GITANESの煙のようなものではないらしい。
それとは無関係に・・・。
引越しが迫る。
NTTやその他手続き関係はそれなりに
うまく進んでいそうだったのだが、今日突然思い出した
「あ、仏壇。」
仏壇の移動ということになると、まずお坊さんに来てもらい
魂を抜いてもらって、ただの「家具」と化した仏壇を移動。
転居先にセッティングできたらまた坊さんに来てもらい
今度は魂を入れてもらう
という作業が必要なのに、もうそんな時間はどこにもない。
ということで、坊さんに電話した。
ちなみに彼はSGCによく登場する。
多分同じ年齢の、書道教室では兄弟弟子にあたる。
私「ということで、引越しがあと2日ほどに迫っておりまして」
坊「それはまた急ですな。」
私「そうなんです。」
坊「しかし私も予定が詰まっておりまして。」
私「では引越し前は無理として、せめて引越し後の供養だけでも」
坊「魂を抜いていないのに、引越し後に魂を入れるわけにもいかず、
結局『何をしにいくねん?』という話になりますな。」
私「そうなりますわな。」
坊「・・・」
私「じゃあ、不謹慎とは思いますけど、彼岸も近いことですし、
いつもやっていただく彼岸の供養の際に、一緒にそれなりの供養を
プラスしてもらう というのはどうでしょうか?」
坊「あ、ではそうしましょう。」
私「(え、話が通ったの?)」
坊「ええ、まあその彼岸の際に、いつもよりも心を込めてやりましょう」
私「(え、いつも心がこもってないのかい?)」
坊「いま、『じゃあいつもは心がこもってないのか?』と思ったでしょうけど、
いつもにも増して という意味合いで。」
私「(あ、脳に直接語りかけてしまった)」
坊「はい、いつもよりもさらにさらに、丁寧にやりましょう。」
私「では転居先の地図をファックスで送りますので番号を教えてください」
坊「申し訳ないです。寺にはファックスはないのです。」
私「あ、そりゃあそうでしょうね。似合いませんものね。」
坊「はい、メールならOKです。」
私「・・・まあ、地図は郵送します。」
というところで電話を終えて「ヤレヤレ」と思っていたが、30分後に
坊さんから電話がかかってきた。
坊「やはり、急な話ですのでどうも日程の都合がつきません」
私「はいはい。」
坊「それでまあ、いっそのこと彼岸の供養の際にでもいっしょに
いつもより心を込めて丁寧に供養しようかと存じますが。」
私「そうですよね。それがいいですよね。」
坊「ではそうさせていただきます。」
前にもこんなことがあった。この坊さん、かなりの酒好きだ。
今日もベロンベロンで記憶が飛びつつあるのだろうか。
坊「それではそういうことで。あ、そうそう新しいお住まいの地図を
メールででも送ってください」
私「郵送します。」
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