the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 






GITANESと、月と、コーヒーと。
それとは無関係に・・・。


仕事から帰宅。

麻のシャツを着たまま、犬の散歩。

あまり誰とも出会うことがない田んぼの畦道を歩く。


西の空はまだほんのり色がついており、
半分だけの月がとても白く、明るい。


すう、すう

と、いい風が止むことなく吹いている。




すう、すう

と、絶えず風が吹いている。



この散歩が終わると、私は辛い辛いタイカレーを食べる。



まことに、心地よい。


あまりに心地良すぎて、なにやら申し訳なく感じてしまい、
鼻の奥がむずむず、つーんとして
それでも散歩を続けた。



何人もの方とお別れをして、そしてなお私は

麻の生地を通ってきた すう、すう という風をあびることができる。



日常を噛みしめる というのはこういうことなのだろうか。





」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」



で、ここまで書いたところでタイカレーを食べたのだが、



何やねん!ボケ!!

あんな辛いもん作りやがって!

メーカーのアホンダラ!









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GITANESを線香代わりに。
それとは無関係に・・・。



また訃報が入った。


長い間闘病されていた、会社の大先輩が亡くなった。



自衛隊出身だからどうなのかはわからないが、
常にビシッと背筋が伸びた人だった。


ここ最近は背筋が伸びてはいるものの、
ちょっと足許が頼りないような歩き方をされていて、
その姿を見るのが辛かった。


最後のメールのやり取りから2週間しか経っていない。

仕事の近況報告の内容を送ったときだったのだが、

「こちらも苦しい状況が続いていますが、
お互い頑張りましょう。」

という内容だった。

苦しい闘病生活を余儀なくされている方から
「頑張りましょう」というメッセージは
なんと心強かったことか。






先日の京都散歩の際には、喉の通りの良さそうなものを
土産として宅送した。

それを口にされ、喜んでいたということだ。







3億円ほどの規模の、店舗業態変更について
一緒に仕事をしたが、ご自分の持つこだわりの部分を除いて、
ほぼ全て任せてくれたので非常に仕事がスピーディーだった。



」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」




「あんたはなんだか、とっても料理なんか
得意そうに見えるけどなあ。料理はやらないの?」


数年前のある日、唐突にその方に言われた言葉を今も
覚えている。



私が家のキッチンに立つようになったのは、
彼のこの一言の影響も大きいのだ。





20年余りのおつき合いでした。

ありがとうございました。






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GITANESを咥えながらの作業が楽しかったのに。
それとは無関係に・・・。


恒例のアイロンがけ。

春から秋まではもっぱらシャツを着ているので
アイロン作業が増えるのは仕方ないことだ。


アイロン作業をしていると、シャツの傷み具合がよくわかる。
もうそろそろお役御免にした方がよいシャツも何枚かあるが、
そういうシャツは逆に「どうでもいいカンジに着られる」から
気楽に使え、着用頻度も高くなりますます手放せなくなる。



白無地・某ブランド品のシャツは、本当はクリーニングに出した方が
いいのだろうが、それではまた「特別扱い」視してしまって
着用頻度がどんどん下がり、結果的にもったいないことになる。
自宅でガンガン洗濯して、適当なアイロンで済ませて
普段使いする方がよいのだ。



礼装用の白シャツだけ丁寧に仕上げ作業終了。

しかし、一度に7枚はやはり面倒だ。







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GITANES嗜好者時代の小旅行や出張も
大変だった。
それとは無関係に・・・。



まだ続く散歩の様子。

京都は修学旅行シーズンの真ん中ということで、
どこへ行っても学生が多い。
どう考えても避けるべき時期だったような気がする。


龍安寺の石庭も、外国人と修学旅行生が大勢。

座ってじっくり眺めるなんてことはできなかった。

この写真の奥、突き当たりが石庭の『壁』。







とにかくずっと小雨が降ったり止んだりで
結果的に良かったのかもしれない。
道は適度に濡れ、直射日光もない。

カラカラの天気よりも、庭園にはこのような
ジメッとした(シットリとも言う)日の方が似合う。






窓からいつも『塔』が見える生活というのは
どんなものなんだろうか。
興味深い。








私は「建物の先っちょ専門写真家」だが、ちょっと撮り損なった。









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散歩  




GITANESの似合わぬ町。
それとは無関係に・・・。


京には雨が似合う。

とはよく言われることだ。
私もその通り と思う。

でも濡れるのはイヤなのだ。


幸いの小雨は、道を湿らせる程度で済んだ。



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GITANESを吸いながらゆっくりと相対したい。
それとは無関係に・・・。


どういう因果か、蒸溜所に行き
試飲した訳だ。


もともと私はシングルモルトウィスキーを愛している。

もっとも、その傍らにアイスコーヒーが置かれていれば
まったく躊躇せずアイスコーヒーのグラスを手に取り
がぶ飲みしたい方だけど。




いくつか飲み比べたようだが(酔っ払って記憶にないが)
やはりややスモーキーな方が好みに合う。

ような気がする。記憶にないけど。




それにしてもデカイ表札だ。
日本中このような表札にしたら
宅配便も困らないだろう。











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「GITANESでもどうだ、一本。」な訳はない。

それとは無関係に・・・。



固定された椅子とは、
交番に置かれたパイプ椅子のことである。


どうぞ座ってください


と言われて腰をおろし、無意識に位置を微調整しようとしても
椅子が動かない。
ふと見ると、椅子の足がボルトで床に固定されている。

そうか、ここは交番なのだ
と気づく。




と大袈裟な書き出しであるが、いつものことなのだ。

落し物を届けに来ただけ。



私が管理する施設で関係者が財布を拾い、交番に届けたが
留守だったので「あとはよろしく。」と私にそれを託し、
仕方がないから私がまた交番に出向く事態になっただけのこと。



拾得者がその人(Kさん)、届出者が私 という形だ。



警察官Aと一緒に中身を確認する。

財布だが現金は1円も入っていない。
クレジットカードとキャッシュカードは入っている。
レシートがいくつか、ポイントカードや会員証も何枚か。



警官が書類にいろいろ書いている間、窓の外を通行人が行き交う。
完全に「あいつ、何をしたんだろう?」という目つきである。
そういうときには私もサービス精神は旺盛な方なので
「何見とるんじゃワレ!」という視線を返す。
そうした方がどうも通行人たちは嬉しそうなのだ。

外国人旅行者とおぼしき2人連れは窓のそばで立ち止まり
こちらの様子をカメラで撮影し始めた。

ちがうぞアミーゴ。ちがうんだセニョール、いやムッシュ。





「ということで、権利関係はどうします?」
「はい、私も拾得者もすべて放棄します。連絡も要りません。お礼の電話も
不要です」
「はい、わかりました。」


すべて順調に終わったところへ、別の警官Bがなにやら携帯で話ながら
登場。
帰ろうとする私を制止した。

警官B「ちょっと待って!」


警官A「なに?」

警官B「その財布、遺失物届けが出てました」

警官A「あ、そう。よかった。」

警官B「いやちょっとそれが、あんまり。」

警官A&私「何?」

警官B「届出によると、その財布には現金が15000円
    入っていたということです。」

警官A&私「なんだって?!」

警官B「ということで、金が抜き取られたという窃盗の線が出てきましたので
    もう少々お話をお聞きしたい」



ああ。



拾得者に電話した。

私「ということで、少々面倒なことになりました。警察があらためてあなたに
  事情を伺いたいとのことです。現場で写真なんかも撮るらしいし。」

Kさん「あらら、大変。面倒なこと押し付けてしまって申し訳ないです」

私「いやいや・・・。」




窓の外では例の外国人が、ちょっと腰を落とし気味にして本格的に構えたカメラを
縦にしたり横にしたりと忙しく撮影を続行していた。








帰国後その画像が彼らのブログに(間違った説明とともに)
掲載などされないことを祈るばかりである。




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GITANESがないだけマシなんだろうけど。
それとは無関係に・・・。



リビングに入ったところに、「棚。」と呼んでいるモノがある。

棚と呼んでいるのだから棚である。それ以外に呼び様がない。
注文した店では「シェルフ」なんてアイテム名を付けていたが
「棚。」だ。
それ以外に呼び様はないはずだ。



幅は900ほどで4段の棚板がある何の変哲もない棚である。


帰宅すると、まずクルマのキーとポケットになぜか入っている小銭を
この棚の最上段にジャラジャラと置く。
携帯電話の充電もここでやる。

メガネ(サングラスが多い)を外して、部屋用のメガネに取り替える。
だから、サングラスが6,7個転がっている。

ちょっとしたアクセサリーも無造作に置く。

こんな感じで最上段はそれ以上モノを置けないような有様に
なるから、次の標的は2段目だ・

犬の散歩時に使うイヤフォンが置かれている。
ゴルフから帰ってきて何の気なしに置いたスコアカードも
ずっとそこに置かれたままだ。
おまけに(アイアン)ティーまである。

自分の名刺と、どこかで貰った重要でない名刺が重なっている。
ペンが数本、メモ帳が1冊。


そうやって小物が溢れていって、3段目、4段目にも
モノが増えていく。



読みかけの本と未読の本が少しずつ増えていく。
もう既に、書斎には本を置けない。

雑誌も数冊乗っている。読んだか読んでいないかも
判然としない。

本の買取業者のチラシも重ねられている。



ソニータブレットの充電器があり、もちろんそこにタブレットも
置かれている。

封を切った各種郵便物と、未開封のあまり重要でない郵便物も
ここで処理を待っている。

オリンパスの小さいカメラが転がっている。



いつでも焚けるようにお香もセットされているが久しく火を点けていない。

タバコ、灰皿も一応置かれている。
煙管も乗っかっているが、これは使用したことはない。






これをこのようなペースでずっと
なるように任せていると、何かしら意味めいたものが見えてくるのかも
しれないのだが、そんなに放置しておく訳にはいかず、
月に一度ぐらいは整理整頓してしまう。


そして、きれいになった単なる「棚」は、
またどんどんモノを無造作に乗せられていく準備を整えられる。





いや、棚って便利だなあ

と思っただけで書いてしまったんだけど。







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GITANESを吸うには気持ちよすぎる環境だ、ゴルフ場は。
それとは無関係に・・・。


結構多くの知人友人から
「あれ、アンタはゴルフ嫌いそうなのにやるんだね。」
と意外に思われることがあるのだが、そうだ、私は
ゴルフをやる。


いろいろ深く考える前にゴルフを始めてしまったので
何のためとか・自分の好みにあっているかどうかなど
色々な疑問段階をすっ飛ばしてきた。
確かに嫌いな要素も多々あるのだが、そういう経緯だから
さして自分の嗜好との矛盾も感じず、続けている。



ゴルフの煩わしい点のひとつには
「人によって教えてくれる内容が全然違う」
というものが挙げられる。


スウェーさせろという人もさせるなという人もいる。

スイングの時には頭は絶対に動かすなという人もいれば
自然に任せろという人もいる。

ボールをよく見ろという人もいれば
見過ぎるなという人もいる。

フェアウェイウッドでは、払い打てという人もいるし
打ち込め という人もいる。


軸があっちだ、いやこっちだ、いや2本だ
なんてことを言う人たちもいる。

軌道は
イン・インだ、アウト・インだ、イン・アウト気味の方がいい
といろんなことを言う。

内股がいい、ガニ股のほうがいい と正反対を言う。


バンカーではフェイスを開け、いや開かなくてもいい
なんて言う。


飛ばしても意味がないという人もいれば、
ボールがよく飛ぶ人が羨ましいとも言う。

基本的に刻め とも言われる。全部狙え とも言われる。


そのボールはあかん、そのボールはいい、
そのドライバーは合っていない、あのシャフトがいいと言う。


右だ左だ、前だ後ろだ、上だ下だ、白だ黄色だ赤だ青だ


と、いろいろな人がいろいろなアドバイスをくれる。
ありがたいことだ。



だから私は、それらすべてを無視して
渾身の力でボールを叩く。




だからまったく上手くならない。

そして、だから自分なりに面白い。



「人の言うことを聞かない」

という根源的な愉しさは、何物よりも魅力的な場合が多い。



私にとって、ゴルフはそれを具現化する場である。






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GITANESには麻のスーツが絶対に似合う。
ああそれなのに。
それとは無関係に・・・。



ちょっと遅れたなあ という感もあるが
オーダーしていた麻のジャケットと、ついでに
麻のベストが上がってきた。

ブラウンの麻100%は理想に近い色になり、一安心。
ベストはやや色が浅すぎた。


何を着てもどうせ暑いというシーズンにわざわざ着る
ジャケットなので、裏地も極力薄いものを選んだが、
それでも多分暑いだろう。なにしろこれから夏なのだ。


肩パットは仕立工場の都合で「パットなし」という訳には
いかなかったのでごく薄いものを採用(0.5センチ)。
元々肩がある方なので、普通のパットでは厳つく見えてしまう。
特に麻の見た目の軽さが損なわれる仕様は避けなければならない。



わざとジャケットを着たままクルマを運転していたので
すでにそれなりなシワができた。

これでどんどん身に沿うような「丸み」が出てきた頃、
本当の意味で麻のジャケットは完成するのである。




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