今の世間の4連休は築地場外市場は無関係で豊洲は変則となる。東京都中央卸売市場の公式ペ-ジでは水産と青果は少し休日が異なっていた。これも昨年コロナ以前に決めたカレンダ-なので結構今となっては実験と感じる。
5月8日の改定で秋は2連休となった。そしてコロナ患者の東京都のお墨付きによって、市場関係者がコロナで休めるようになった。インフルエンザで市場事業者が休んだ例は聞いたことがない。
今度の内閣は前例打破を標ぼうしているが市場の取引は前例が無いことを理由とて旧態のままが目立つ。何しろ幹部〈患部)は年寄りが多く、先端の情報は取り入れない。
事件が起きないと批判される前例を作りたがらない。
アベノミクスで人手不足となり、大学生の就職難が消え、高校生まで不足が及んだ。さらに転職希望があっても、次の就職に自信が無かった人も転職できた。最近のスーパ-のパ-トの募集の掲示は夜間は1300円ほどの時給が増えてきた。高校生でも1000円は超えた。当然、転職しない人も賃金は上がったと思われる。労働組合の弱い日本では人手不足による給与改善が進む。今度のコロナで行動自粛で廃業する事業が増えるが少し前は必要な仕事であったのでいずれ復活するが前と違う形態になる気がする。東京都には休業補填の資金は無いと感じる。
歩いて5分以内の所にス-パ-・コンビニが10店ほどある。その中の店で時給の高いところに移った人が目立つ。即戦力となるパ-トを引き抜いているようだ。コロナはパ-トの需要を増やし、給与改善もあったようだ。不特定多数の接触があることで命の危険性があるということをレジの人たちが知ってしまった。お客様が神様思考の消費者はマスク無しでレジの人を威圧する。そして時間が経って、商品の価格に転嫁される。
政府がいかにお金を給付しても物価上昇につながらない。人手不足が最も給与上昇につながり、将来の不安が消え、高齢者の消費自粛も弱まる。日本の百円ショップは海外の人からは激安とみられているようだ。もう少しコストが上昇しないといけないと感じる。それには廃業を促進させる政策もあるだろう。
そこで生活保護の人たちの問題だが情報弱者が多いのでうまく利用していない。かえって反社会人がうまく利用している。弱者保護の政策を表明している政党も自己の支持者に利用方法を教えている。
人間が作った仕組みは時間という自然淘汰で排除されるまで欠陥が残り、気が付いた人によって搾取される。