GITANESの煙で狼煙を作ろうかしら。
それとは無関係に・・・。
「LINE教えてください。」
プライベートで他人様と親しくなることは絶無である私だが、
仕事で関わる人はかなり多い。不本意かどうかは別として。
それで、必然的にそうであろうというように、つまり
当然だというように
「LINEやってますよね。LINE教えてください」
と要求されることがしばしばある。
そういう時にはこちらも、当然だというように
「LINE はやってません」
という。ウソである。やっている。
でもそう答えるのは私が比較的穏やかな心境の場合である。
そうでないときは
「いや、教えませんよ。」
とだけ答える。
「え、どうしてですか?」と尋ねられるのだが、
「電話かメールで充分でしょう?LINEでないとできない仕事の連絡って
何ですか?」と返す。
大抵の場合はしばらくの絶句のあと
「・・・じゃあ携帯の番号を」
「オフィスに電話がありますよ。名刺に書いてます。
データの送受信も名刺にあるアドレスにお願いします」
まあこれで大抵の場合は完了する。
実はLINE以上にイヤなのは電話なんだが、さすがに電話を避けていたら
サラリーマンなどやってられないので、必要な電話は架けたり取ったりする。
もちろん極力固定電話だ。
ホリエモン信奉者ではないのだが、彼が主張する
「電話は他人の時間を奪っている(から、電話以外の手段で連絡する)」というスタンス
には全面的に賛成でもある。
声が出にくい時間だろうが頭が痛かろうが、
トイレに行く途中であろうがまったく仕事モードではないときであろうが
お構いなくかかってくるケータイへの着信に、いつもきちんと対応できる人は
本当に尊敬しつつ、自分には無理だと完全に割り切っている。
実はオフィスを引っ越しして、出入口を常時施錠している環境になったので
突然の訪問や何やらの煩わしいことからは少々解放された。
いい傾向である。
そろそろ「年末のご挨拶に」という業者さんが増えてきた。
わざわざアポを取ってから という丁寧な方もいる。
そういう方にはさらに丁重にお断りする。
でも、本気にしてもらえないのが悲しい。
会いたくないのではないのだ。あいさつに来られるのがイヤなのだ。
満面の笑みで「今年も一年お世話になりました」と
言うだけのために複数名でやってくる人たちを相手に仕事を中断して
何か年末っぽくてかつ気の利いたことを言わなければならないなんて
無駄以外の何ものでもない。
で、数日後に
「新年のごあいさつに」なんてことになる。
会ったら取引高がふえるなんてことは絶対にないし
あいさつに来ないから取引をやめるなんて狭量なことはないですよ。
安心してご無沙汰してください。と言いたい。
てなことを毎年毎年書いている。まあ書くネタを提供してくれているのだ
と思えば多少はマシなのかも知れないが。
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