GITANESの匂いが嫌いな犬がいたなあ。
それとは無関係に・・・。
人々
という言葉はあるのに、
犬々
という言葉がない。どんなものにも適用できる用法になったら
便利なのに。
いや、いろんな犬の知り合いがいるなあ と思いついただけのことなんだが。
◎ケンスケ(犬介)
初めてウチ(実家)で暮らすようになった柴犬。
私が帰宅するとすぐに背中を向けて、
「ほら、掻け。掻いてもいいぞ。」と催促する犬だった。
10年以上前のある日、突如脱走し未だに帰宅していない。
近所の山に駆け込み、そのまま野犬の王になったようだ。
まあそっちのほうが性に合うのなら仕方ない。
◎ケンタロウ(犬太郎)
ケンスケ脱走の後しばらく経って実家で暮らし始めた二代目番犬。
こいつとは二回引っ越しも経験して一緒に暮らした。
救急車のサイレンや廃品回収の車のアナウンスが鳴ると、目をつぶって遠吠えをするヤツ。
非常に気持ちよさそうな表情だったので、止めさせる訳にはいかなかった。
昨年なくなった。
血統書付だったが、その血統書をビリビリに破いて得意満面だった。
きっと『権威』が大嫌いだったのだろう。人間だったら尾崎豊だ。いや、違うけど。
◎ソウ(壮一郎)
義実家にいるジャックラッセルテリア。
子犬のころは私を肉親と思い込み、会うたびに首元にしがみついて
離れなかったほど甘えていた。
乗り物に弱く、クルマ酔いが激しい。
小さいが獰猛で、大体何でも噛む。
最近は疎遠。
◎マット
本名不詳。
会社の近くの寺の番犬。
真っ黒で門に寝そべっているのだが、あれはいつかきっと
足ふきマットと間違われて踏まれるに違いないと思う(だからマットと命名した)。
リードが荒縄という、ワイルドな犬。
◎ハナ
本名不詳。
近所のW氏の実家の犬のようだ(柴犬・メス)。
夜間、たまに単独で散歩がてら我が家にやってきては
ケンタロウと「フンフン」「フンフン」と頷きあっている犬。
ケンタロウが亡くなってからは来なくなったようだ。
◎ペス
子供のころ、近所の原っぱでしばしば遭遇したポインター。
40年以上前の田舎のことなので、もちろんリードなどなかった。
噛まれることはなかったが、よく威嚇された(気がする)。
子供から見るポインターは、それ以上大きい動物を見たこともなかったから
世界最大の猛獣だった。
◎チャッピー
犬種不詳
子供のころ、近所の家が飼っていた犬。
ひたすらうるさかった。
本当にうるさかった。
◎チッチ
これも犬種不詳だが、完全に林家パー子だった。
思い出そうとしたらまだまだいる犬の知り合い。
また次の機会に続きを書きます。
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