GITANESを休止したことだけはプラス材料になっているはず。
それとは無関係に・・・。
とりあえず差し迫って治療が必要な歯がない私は、
3か月に一度歯科へ通い点検をしてもらっている。
別にやってもらいたくて行っている訳ではない。
「頑張って通ってください」と言われているから頑張っているのである。
前日は少人数ながら(30人強)の前でスピーチをしたのだが
そういう局面では「自分はちょっとおかしいのではないか」と思うほど
まったく緊張しないのだが、その半日後、歯医者に行くとなると
ガチガチに緊張してしまうのだ。
治療ではないのに。
まず、唇にクリームを塗り
歯を染め、うがいして、
それでも残った染料を機械で「キーーーーン」落としていく。
そのあと別の機械でブラッシングして、フッ素を塗布して終わり。
「注射も削ることもないんだから、なんで緊張するの?」
と言われるだろう。
でもな、たまに痛いのよ。たまに。たまに。
それも、前触れもなくピンポイントで。
だからずっと緊張が継続される訳だ。
大体いつもそうなのだが、「はい、力抜いてくださいね」
「はい、ラクにしてて結構ですよ」「はい、磨くだけなので大丈夫ですよ」
と、医師やスタッフの人に言われまくる。
つまり、「ガチガチに力が入っている」ということなのだ。
もうこれはどうしようもない。
多分死ぬまでこの調子なんだろう。諦めた。
無理に取り繕っても、ガチガチに固まった首、指先足先、これ以上ないほど
きつく閉じられたまぶた、眉間のシワで
リラックスとは程遠いことが丸わかりなのだ。
「なんであんな感じで人前で喋れるんですか?」と何人かに尋ねられるが
「その代わり歯科診療台での姿をみてごらんなさい」と
自分のことながら言いたいものだ。
歯医者自体にはまったく文句はない。
スケジュールの都合上、予約の30分も早く到着し、
30分間は本を読もうと予め決めていたので
他に1客しかいない待合室のソファで
さて本を読もうとしたら「SGさん、診察室いちばん奥のイスへどうぞ」
とすぐに通され、
「そこで待たされるのかも」と思っていたらいきなりメンテナンスが始まり
結局診療予定の時間にはすべて終了してしまった。
いつ行ってもほぼ待ち時間ゼロ。
それほど徹底した予約制で、急患でもあまり待たされているような様子はない。
どの患者に対しても親切な応対でもある。
ただし、完全予約制が徹底し過ぎているからか
「次回診療日がかなり先」という状態ではある。
それでも痛みが出たらすぐ診てくれるし、まったく問題はない。
このブログには何度も書いているが、満足している。
15年ほど前に飛び込みで入った歯医者さんだが、
大当たりである。
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