GITANESで小休止すると、中休止になってしまう。
それとは無関係に・・・。
法事の用意。
早いもので、もうオヤジの三回忌がやってくる。
狭い自宅でやるもんだから、それはそれはバタバタする。
お供えに対する粗供養はどれぐらいが妥当か、
あれとあれと商品券○○円ならどうだろうか、いや、それでは
失礼だとか、いやいやそれではかえって恐縮されてしまうのでは
とか、お車代はどうするのだ、とか、
坊さんのお布施は、塔婆料は、茶菓子は、
ああ、お参りに来た人への昼食(膳)はどうするのか、
狭いところで注文もしていない膳を食べてもらうより、御膳料を
渡す方がよいかも、とか、
そもそも誰にどれぐらいのお供えをいただくのか事前にわかる訳が
ないし、不足も渡し過ぎも失礼だし
あ、座布団はどこへやったっけ?
墓参りの交通手段はどうするんだっけ?
そう言えば経机の傷みが気になっていたなあ、あ、花はどうするのだ?
なんてことで、身内ばかりだとは言え
それなりに気を遣うものである。
身内ばかりということは、少なからず私といくらか同じ血が
流れている人ばかりという意味なので、程度の差こそあれ
頑固な人々が集合してくる訳だ。
そうなると、どうせ全員の満足度を限りなく高めるなんてことは
到底無理な話なので、あとはいつものように開き直るしかない。
「ええ、先日枕元にオヤジが立ちまして、『法事はまあ、
あんたたちの思うようにやれ』と申しておりました。故人の意思を
尊重させていただきまして、万事略式でチャッチャッとさせて
いただきます」
ととぼけてしまえばいいのである。
諸々の批判は噴出するかもしれないが、なーに大丈夫。
私は次男で、弾除けには長男がいる。
彼はそういう行事などには囚われない御仁であり、非常に
大らかに構えている。
私はと言うと、本当はそれにさらに輪をかけた
「どうでもいいじゃないですか」という人間だ。
滞りなく進行すること間違いなし。
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