GITANESの記憶が薄れてきて寂しい限り。
そろそろ復活か。
それとは無関係に・・・。
○年齢を重ねるごとにどうでもよくなってきたオリンピック。
正確に言うと、メダルを獲得したかしなかったか がどうでもよくなってきた。
競技をテレビで観て「すごい!」とか「何食うたらあんなことできんねん?!」なんて
純粋な驚き方はまだまだできている。
○非常に身近な人で、過去にオリンピックに出そこなった人が二人いる。
それぞれ1960のローマ、1980のモスクワである。
前者は強化選手になっていながら直前の選考に漏れた(負けた)。後者は日本が
オリンピックをボイコットしたから出られなかったのだ。
前者は私が生まれる前だから、本人からその様子を聞いただけ。
後者のケースは、その悲嘆を目の当たりにした。
前者は後者の師匠格の人間だった。もちろん同じ競技だ。
モスクワボイコットが決まったとき、後者は前者を訪ね「納得がいかん!」と
ずっと嘆いていた。
○やがて後者は奮起したのだろう、1988ソウル、1992バルセロナに出場した。
残念ながらメダルは獲得していない。1桁の順位にも入っていない。
それでも、私がごく小さい子供のころ、会うたびに非常に可愛がってくれたおじさんだ。
そういう人がオリンピックに出た というのが、なかなか得難い経験だと思う。
そして、今開催中の五輪でも全選手が実はすごい奴揃いで、それぞれの国内ですでにすごい戦いに
打ち勝ってきたんだ という事実をイメージしやすい。
ついでに言うと、「前者」とは私の亡父である。
いくつもの競技会のメダルやトロフィー、カップが残されているところをみると、
国内ではそれなりに強かったのだろう。
○さて、女子レスリングの吉田が敗退した。
敗退と言っても彼女の上には現在のところ、地上に一人しかいないんだけど。
○それでも彼女がいちばん納得していないだろう。
○これは単なる伏線だ。東京オリンピックでまた頂点に立つというシナリオの伏線になった。
○と書いていて、「いやあ、多分ほんとうにそうなるんだろうなあ・・・」と感じられ
今から鳥肌が立つ。
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