GITANESは蓋付きだからカバンの中で暴れない。
それとは無関係に・・・。
私が勤めている会社の事務所には控え目に「関係者以外立ち入り禁止」
と掲示している。
顧客の個人情報などの保護という意味ももちろんあるし、
その他いくつかの理由によるものだ。
それでも飛びこみ営業の人は毎日のようにやってくるし、
○○教の信者は毎月発行のパンフレットを事務所の中に入ってきて
「置いておきまーす」と置いて帰る。
だから関係者以外立ち入り禁止というのは、自分以外に向けられた
メッセージだと思っている人が多いのかも知れない。
我が家ではどうだろうかと考えると、まず私が在宅中にインターホン
が鳴ったら、顔を確認の上必ず私が応対する。
勧誘やセールスであればインターホンのやり取りで断ることもあるし、
二度と来て欲しくない感じの勧誘であれば、直接顔を見ながら
断る。顔を見せることが最大の魔よけになるからである。
なぜ魔よけになるかというと、私が在宅だということはすなわち
私の休日のことであり、休日を邪魔された私の顔はおそらく
憤怒に歪んでおり、基本的に淡いサングラスを装着している休日の
私の格好は、いろんな意味であまりウェルカムとは程遠く、
フレンドリーともかなり遠いからである。
引用
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
河北新報
宅配便玄関でどう対応? 元次官ら連続殺傷で街の声
元厚生次官ら連続殺傷事件で、小泉毅容疑者(46)は宅配業者に成り
済まして被害者宅の玄関から入り込み、凶行に及んだとされる。宅配便に
対する住民の信頼感を逆手に取った手口だ。「宅配便が来たら、あなたなら
ドアを開けますか」。仙台市の街角で20―70代の男女6人に聞いた。
「開ける」と答えたのは宮城野区の会社員男性(23)。アパートで1人
で暮らす。「自分は大丈夫だと思っているので、チェーンロックもせずに
開ける」と言い切る。
宮城野区の美容師男性(46)も似た考えだ。「これまで通り開扉する。
そばの窓から表が見えるので、それで確認する」と語る。
青葉区の会社員男性(67)は「怖いが、防ぎようがなく、今までと変わ
らず開けてしまう。寂しい時代だ」とやるせなさそうに話す。
「事件で対応が変わった」と回答したのは太白区の主婦女性(74)。
一軒家で夫婦で生活している。「これまでは無条件に開扉したが、今は
チェーンロックをして差出人を確かめてから開ける」と注意を払う。
大崎市の主婦女性(58)もインターホン越しに差出人を聞いてから開扉
するようになった。「配達してくれる人を疑って申し訳ないが、怖いのでやむ
を得ない」と述べる。
一人暮らしの宮城野区の会社員女性(32)も警戒心を抱く。「宅配業者
の制服を着ていても本当かどうか信用できない。居留守をして不在票で確か
め、あらためて届けてもらう」と言う。
宅配大手各社は事件後、ホームページに「社名と氏名を名乗って訪問する」
「制服を正しく着用している」と載せた。
ほかにも、「呼び鈴は客の反応があるまで連打せず、ドアノブにも手を
掛けない」(日本通運)、「客から身分証の提示を求められたら速やかに
示す」(佐川急便)ことなど従来のルールの徹底を図り、配達先の疑心を
解こうとしている。
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
私が不在の場合、家人は
「申し訳ないですが開けられませんので。」と答えているらしい。
当然、来ることがわかっている宅配便などに対しては、姿を確認後
すぐに玄関に出て応対するらしい。
鍵をかけたままで直接は顔を合わせずに、ドアの向う側に荷物を
置いて帰ってもらうという知人もいる(印鑑はどうしているんだろうか)。
送り主名をインターホンで読み上げてもらい、品名も確認したうえで
やっと鍵を開けるという人もいるようだ。
元次官の事件がなくても色々と物騒な世の中であることは間違いないし、
やはり安易に玄関を開けるべきではないのかもしれない。
しかしながら、我が家では気がつくとどこの誰かわからない(近所の)人
が勝手に玄関に大根やキュウリやトマトやイモや柿やミカンやオクラや
ゴボウやレタスや白菜やキャベツなどを置いていってくれる。
置かれないのは米俵と小判ぐらいのものだ。
地蔵さんではないのだから、そんなに色々置いていかれてもなあ とも
思うのだが、なにやら微笑ましい習慣でもあるし、そんな親切なご近所
さんたちはいちいちインターホンなんか鳴らさないし、
結局敷地内にいろんな人が勝手に入ってきて、勝手にいろいろと置いていく
ような田舎の地域なのだ。
だから敷地内に侵入してくる人全てを警戒していても、あまり意味がない。
「手ぶら厳禁」などと貼っておくという手もあるが、かなり勇気がいるし。
「不審者を追い返す」というのは非常に悩ましい問題だ。
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