GITANESのパッケージデザインは、白の面積如何で
夏物にも冬物にも見える。
それとは無関係に・・・。
職場の店舗には春物生地のバンチ(オーダーのサンプル生地を束ねたブック)がどんどん入荷されている。
春だからだ。
「お!」とか「おう!!」とか「おぉ・・・」などと小さく声を上げながら
それらを眺めるのは、次はどんな自分用スーツを作ろうかと妄想しているからである。
例えば、面白いジャケットの生地を見つけて
「お!」と声が出て、
かなり理想に近い、黒いサッカー生地を見つけて
「おう!」と声を出し、
それがかなりの高額だとわかって
「おぉ・・・」と声が漏れるのである。
スキャバル というブランドのバンチも届いたのだが、パラパラめくるだけで
やはりこの生地の良さがわかる。
しっとりとした手触りでありながら、SS(春夏)用の生地なのだから
そのシーズンに合わせた快適性ももちろん備えている訳だ。
誰にでも似合う生地ではないかも知れないが、後々まで印象に残る色柄・感触である。
でも、30万。
従業員割引があってもホイホイと買えるモノではない。
生地探しはしばらく続くのである。
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