GITANESをいくつかカバンに入れていった頃が
ただ懐かしい。
それとは無関係に・・・。
日帰り出張だったが、あまり着慣れない格好で
履き慣れない靴を履くものだから
帰ってくると予想以上に疲れる。
格好だけではなく、どうも歩き方や姿勢まで
いつもと違っているので(意図的にだが)、帰宅してからの犬の散歩時には
どうもあちこちの筋肉が突っ張って歩きにくかった。
意図的に歩き方や姿勢を変えるというのは、
ネクタイ着用・スーツ着用・革靴使用のビジネスモードの場合
いつもの脱力したイデタチの際の立ち居振る舞いとは
違って然るべきだという考えに基く。
出張と言えば、荷物はできるだけ軽い方がいいに決まっているから
出発前にできるだけカバンの中身を減らすようにしている。
どうせ出張先で手渡される書類や資料の束が増えるのだから
その分のスペースを予め確保しておかなければならない。
昨日の出張も当然そのように準備したのだが、
結局はカバンがパンパンに膨らんだ状態で帰ってきた。
どうも私はカバンにモノを整理しながら入れる才能に欠けているようだ。
そういえば昔2週間ほどの出張に行った際は
スーツケースのフタの留め金が留まるどころか、フタが
(真横から見て)鋭角にもならない(直角以上にならなかった)
という事態になった。
結局持っていった衣服類をどんどん捨てながら移動するという、
なんとも勿体ない道中になったが、今にして思えば
もうひとつスーツケースを買えば全て簡単に解決したのだ。
もうひとつスーツケースを買うか、衣服を捨てるか、
どっちが勿体ないかを天秤にかけた上での結論だったのだが、
あれ以来私は「自分は極端に整理下手だ」と認識するに至った。
そう認識したおかげで、どれだけ書斎がえらいことになっていても
「ああ、私は整理が下手だからなあ」と、泰然としていられるのである。
何よりである。
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