかく撮影するには停車させねばならず朝のラッシュ時に交通妨害もできない。途中のドラッグストアの駐車場にお邪魔して撮影会とした。
  頭部    全身像    尾部
 後日、兄から電話があって「ビロードハマキ」と判明した。図鑑の索引で当たったら掲載されていたが蛾の仲間で、羽を展開させた図で色あせていて見落とししたようだ。ネット検索でも出てきたが色彩や模様には多少は相違があるみたい。

刈り払いしながら整姿剪定

2016-06-19 | 今日は真面目に
 突端部法面と原っぱの刈り払いを実施。植栽した樹木の成長を促すため葉の量を減らてしまう整姿剪定をあえて実施してこなかったのだが、これが刈り払いや通行の妨げになっていた。「樹木第一」と不便を忍んできて今回ようやく整姿剪定を実施する事にした。本来ならば整姿剪定する時期でもないのだろうけれど、刈り払い作業の具合や葉枝の込み具合を見ながら行うには刈り払い作業中が好ましい。
 椿は地際から緑の円錐形に育っているが、この中にネザサのシュートや蔓草が発生し刈り刃の先が見えなくて除去しずらかった。コナラやクヌギ等の広葉樹も低く下枝が伸びて作業や通行に邪魔だった。今回、刈り払いを行いながら整姿剪定を行って結果を見れば「清々したぁー」に尽きる。
 林内作業時もそうなのだが、間伐・除伐や整姿剪定も終盤になると風が入ってくる瞬間がある。林間なんて空間だらけだから通風など容易そうに思えるが、ある程度の空間割合に至らないと風の流入は感じられないので、この瞬間に出合えると健全環境を実感する。
            椿の基部        原っぱ部のスッキリ感 

「尺八もどき」である

2016-06-18 | 何よりの楽しみ
 秋祭りへの出品作品、そろそろマンネリ化してきた様にも思え新機軸を打ち出そうと下降線にあるだろう脳みそを絞ってみた。下降線にある心身で加工せんと考えるのだから本物はまず出てこない。
 今回も「ナイスアイデア」と爺我自賛で「尺八もどき」を試作した。乾燥してあった四方竹を使用したのだが、長らく日向に放置していたため割れが入っている。稈の内径まで到達していないようなので接着剤を擦り込んでひび割れを埋めた。
 後は穴の位置を決め所定の穴を開ける。「尺八もどき」のミソは「音を容易に出せる」に尽き、これで運指に集中できるのである。伝統の尺八では音を出すまでに習熟が必要だ。「尺八もどき」なら甲音、乙音とも容易に出せたし「首ふり」だけは出来ないものの「首ふり〇年」なんて事に煩わされる必要も無い。運指さえ習熟して伝統管に戻れば良いのだ。
 調音までは出来ないものの試作品で「君が代」を吹いてみた。多少の音程のずれはしょうがないとしても素人が伝統音に触れられることはそれなりに意義があるだろう。何より徐竹材を活用できるのがよろしい…。
 素材にした四方竹だが節の周りに固い棘、外皮も細かいヤスリ状で手触りが悪い。カンナとサンドペーパーで滑らかにしエゴマ油を塗装して完成させた。枯れ色というかよい仕上がりになった。
 この結果に気をよくして「ケーナもどき」も試作してみよう・・・か。
 
  穴あけ ➡  完成     吹き口

今日のトンボ 探訪「赤いべべでも判らん」

2016-06-18 | 小父のお隣さん
 誘われて調整池に出かけた。自宅から歩いても行ける距離なのだが鳥にしても植物にしても「観察」しに出かける事は少ないのである。
 コシアキトンボやチョウトンボが生息しているのだが、この種はフイールドでは飛翔していない。実物を見るには多少はご足労を掛けねばならないと言う事である。コシアキトンボの飛翔は見られたが全く止まってくれず、あろうことか柳の綿毛が風に乗ってくるのにアタック三昧なのだった。恐らくハムシの仲間と思っての捕食行動なのだろうが、これでは撮影不可能だ。
 そんな中、足元を見ると赤いイトトンボが居るではないか。早速1枚撮影したが図鑑と対照してみてもいつも通り???で終わる。体色が赤いので判別は容易と思ったのだが、このトンボ、体長は40mm前後あった。赤くて体長40mm程度となるとべニイトトンボが相当するが、背面は黒くない。背中が黒いのはアジアイトトンボなのだけれど体長30mm程度の表示だ。モートンイトトンボも30mm程度とあったから除外すると「後はおぼろ、後はおぼろ、調整池ブルース」よ…。

         めくれども尽きぬ迷いのデクショナリー (1拍手)

植樹終わった!

2016-06-17 | 今日は真面目に
 今季、予定していた樹種の植栽が終わった。梅雨入りまでに終了させたいと鉢替えし、やきもきしながら苗木の世話をしてきたが、ようやくポット苗の世話から解放された。梅雨前に定植できなければ次の機会は秋口になるから、これでは苗木の水管理に気の休まるときが無くなってしまう。
 早春に購入した苗木には幼すぎて直ちにフイールドに定植できかねるサイズもあったので、ロングポットに鉢替えして育てていたのだが、ようやくポットの底に白根が見えてきて定植適期と判断した次第。
 植え場所のバランスも景観も考慮しながらの定植だったので一斉にはとてもできる作業では無く、場所を選択し、ようやく30本を丁寧に定植し終えた。安い苗木ではないので活着100%を目指すと他人任せには出来なくなってしまうのが貧乏性と言うものだろう。
 ポット苗をフイールドに入れると日を於かずして猪の被害に遭うのが通例で、今回は忌避剤としてオ〇ト〇ン粒剤を植え付け部に散布してみた。小生でも不快な臭いに感じるから猪には更に不快に感じるだろう…と言うのが小生の希望的観測。結果は数日で判明する。
                ➡     

今日のトンボ「ホソミオツネントンボ?」

2016-06-17 | 小父のお隣さん
 泥水池で見つけ撮影する前から「判別できないだろう…」の予感があった。体長40mm程度で華奢に見えるイトトンボだったが♂の青色が美しかった。
 四本鍬で池の植物を除去している最中に遭遇したため、手は汚れているしメガネは汗が流れて視界不良になっていた。数枚の撮影で状態が良かったのはこの一枚だけだ。図鑑と照合してもはっきりと判断できなく体長と体色で「ホソミオツネントンボ」かなあと推定した次第。オツネントンボは確認されているが小生は現認していなく、これがホソミオツネントンボだとすれば小生の初見になる。
 今日の様に稀種で繁殖行動していても翌年見出される訳でもないので自然界の厳しい一端を知る事となる。極楽とんぼはいてもトンボ極楽は難しい。

ヤマトシリアゲ様のデザート

2016-06-16 | 小父のお隣さん
 写真がブレてしまったものの様子が伝わればそれでよいのだが、そんな事のないように数枚は撮影しておく事を心がけてみても全てダメな場合もある。この撮影は暗い樹下だったからスローシャッターになったのかチャンスは逃さぬと気がせいたのか…まあ、「どっちもー」だろう。ちなみに小生、ヘアピースは装着しない。
 ヤマトシリアゲは肉食吸汁昆虫とばかり思っていたのだが、クワの実で吸汁しているのを度々見ているので動物の体液だけが食料なのではないのだと知った次第。それだけのことである。こんな場面を度々目撃していると言う事は、それだけクワの樹下に寄るという事で、小生の嗜好行動がバレてしまう。
 昨日になって渡世に巣食う吸汁生物層もようやく尻を上げた。両友愚直では無かったが死誘同体一蓮托生ではかなわんからなあ…。

一日成さざれば一日壊される…

2016-06-16 | 今日は真面目に
 尾根突端部台地の刈り払いをする。在来種のタンポポが種子を飛ばした後に一回目の刈り払いを実施し二回目になるのだがイネ科の野草を中心に膝丈まで成長している。中でもアズマネザサのシュートは背丈を超えアズマネザサの藪至近部は密度も高く出しゃばってきた。
 シュートの見えないところも低く株立ちで萌芽が絶えない。現在は低草地で維持しているが手入れ前はネザサの藪だった場所だから、年に数回はネザサ抑制の刈り払いを実施しないと、おっつけネザサの藪に戻ってしまう。
 「里山保全」などと言ってみたところで実態は主導権がある訳でなく、植物の席巻力に押し込まれ脅迫的自転車操業の作業を止められない。例えて、戦中では「いつまで続く泥濘ぞ…」の兵隊、詩人では「じっと手を見る…」そんな感覚…。
                 ➡ 

今日のトンボ「マユタテアカネ出た」

2016-06-15 | 小父のお隣さん
 水見回り中、やや小型のトンボを見る。「アカネ属か」と当たりをつけても確証はないが、マユタテアカネだけは小生にも区別がつく。と言うものの、顔面の眉に見立てた…と言うより豚の鼻孔に見える黒丸を確認しての話である。小生には豚の鼻孔にしか見えず、公家さんの眉とイメージはつながらない。
 それはともかく、赤いトンボが多くなるのは賑やかで嬉しいのだが赤くなくては「赤無え属」つまらない。

補植一本

2016-06-14 | 今日は真面目に
 カイガラムシに取りつかれ煤病も発生し枯れ死してしまったサスルベリの補植ををする。もともと補植するつもりはなかったのであるが、庭から抜き取った一本が枯れずに芽吹いたので生かす事にしたのである。
 フイールドのサルスベリはどういう訳かカイガラムシや煤病に侵されやすく、そのうえイノシシが根元を掘り下げたりし何本か枯らしてしまった。今回植えた1本も根付くまでに掘り返しに遭う確率が高いのだけれど支柱3本で囲って何とか防ぎたい…と無駄な努力を加えてみた。
          定植水決め   ➡    結束固定

今日のトンボ「混血種?!」

2016-06-14 | 小父のお隣さん
 一見するとオオシオカラトンボ風なのだが腰回りの二色は「なんなんだ!」と思わざるを得ないトンボだった。腰の色違いはコシアキトンボ風でもあるがコシアキトンボではないだろう。図鑑やネットの写真を参照したが求める答えにはつながらなかった。
 小生の素人感想は、オオシオカラトンボの雄雌同体種…、まあ、ありえない妄想だろうが、ここで思い出したのは郷里でのヤギの出産で、出産した子ヤギをみて「般若か…」と爺様が言った場面が記憶にある。「般若」の意味が分からず尋ねたら二か所を指示して教えてくれた。子ども心に印象強く記憶された場面だった。トンボに存在するのかどうか知らないが生物である以上、可能性はあろう。
 というエピソードを記憶していても、「般若」からヤギに糸を辿った事は無い。

万事頭風・・・行使混同

2016-06-13 | 感じるままの回り道
 6月ともなると窓を開けて就寝する夜が増す。午前四時前には朝の気配を感じるのだが今年はツバメのしゃべくりが全く聞こえてこない。今までだと、まだ暗いうちから何やら話し合っている風に思えるしゃべくりで目覚めたものだが、住宅も増え巣作り子育ての環境では無くなってきたのだろう。

 家の玄関に巣台を取り付けて何年経つか、結局は巣作りにつながらなかった。それに比べて早朝から大声でさえずるイソヒヨドリは定着し始めて10年は経つし、今季、未明から「やけに騒々しい声だ」と思っていた主はガビチョウだった。ガビチョウは「迷惑害来種100選」に入っている…なんて記事を見たような記憶があるがイソヒヨドリと言えガビチョウにしろ逞しい種だけが姦しい郷は閉口するしか無く途方に暮れる。

 たださえずっているだけの東の都での逞しい政界種には「都呆に…」としか言い様が無いが鳥に例えればオウムインコ(隠行)か…。この「信義と誠実の原則」すら持ち合わせない輩は、神仏に委ねるしかない渦中にある若い歌舞伎者の会見節度の足元にも及ばない。まあ「公僕」とか「潔く」なんて死語になってしまった連中ではあるが「セコイ」や「公私混同」なんて切り口でしか表現しない側も側である。

泥水地の刈り払い

2016-06-13 | 今日は真面目に
 泥水地の草丈が伸び、見回りにストレスを感じるようになったから通路の部分だけ刈り払う。水域内も植物が覆い始めて除草の必要があるのだが、通路を開けねば作業もやり難い。
 水際のカサスゲは塀のように残したしミゾハギが大株になって水域内にのさばり始めたから通路を刈り払った程度では写真に水面が写らない。
 小さな水域では植生だけでもバランスを保って構成を維持させるのはなかなか難しい。復元し保全していく作業といっても環境の統制は人智を超えるものがあって、対策はアナログ・ローテク・ローカルの三種の仁義で汗水たらすことに頼るしかないのが現実だ。