でも外に出かけたい。普通の考えなら夏前のように自宅で過ごすが10か月も経てばコロナの特性もわかって、三密を避け、人の少ない時間に車で移動すれば自宅に感染を持ち込む確率はすくない。夏なら外出して戻るとシャワ-で全身をきれいにするが今は寒くてできない。
1日の日程は自宅で年寄り向けのTV視聴となるのは避けたい。連日のコロナ報道もワクチンが無ければ運の世界で、軽く感染した方が良いのではないかと考えることもある。でも今度のコロナは手ごわい。既に医療従事者の緊張感が切れつつあると感じる。
コロナ報道のTV局は自己の立つ位置を表明しないで、政府の対策を批判する。コロナが落ち着いているときは経済復活案とかを提言しているがいざ感染者数が増えると真逆の批判をする。それでなくとも地方経済は瀕死で観光などの外部の余剰消費をこなさないと高齢者の先行き不安な消費行動は活性化には程遠い。ネットを操れる若者が大都市に行ってしまい、5Gの話を宮城県森町(水害被災の直前)で話した時、地元のボランテァは何を言っているのか不安そうだった。
無責任な評論の怖さを築地市場の移転延期で知った。あれほど騒いだ地下の汚染は東京都の中央卸売市場のHPにはデ-タが出ているがあまり減っていないと感じる。しかしその汚染で豊洲市場経由の食材が汚染されたという話は無い。今東京都が騒いでいるのは豊洲で働く人たちのコロナ感染問題で地下汚染の話は全くと言ってよいくらいない。
TV朝日の辛口コメンテ-タ-が鉄道工事を引き合いに出して、築地市場のブロックごとの工事を進めれば市場の機能は停まらないと言っていたが中途で終わった建て替え工事は次の段階に入るとき揉めた。工事で分断される店舗と買い出し人の回遊行動の不安だった。築地市場では4年に一度の水産部の店舗移動があった。多大の費用をかけたのは公平にするためだった。だから工事で分断されれば次の工事の完了まで不況となるのは明白だった。工事は数年で終われば良いが中の従業員は盛況している他社へ移動する。銀座のホステスが客をもって他の店に移動するようなものである。あの時騒いだ人達は今どう思うのだろうか。不要な地下工事で延期保証を含めれば1000億円と2年の浪費があり、環状2号線の工事延期を含めればモット高額となる。
立場を表明しなければ野党の政府批判はブ-メランとして政権を取った時戻ってくる。
国が落ち目の時は外部からの攻撃より内部の対立から始まる。今はコロナで団結し、不要不急なことを出来るだけ少なくし、ワクチン普及までしのぐしかない。
命の選別の議論を公にしなければいけない時期に来たようだ。昭和天皇が昭和63年12月に重体になって、お節の問題があって正月用品の手配が大変だった。もしもの時の対処の議論をしたと記憶するが結果としてなるようにしかないと開き直り、1月7日を迎えた。新年会はキャンセルし、後に名目を変え、平成発足会を催し、新年会の宴会会場に損失補填した。