そして梅雨

GITANESの煙は晴れの日の雲。
それとは無関係に・・・。


Ａ「で、来月のゴルフなんだが・・・。」
Ｂ「久しぶりに○○へ行ってみない？」
Ｃ「いつ頃？」
Ｄ「そうだなあ、６月は下旬には雨ばかりだから
　　６月のはじめがいいんじゃないか？」
Ａ「そうだね、賛成。」
Ｂ「どこでやる？」
Ｃ「Ｌゴルフクラブなんでどうだろう？」
Ｄ「あはは、あそこは行く度に雨だ。」
Ａ「でも今回は６月のはじめだから大丈夫。」
Ｂ「そうそう。」



という次第だったので５月の終わりに入梅してしまった訳だ。
全国のみなさん、申し訳ない。

カップル

GITANES薫る初夏なのに。
それとは無関係に・・・。


某大病院前のベンチに、かなり年配の女性が座っていた。
わかりやすく言うと、おばあちゃんである。


そのおばあちゃんはつばの大きい、白い帽子をかぶって
道路を眺めていた。
白いドットが入った青いワンピースを着て、ちょっとした高さのある
ヒールを履いていた。
背筋は伸び、手はひざの上に揃えられていた。


なんと涼やかで、お洒落なことか！



おばあちゃんが立ち上がった。何かを見つけたらしい。


スッと玄関前に１台のクルマ、国産の小さいクルマが止まった。

おばあちゃんは助手席にいそいそと乗り込んだ。


運転していたのは、白地に青いチェックの柄が入ったハンチングを
被ったおじいちゃんだった。

なんと粋でお洒落なことか！



クルマはまたスッと動き出し、道路に出て行った。

しばらく見えていたクルマのボディは綺麗だったせいか、
陽を反射してキラキラしていた。

留守電アリ。

GITANESの味は変わっただろうか。でも
変わったとしても不味いだろうけど。
それとは無関係に・・・。


家の電話機のボタンが一つ点滅していた。

私は大変機械物に弱いのでしばらく放置していたのだが
ようやく「留守電アリ」の合図だと気付いた。


再生してみると
「どうも、○○病院です。置いてもらっている自動販売機ですが
故障ですよ。お金を入れても飲み物が出てきません。それと、お金を入れるところの
すぐ横のところも壊れているようで・・・。」
と、結構怒りを抑えているような様子の声。３０～４０歳代の男性だろうか。


でも、私は「自動販売機を置かせてもらっている」覚えがないので
非常に困っているのである。


以前から
「もう新聞をやめたいので、配達を止めてくれ」
「牛乳が届かない」
「タイヤのストックが云々」
「○○ちゃんも帰ってくるらしいから、あんたも帰っておいで」
など、多彩な依頼が舞い込んでくるのだが、どうしたものか。



とりあえず早く自動販売機が直ることを祈るばかりである。

Viva!!

GITANESを年の数だけ一挙に吸いましょう。
それとは無関係に・・・。


表向き、世間では５月４日をみどりの日と呼んでいるらしいが、何を言ってるのだ。

これはもう、「ビバ！ハンバーグの日」であることは明らかである。

世の中のハンバーグ屋はこれに一刻も早く気付き、
日本のチョコレート業界におけるバレンタインデーのような取り組みを
始めるべきだ。


Viva!

もう５月

GITANESを吸わない春なんて。
それとは無関係に・・・。


あまり更新しないまま４月は過ぎ去り勝手に５月が
やってきたことについて深くお詫び申しあげたい。

それにしてもなかなか日によって時間帯によって気温が
上がらず、肌寒いままカレンダーは進んでいく。
「ああ、着るものがないなあ」というのが毎朝の口癖の
ようになっている。
もっともこれは寒ければ寒いで、暑ければ暑いで年がら年中
口から出てくるフレーズであり、そう言いながら服を買い続ける
言い訳のようなものなので、深刻な問題ではない。




目下の問題は「もう１台クルマが要るような気がする」というテーマである。

とにかく自家用車がなければ本当に不便な田舎に住んでおり、
また当然私は昼間仕事に出かけているので、家人がどこかへ移動する必要が
生じたとき少々不便を感じるようになってきたのだ。

「小さくて便利そうなクルマを手配しないとね」との家人の申し出に
「じゃあ小さいアルファロメオはどうだ？」なんて、我ながら素っ頓狂な
提案返しをするから、いつもこのテーマは途中で沙汰止みになってしまう。

「ＭＩＮＩのコンバーチブルでもいいぞ。ビートルのカブリオレもいいけど
あれはちょっと大きそうだから。あ、プジョー308ＣＣってオープンカーもあるし、
もちょっと待てばトヨタ８６のオープンも出てきそうな感じが・・・」

「あのね、アンタのクルマの話をしてるんじゃないでしょうが。」

という黄金パターンである。

さあ家人よ、せっせと宝くじを当てにいこう。