ＡＴＭ

GITANESの踊り子のような姿勢で待つ。ウソだけど。
それとは無関係に・・・。

銀行からはがきが来た。
「通帳に未記帳の取引が増えており、これはダメだから
記帳にきなさい」という出頭要請である。
先日律義に自宅最寄りの支店へ昼頃行ったら
なんと窓口業務は昼の１時間ほど停止しているというではないか。
知らない方が悪いのだ。だって現実に閉まっていてどうしようもないのだから
こっちが悪いとしか解釈しようがない。

本日、別の支店へ改めて行った。
まずＡＴＭで別件だが入金。
ＧＷ直前ということか、ものすごく長蛇の列になっている。
あ、こりゃ時間かかるなあ・・・と思ったが、行列のそれぞれの人が
それぞれとそれなりの距離を保っているためだとわかった。
ギュッと詰めればそんなに長い行列ではなかったわけである。

老人ふたり程、マスク未着用だった。
それぞれがハンカチで口を押えていた。
マスクを忘れてきたのか、買えずにもう備蓄がなくなってしまったのか。
どちらにしても気の毒な光景である。


窓口へ移動した。
数冊に及ぶ可能性のある記帳作業でも本当はＡＴＭの機械でできるらしいのだが
そこは生来の機械オンチである私の真骨頂を発揮している場合ではないので
窓口へ行ったのだ。コロナ禍の最中で窓口業務を増やしてしまい、大変申し訳なかった。

案外空いていた窓口ではイスに座らせてくれ、手続きをやってくれる。
懇切丁寧。
窓口の人たちは当然感染するかもしれないというイヤな予感がありながらも
丁寧な対応で、こっちが恐縮する。どうもごめんなさい。多分私は
コロナ持ってませんが、ごめんなさい。

銀行オリジナルのアプリ登録を勧められた。
これを使えばいろいろ便利らしい。
では、ネットバンキングとして振替などもできるの？と尋ねると
「それはムリ。」
あ、別なんだ。
しかし、今後特別な場合を除いて通帳記帳命令を食らわずに済むとのこと。
便利なのかどうなのかまったく判断はつかなかったが、
こんな状況下でそういう説明もきっちりやってもらったもんだから
それを断るほどの図太さはない。
はいはい、やります、すぐ登録しますと、目の前でアプリ登録した。
多分使わないのに。

通帳記帳はすぐに終わったが、満タンの通帳２冊になった。

コロナ数景

GITANES嗜好中ならもっともっと怖かっただろう。
それとは無関係に・・・。

避けて通れないコロナのはなし。
あいさつ代わりにもなってしまっている。

ウォーキングやジョギングの際にもマスクは求められるのだな。
あんなものつけて走れるだろうか。
私もたまに外を歩いていたが、マスクをつけてウォーキングするのが
どうしてもイヤなのでやめてしまった。
人と出くわさない深夜ならマスクなしでもいいのだろうか？
でも、職質の嵐になる可能性もあるから、かえって煩わしい。

飲食店は持ち帰りや配達に活路を見出そうとしている。
そして弁当はみな「ワンコイン」程度の料金で済むような設定になっている。
外食の代わりになるぐらいの、ちょっと高価なものがあってもいいと思うのだが。

シャツ生地を使った布マスクも登場した。
服とのコーディネートを楽しむということにはならないだろうが
機能はどうなっているんだろうか。ガーゼなどを挟むのだろうか？
私も、不要なジーパンを使ってマスク制作を誰かに依頼しようとして、
試しに口にジーパンを当ててみたが、息ができなかった。
コロナの前に窒息で死ぬ。
インディゴの色はいいだろうけど、デニムはあかん。

ハンドソープの在庫も頼りなくなってきて、アルコールの消毒液も
入手困難。次は固形石鹸に注目が集まるだろう。
しかしやっぱり「手を洗う」ことの重要性は高い。
そして、蛇口から水がきちんと出てくるというのは、本当にありがたい環境だ
ということに気づく。

さあ、もう一回手を洗おう。

シェークスピア

GITANESのスペルはわかるが、シェークスピアは知らなかった。
それとは無関係に・・・。

William Shakespeare
おなじみ、シェークスピアのことである。
文字通り皆さんおなじみの、である。
でも、ほとんどの人はその作を読んだことがないだろう。
もちろん私も読んだことがない。
そしてこれからもきっと、ない。それで全く困らない。

今日はシェークスピアの日と呼ばれることもあるようだ。
なぜなら「この日に生まれてこの日に没した」からと言われる。
正確には、出生日は不明らしいが、洗礼日が今日であることから
『この日にしてしまえ』ということなのだろう。

同じ年に生まれた人物でいうと、ガリレオガリレイ。
もっともガリレオは早生まれなので、学年はひとつ上だ（学年という考え方は
そのころのイギリス・イタリアにあったかどうかは知らんが）。
その他、ウィリアムアダムスは同じ年に、同じイギリスで生まれている。
シェークスピアとまったく同級生だ。
ウィリアムアダムスというよりも、三浦按針と言った方が日本では通りがいいだろう。

とにかく、シェイクスピアの日でもあって、ついでに「ドン・キホーテ」の作者セルバンテスの
誕生日でもあるから、今日は「世界図書・著作権デー」だそうだ。

ということで、今日は本を読む以外のことはやってはいけない日である。
ほら、読め。

辞退

GITANESを吸う奴は味覚のおかしいやつだと言われたことがあるが、
本人もそう思っている。
それとは無関係に・・・。

国が１０万円くれるという話がある。
本当にそうなるのかどうかわからないし、それがどう続いていくのかも知らんが、
「それを辞退する」
という人もいるようだ。
閣僚はみんなそうするとか、ナントカ党の議員さんはそうするとか
一部そうするとか。

それは、あれか？かっこいいのか？

もらった次の日に使い切るのが正解なんじゃないのだろうか。

何かの団体に寄付するという人もいるようだ。
辞退するよりはいいかも知れないが、寄付を受けた先が遣ってくれるのだろうか。
なぜならこの金は経済を回すためのものだったのではないか。
じゃあ遣わんと。

ひどいのになると
「職場で強制的にそれを集めて、使い道を決める」というのもあるらしい。
無茶苦茶だ。

私は、近所で無駄な買い食いをして、オーバーするカロリー分を
走って消費する。
ホントに無駄だ。
でも人それぞれやり方があって、私はそうする。

こよみ

GITANES買いだめの時期だったなあ。
それとは無関係に・・・。

いつもなら
「やっと暖かくなった」や、
「桜だな」とか
「ゴールデンウィークまで〇日か・・・」など
そういう感じで暦の上を過ごしてきたのに、今年だけはすべて
コロナに置き換わっている。

「学校は休みだって」や、
「非常事態宣言だ」とか
「とりあえず連休明けまでは外出なしだなあ」なんてこと
ばかりで日が進んでいく。
それだけでも異常事態であることがわかる。

私はまだ出勤し続けている。
生まれてから一番の熱心さで手を洗い、マスクをして
不要な外出は避け、他人との接触はなるべく避けている（これは快適だけど）。

元々、人が集まる場所が苦手で
そういう場所は極力避けてきた訳だから「行くな」と言われても
ストレスがないと思っていたが、実はそうでもないようだ。
自分が行かなくても、人が集まる場所にはちゃんと他人様が集まってくれる方が
やはり安心できるのだ。

今年はＧＷの大渋滞もないだろう。
私が渋滞に巻き込まれることはないのだが、やはりきっちり
渋滞は渋滞で発生して欲しいものだ。
その方が普通であって、そして普通は素晴らしい。

ペーパーナイフ

GITANES以外はなんでもどうでもよかったのだ。
それとは無関係に・・・。

祖父の書斎には大きめのデスクがあって、その上にはいろいろな
ものがあった。
虫眼鏡もあった。
おじいちゃんなのに、こんなもので何を拡大してみるんだろう？
と子供心に不思議に感じていたが、何のことはない、ただ老眼だっただけだろう。

その他には漆が塗られた盆があって、万年筆と鉛筆数本が並んでいた。
すごく小さい硯と墨、細かい筆、
ゴツゴツとして少し歪んだ小型の鉄瓶もあった。
その鉄瓶を使って、墨を磨る水や湯を差すようだった。
あとはメガネ（老眼鏡だろう）、手紙やはがきが突っ込まれた状差、
鉄製の灰皿とタバコ（ハイライト）、マッチが置かれていた。

なにやら切れそうで切れなさそうでもある刃物も置いていた。
ペーパーナイフだった。
「手紙の封を開けるときに使うんだ」
孫にも優しく語り掛けることなどなかった、つまり大人にも子供にも
同じような喋り方しかしなかった祖父は、その時も低い声でそう言った。

『オトナって、ややこしいな・・・自分はオトナになれるんだろうか・・・』
と思った。

だって、手紙を開封するためだけの刃物が存在するのだ。
そんな面倒くさいこと！

ハサミでもいいのに、そう言えば兄が持っていたアレ（カッターナイフ）だって
あるのに。他のなんでも使えるナイフだってあるのに、
どうして『手紙を開封するときに使うナイフ』なんてものが存在するんだ？
この調子では、何かをやる度にそれ用の道具があるに違いない。
そんなもの覚えきれない、使いこなせない！

幸か不幸か、私は今までペーパーナイフを買ったこともなく、譲り受けたことも
もらったこともない。そして、使ったこともない。
私はひょっとしたら死ぬまでペーパーナイフを使わないかもしれない。

やはり私は心配した通り、
少なくともペーパーナイフひとつ分ぐらいオトナになれなかった。

アインシュタインは、身体を洗う石鹸とヒゲを剃るための石鹸を一つで
済ませていたという。
理由を問われたアインシュタインは
「石鹸を使い分けるなんて複雑すぎる」と答えたとか。

あ、そういえば私はペーパーナイフこそ扱えないが
『夜、自転車に乗る時にかけるためだけのサングラス』は使いこなせている。
つもりである。

2047

GITANES嗜好者の・という書き出しには限界があります。
それとは無関係に・・・。

日々状況が変わっていく感のあるコロナ禍。
変わっていくと言っても、好転しているような気配はない。
手を洗え、マスク、うがい、睡眠、バランスのいい食事。
そう言われるが、それはコロナ対策に限ったものではない。
つまりコロナに効くなんてものはいまのところないのだ。

自宅あるいはどこか定点にとどまり、なるべく外部との接触を断つのが
もっとも有効だろうが、その間は何をするべきか。
テレビを観ても日中はコロナばっかりだし、面白くない。
私は幸い書斎の未読棚に２００冊ほどの書籍が溜まっているので
いざというとき、「暇で仕方ない」という状況は避けられるが
今から書店へ行くのも憚られるだろう。

SGCを読み返すというのはどうだろうか？
なにしろ、記事が２０４７個もある。

いつも同じことを書いているだけだが、
暇つぶしにはなります。

ｍ損

GITANESで検索してもSGCはなかなか出てこない。
老舗なんだけどなあ。
それとは無関係に・・・。

私が日常的に使用するどのパソコンにもアマゾン　ＡＭＡＺＯＮ
はブックマークしていない。
検索したらすぐに出てくるから、ブックマークの必要性を感じない。
ブックマークしておかないと存在自体忘れてしまう　ということもない。
で、昨日グーグルでアマゾンを検索しようとしたらタイプミスしてしまい、
ｍ損
と打ってしまったのだが、0.46秒でアマゾンがトップにヒットした。
さすが、お金使ってるなあ　という嘆息が出た。