弁当解禁

GITANES嗜好者のカバンはGITANES臭いらしい。
それとは無関係に・・・。


万博。

私の記憶にある「万博」は「太陽の塔」である。
当時４歳だった私さえ疲れた覚えがあるのだから、
連れていってくれた両親はその数倍の疲労を味わったはずである。

大阪万博に行った後すぐ、近所の商店街の福引で
「万博」のペア入場券を当てた。
当てたのは私だ。
そのチケットを使用したのは父と兄だった。
目が覚めると父と兄が不在で（日曜日）、
「父と兄はどこへ行ったのだ？」と母に尋ねた。

事の真相を告げられ、どうしてあのチケットを「当てた」自分が
連れていってもらえなかったのか、と、
その理不尽さに対し、絶望の深淵をさまよった記憶がある。
もっとも、母に買ってもらったアイスクリームが
私を絶望の淵からいとも簡単に引き上げてくれたが。


愛知県での博覧会が開催中らしい。

絶望のトラウマのせいで（本当は人ごみ嫌い）
自分がアイチキュウハクに行くことはないが、
「弁当」に関するニュースだけには興味を持った。

禁止されていた「弁当」は、「家で作った弁当」に限り
持ち込みを解禁されたようである。

実家が弁当屋さんの人はどうするのだろうか？


「弁当」を禁止していた公式な理由は、
「食中毒等の防止のため」だとアナウンスされていた。

持ち込んだ食べ物を食べて、持ち込んだ人が食中毒に
なることを、どうして主催者が禁じるのか？
（場内の飲食施設で食中毒が発生するのとは全く違うのだ）


とにかく、「家弁当」が許されたのはいいことだ。


ところで、
「（汚染の恐れがあるから）家庭弁当を含めた食品の持ち込み禁止」を
当初決めていた主催者は、
「インフルエンザに罹っているかもしれない人物」の入場禁止
という措置を取ったとは聞かない。

弁当持ち込み禁止の理由は「食中毒汚染の持ち込み阻止」だった。
無関係の来場者に危害が及ぶ可能性が低い（というより、食中毒の可能性が低い）
家弁当を禁止しようとしていたのに、どうして
感染の恐れ（弁当による食中毒よりは）の高い「インフルエンザ禍」は防止しないのだろうか？

ここはやはり入場ゲートで、全来場者の健康診断を実施するべきである。
そしてこの際、「弁当禁止」と同じく「場内の健康と治安、来場者の
心身に対する脅威からの保護」目的のため、色々な迷惑アイテムを
禁止しなければならない。

○インフルエンザ（だけではないが）にかかっている人の入場禁止。
○ケイタイ電話の場内使用禁止。
○靴のかかとを踏んでいる人の来場禁止。
○全面禁煙
○幼児のけたたましい泣き声や奇声禁止。
○ベビーカーのわき見操縦禁止
○周辺配慮のため、車での来場禁止。公共バスの接近も禁止
○緊急時の場内アナウンスがよく聞こえるように、私語厳禁。
○経済的公平を実現するため、無料招待禁止
○赤い服禁止（牛が怒るかもしれない。いるかどうか知らないが）。
○弟のチケットを黙って持ち出してやってきた父兄の入場禁止。
○弁当を禁止した責任者または禁止を決定した会議に出席したメンバーの、
　弁当持ち込み禁止。
○自動発火装置など、危険物製造に使用される恐れのある、工作機械や電機メーカーの
　出展禁止（時計や電池などあらゆるものに関係する全メーカー）。

○今まで食事をしたことがある人間の入場禁止（体内に食中毒を飼っている恐れあり）。



行かなくても、いろいろ挙げるだけで疲れてしまった。

これなら星占い１２個を書いたほうが良かった。

わたなべピアス

GITANES嗜好者の指は焦げているらしい。
それとは無関係に・・・。


初めてトラックバックをいただいた。ありがとうございます。
でも私、トラックバックの方法を知りません。
早く勉強したいと思います。


某球団の某が今年から耳にピアスをつけている件について、
元（そう言えば「元」だ）オーナーから苦言を呈された。
まあ、苦言というよりも揶揄・嘲笑を兼ねた禁止令に近い。

某なんて表現するのも面倒なので清原と、
元オーナーなんて言うより、わたなべのことなのだが、
個人的に清原は「嫌いながらも気になる選手」である。
（親分肌は別にいいのだが、子分を引き連れているような
イメージが好かない）

で、わたなべの方については何から何まで気に入らない。

ここでこの両者が対立するとしたら、
その途端に、清原に対しては好悪目盛の「好」の側に針が動いてしまう。

なんだかこの現象、最近他でも経験したなあと考えると、
堀江氏とＳＢＩのおじさんのケースと同じだった。

●●党に投票したのは、○○党よりマシだから
のケースも同じだろう。


「好悪」が「比較」から生じるということは、ある種健全・安全かもしれない。
「絶対的」に支持したり蒙愛した団体が、実は危険なカルト集団だった
というような事も起り得るからである。


と、そんなことはどうでもいいが、
ここでわたなべ氏がピアスをつけて（それも眉間に）メディアの前に登場したら
どうなるだろうか？



私は、どうせ嫌い。

大人の対応

GITANES嗜好者・許せぬ100円ライター。されど便利な100円ライター。
それとは無関係に・・・。


大人の対応・という言葉（例の件がらみ）にひっかかり、
どういうニュアンスがあるのか色々と考えてはみたのだが、
どうも具体的にどう言っていいのか思い浮かばない。

コレを聞いて肯定的に捉える人もいるだろうし、
逆の人もいるだろう。

事を荒立てない　という意味で言っているのかもしれないし、
問答無用、冷静に事を済ませるという意味にも受け取れる。

しかし、わざわざ「大人の対応をする用意がある」なんて
言葉をチョイスしたからには、この発言者の頭の中には
ライブドア対フジテレビ（意味的にはＬ側の社長）の
一連の行動を、「子供のやり方だ」という認識があるということは間違いない。

どうしても世代間の問題に留め置きたいようだ。


ところで、
この問題には大役者が主に三者揃った訳だが、
「自分サイド」を表現するときに、
堀江氏「我々」もしくは「私ども」
フジの会長も「我々」「わが社」
そして、ＳＢＩの偉い人は「私。」

組織の一人称（って表現もおかしいかもしれないが）を「私」と表現する人は、
いかにも偉そうで、頼もしい。

そして個人的に大嫌い。

朗報

GITANES嗜好者・シガレットケースの誘惑。
それとは無関係に・・・。


放送局とライブドアの件に突如として参戦してきた、
ソフトバンク系の会社の偉い人。

自信が相当おありの様子で、にこにこしながら
ライブドア（というか堀江氏）に対して
ケンカ口調でコメントしているようだ。

これは本当に、堀江氏にとっては朗報だ。

今回の一連の件で堀江氏不支持層が持った、
「頭では（ライブドアの行動は）理解できるが、何かイヤなヒト。」
という　「人間」に対するイメージが、
この偉い人の出現のおかげで相当希釈されたからである。

今回の件はどうなるかわからないが、
次からの商売においては、いい傾向なのではなかろうか。


Ｔシャツこそ似合ってないが、

すごい経歴を持っている、完全に大人の、スーツにネクタイの、
大企業の社長のおじさんより、

Ｔシャツこそ似合ってないが、
堀江氏の方に好感を持てる一瞬が確かに出現した。

臭い

GITANES嗜好者の妥協～GITANESの品質管理は万全ではない。
それとは無関係に・・・。


放送局と、IT業界の若きオーナーのあの話題を、
最近見たり聞いたりしない日はない。

新聞を購読していない私でもそうなのだから、
新聞まで購読している人は、もっとあの情報に浸っている。

それにしても、ニュースは必要だが
やっぱり１年ほど前の仮説の通り、新聞はあまり必要なかった。


ところで、ライブドア、ニッポン放送、フジテレビに
ソフトバンクまで絡んできたらしい。

なんか、すごく臭い。



ところで、
「違法ではないが、やり方が汚い」という点だけが
放送局側の拠り所ではなかったのか？

自分達の側が　ソフトバンクを絡ませることは、
きれい
なのだろうか？



本当にどうでもよくなってきた。



と、思わせるのが
どちらかのあるいは双方の作戦なのかもしれない。

誰も興味を失ったところでは、
何でもやり放題だから。

よくない

GITANES嗜好者・もし自分がフランス人だったらGITANESを吸っているのだろうか？
それとは無関係に・・・。

「～してもらっていいですか？」
「よくないです。」

「ここに名前を書いてもらっていいですか？」
「よくないです。」

「ここに名前を書いていただけませんか（いただけますか）？」
「何でも書きますよ。」

「それ、取ってもらっていいですか？」
「自分で取れ。」

「それ、とっていただけますか？」
「はいはい、ついでにあれも取りましょうか？」

「ちょっと、どいてもらっていいですか？」
「梃子でも動かぬ。」

「ちょっと、どいてください。」
「あ、気がつきませんで。ごめんなさい。」


「～してもらっていいですか、という言い方を止めてもらっていいですか？」
「・・・。」

変な一致

GITANESの空箱～「お客様、忘れ物です」と言われやすい。
それとは無関係に・・・。


先日、
「晩飯のおかずが多いと混乱する。」なんてことをここに書いたが、
それからすぐに、80歳の男性が、
「ばんめしのおかずが多い」という理由で
妻を絞め殺す　という事件が起きたようだ。



私ではありません。



そもそも、「おかずが多い」ことと
「妻が死ぬこと」のどちらが苦になるのか、
どうして彼は分からなかったのだろうか？


「妻を殺してしまうほど、おかずが多かった。」
とは、どれだけの量を指すのだろうか？



「最近の若者の凶悪・短絡的な犯罪」
というカテゴリーから完全にはみ出した、
分類不能な悲劇である。

占う

GITANESの有効な使い方～蚊避け・人避け。
それとは無関係に・・・。

私はその筋では有名な占い作家（占い師と自称するより良心的だ）である。

そもそも占いの内容とは意識外で半自動書記的に書くものであるから
当然意図せぬ内容になる。
だから読者から「納得いかない」とか「意味がわからない」
などという苦情が寄せられることもある。
自動書記なのだから、私にも責任はない。
私も苦情を寄せたいぐらいだ（どこに寄せていいのかわからないが）。

先日アップした占いにもご不満の方は多い様子だが、
あれはあれとして受け入れる余裕があれば
貴方の未来は非常に明るい、とある種の占いの判断が出たので
笑って済まされたい。

私はそれこそ古今東西の、多くの占いに精通した占い作家で
例えば、生まれ曜日占い、姓名判断甲型、血小板占い
昨日の晩飯占いなど、挙げていくと草臥れ果てるほど多くの種類の
占いに通じている。
その中で今日紹介するのは星占いの一つの流儀である。
これは黒海の西側のエリアが発祥で、アドリア海からちょっと行ったところ
辺り（突当たり右）で発達した一派のもの。
元々は３６５星座占いというから、一日一星座ということだ。
３６５個も思いつく占い作家はいないので、便宜上１２個にしてみた。
「そんなに由緒あるモノを勝手に１２個にしてしまっていいのか？！」
と思う人がいるかもしれないが（本気にする人がそもそも存在するとは思わないが）、
私は大家なのだから（おおや・ではない。家賃も取っていない）、
勝手にやっていいのである。



と書いているうちにキーをたたく指が痛くなってきたので、
それぞれの内容（占いの内容）については明日以降に
させていただきます。明日とは限りません。

でっかい夢～Best of GITANESNOTEsから転載

GITANES嗜好者・他人の長い吸殻が気になる。
それとは無関係に・・・。

昨夜、小さい頃によく通ったような駄菓子屋の夢を見る。
その頃はお金持ちになったら、店中の商品を 全部買えるかもしれない・・・
という儚い夢を抱いていたのであるが、
今持っている夢も数十年後 回想すると、ものすごくつまらない夢になっているのかもしれない。
だから子供を笑うことなど できないし、
子供時代の自分さえ笑うこともできないような気がする。

因みに、こだわった夢の中に
「大人になったら、レディーボーデンのでっかいカップ入りのアイスクリームを、
一人で いっぺんに食べてやろう。」というものもあった。
我ながら貧弱な夢である。
しかし、
「いつかは超高級車に乗ってやる」とか、
「でっかいビルを建てて・・・」
という願いと、アイスクリームの間に どれほどの差があるというのか？

3000×

GITANES嗜好者・タバコ談義では主役級。
それとは無関係に・・・。

「宝くじ当選までの高揚感がずっと続きますように」
と先日書いたが、やはり誘惑に負けてしまい
抽選結果とくじを照らし合わせてしまった。
結果、３０００円の当り。

３０００円の当選を地道に積み重ねて３億円にするには
１０００００回買わなければならない。
一回につき大体１５０００円分購入するので、
１５００００００００円つぎ込むことになる。
ジュウゴオクエンだ。
１２億円の赤字になる。

借財で１５億円を宝くじに投資することなど不可能だから、
当然、自己資金で１５億が必要ということになる。

自己資金で１５億円調達できる人間が、
宝くじを買うのだろうか、という疑問が残る。


しかし自己資金１５億円以上の人間になる確率はかなり低い（※）。

だから要らぬ心配はせず、宝くじを買うべきなのである。


（※ゼロとは言い切れまい。宝くじが何度か当るかもしれないからだ。）

幸運

GITANES嗜好者への安易なレッテル～「変わり者」
それとは無関係に・・・。

グリーンジャンボ宝くじを買っていたのだが、
まだ当選の確認をしていない。

確認するまでは幸せでいられるからである。
できることなら一生このままでもいいのであるが
それでは購入代金がお布施になってしまうので
いつかは確認するのだが。


「高額当選したら何をするか？」とは、
自然と頭に浮かんでくる議題である（議題じゃないか）。
結局、
●どこに預けるか、またはどう運用するか考える。
しか浮かんでこない。
何を購入するか・なんて、その次でいいし
取り急ぎ欲しいものも別にない。

あ、それよりも何よりも
●本当にあるかどうか、一枚ずつ数える。
が先決だ。
数万枚もの紙切れをただ数えるのは苦行だろうが、
自分のお金　数万枚なら、数えれば数えるほど愉快になれるかもしれない。


この皮算用の幸せが
永遠に続きますように・・・。

禁止

GITANES嗜好者・混んでる店ではあまり吸わない。
それとは無関係に・・・。


学校へ乱入し、教職員を殺傷した未青年の男が
「残虐なゲームの愛好者」だったということで、
その類のゲームの規制を検討している（誰が検討しているのかは知らないが、
どこかのえらい人だろう）らしい。
「残虐なゲームを嗜好する奴は、あんな事件を起こすから」である。

ということは、
彼は犯行後、現場で煙草を吸っていたらしいから
タバコも全面禁止にするほうがいいのではなかろうか？

ジーンズをはいていたかも知れないから、
もし彼がジーンズをはいたことがあるなら
ジーンズを禁止するほうがいいかもしれない。

カレー好きだったのなら、カレーもやばい。

もちろん、同じ理屈で日本茶も禁止だ。

あんぱんまんをよく観ていたかもしれない。
じゃあアンパンマンも禁止。
サザエさんも禁止。

彼が毎朝新聞を欠かさず読んでいたのなら
新聞発行も禁止するべきである。


コーヒーも良くない。
漬物もダメかもしれない。

幼い頃、絵本を眺めながら育ってきたのなら
絵本もダメだ。

世の中の
全てを禁止にしなければいけない。



生きることも死ぬことも
もちろん禁止である。

声

GITANES嗜好者・飽きた会話～「どこに売ってるの？」「タバコ屋。」
それとは無関係に・・・。


祖母の通夜式と告別式。

ここ1年で近親者だけでも4人ほど亡くし、
当然そのたびに葬儀をした。

こういう場面では、悲しむこと以外することもなく
基本的に暇なのでそれぞれの葬儀で世話になった坊主（導師）の
読経に耳を傾けた。

宗派も違うから当然内容も違うのだろうが、
素人が聴いても明らかに「読経技術の優劣」があった。

父方祖父母の葬儀は３０歳代半ばのお坊さんで、
坊主に対する一般的なイメージよりもかなり若かったのだが、
声もテンポもよく、安定感があった。


昨日の母方祖母の葬式で登場した坊さん（あとで聞くところによると親戚だった）は
実に堂々としており、ささやきトーンで始まったお経は
サビでどんどん大きくなり、朗々として
葬儀場の天井を震わせた。
木魚のリズムが正にアフタービート（裏打ち？）で、
ちょっとゆっくり目のジッタリンジンを想像していただければ
分かりやすいと思う。
とにかくいい声で、鎮魂という根っこの意味で
ゴスペルを連想した。
※ゴスペルが鎮魂かどうかは知らない。


二年前の身内の葬儀の際の（”の”ばかり続くが）坊主は、
現在知っている僧の中ではダントツに下手である。

声が小さくテンポがわるく、よく途切れる。
説教の内容もくだらないことこの上なく、
聞き取りにくい。
顔が貧相で姿勢も落ち着かず
サラリーマン時代の同じ話ばかり繰り返す。

お経の省略は得意で、
一周忌の読経は一分で済んだ。



以上、紹介した３人の僧、
お布施は同額だった。
いいことかどうかわからない。

滅亡

GITANESのパッケージ～空かどうか分りにくい。
それとは無関係に・・・。


昨年5月に父方の祖母、9月に祖父が相次いで死去（よほど仲が良かったのだろう）。
祖母は９２歳、祖父は９５歳だった。
そして昨日、母方の祖母が亡くなった。
９２歳。
母方の祖父は10年ほどまえに８５歳で亡くなっているので、
これで私から見て二代前の人々は死に絶えたことになる。
こんな調子で親族が次々に亡くなると、
「お家滅亡」という文字もちらつく。

それにしても、1年間で3人もなくなるというのは、
状況によると3面記事ネタのようにも見えるが、
もちろん怪しいことはない。
３人とも９０歳を超えての往生だから、
脅威の長寿一族とも言える。


昨日なくなった祖母はかなりファンキーな生き方をしてきた女性で、
（どれだけファンキーだったかは事情で書けないが）
1ヶ月前に危篤で入院する直前まで
趣味はパチンコと花札だったそうだ。


私は小さい頃から彼女とは疎遠で、
会話した記憶もほとんどない。

それでも彼女の血を
私は確実に受け継いでいる訳だ。


今夜告別式。
またまた、
「やあ久しぶり。そしてさよなら。」
だ。

メンツオーバー

GITANES嗜好者・と、ここまで書いていつもGITANESに火をつける。
それとは無関係に・・・。

食事時。

食卓におかずが３品以上並ぶと不機嫌になる。
多過ぎる。
どうしていいか、分からなくなるという理由と、
絶対にごはんが足りなくなる、という理由からである。

あまり多くのおかずが並ぶと、
何から食べて次に何を食べてその次にはどうして
それからこれを食べて、
あ、これが減るスピードが遅いから
しばらくはこれを重点的に減らして、
と言っている間に、今度はこっちが１品だけ
なくなってしまいそうだから、ちょっとセーブして
あ、ごはんがこんなに減っているのに
おかずがまだこんなに残っている・・・。

という頭の中の状況が面倒くさくて仕方ないのである。

もちろんこんなことばかり考えながら食べているのではないが、
ちょっと意識してしまうと、もう「進捗のバランス」ばかり気になって、
肝心の味のほうがさっぱりわからなくなる。
※作り手から見ると、味がわからなくなるのだから　いい作戦かもしれない。

家人が作る野菜炒めは
キャベツ、肉片、もやし、ピーマン、にんじん、たまねぎなどなど
具がたくさん入っているが、味は別にして
これも私が苦手とする料理である。
アイテムはどれをとっても嫌いなものはないのだが、
私が理想とする野菜炒めは「キャベツ、ハム。以上。」か、
「キャベツ、ベーコン。またはソーセージのかけら。以上」
なのである。
某人指摘する所の、
「そりゃあ野菜炒めではなくて、キャベツ炒めだ。」
ということになるらしいが、それのどこが悪い？
私にとって野菜炒めとはキャベツ炒めなのである。

そのキャベツ炒めににんじんもやしたまねぎ肉片ピーマンなど
具をいれ過ぎるというのは、
パペポＴＶに不要なゲストを招いて、
結局面白くなくなってしまうのと同義なのであって、
龍鶴の旨味を損なうだけのことなのである。

その辺りのことに留意して、
今後（私にとって）正しい野菜炒めが作られることを
天に祈っている次第である（家人に言えば済むのだろうが・・・）。