この期に及んでも築地水産仲卸の会議も会員の意見の統一も出来なかったようだ。意見並立という。築地にできると知事は公約しているが肝心の築地残留派の意見がまちまちではまた行政の案に押し切られる。
元々築地市場再建工事が中断したのも業界の個々の都合でとりまとめが出来ず長期工事中断で豊洲移転の原因となった。
この期に及んでも築地水産仲卸の会議も会員の意見の統一も出来なかったようだ。意見並立という。築地にできると知事は公約しているが肝心の築地残留派の意見がまちまちではまた行政の案に押し切られる。
元々築地市場再建工事が中断したのも業界の個々の都合でとりまとめが出来ず長期工事中断で豊洲移転の原因となった。
都内の魚商組合と築地の水産仲卸の会議が29日開かれる。選挙前の築地の件で話し合うらしい。多分荒れるだろう。
駒込学園の福神漬の件で校長先生に一部訂正をお願いする準備を始める。福神漬が赤いのは醤油が酸化しないうちに出来たものから次第に赤く着色するようになった。今醤油の容器改良で何時までも赤い醤油が楽しめる。
豊洲行きの目安がついて、あとは9月に発表となる豊洲開市日の決定待ち。予想では5月連休明けだが手続き等で遅れるかも知らない。
過去の資料を読む。明日は千葉行き。
東京都による豊洲市場の試算で空調費用で豊洲は赤字体質であるという。イマイチ実感が異なる。もちろん築地を通過しない売り上げが築地市場の取扱量の減少を招いている。それには温度管理されない施設で不祥事があったとき築地経由で商品を仕入れていたとき、担当者は言い訳できない。今の食中毒ではアニサキス中毒の例では末端の販売者が行政処分を受ける。中間販売者の管理は問われない。温度管理不備の所から仕入れるリスクは担当者でなければ分からない。
豊洲市場計画の当初の書類では首都圏2500万人の商圏と書いてあった記憶がある。周辺の市場の得意先を侵食することを想定していたようだ。今の東京都はオリンピックの費用分担の話から東京都の周辺市場への刺激を避けているように思える。豊洲一極集中ということもありうる。
プロとなった少年の話題で将棋界が盛り上がっている。知らなかった世界だが築地の様な世界と知った。全体としては棋士は将棋界を盛り上げていることに一致していて、それぞれ個性のある棋士がいることを知った。築地の人も外部に関しては不祥事を語ることはないが個々の競争が激しく個性がある。一筋縄ではないことをまだ世間は知らないようだ。個々の競争があっても、外部に対してはまとまる。築地の人は酒が入らないと本音が出ないようだ。勤務時間が異なるので昼から酒を飲んで取材するマスコミ人がいないため、記事が甘い。
色々解釈できる豊洲築地案で混乱が生じているがこれを楽しまない手はない。知事は二つの市場の機能が並立可能であると言う。昔なら無理かもしれないがNET時代は不可能ではない。築地の既存設備で商売している人は世間の変化の速さを知らない。
とにかく移転してから夢を語る時間ができる。
予想通り、都知事の豊洲仮移転案が出てきた。豊洲移転日程も出ず、選挙目当てとなる。どうなるか玉虫色の案では都議会選挙後の解釈しだい。やはりオリンピック道路の完成圧力が強かったようだ。後は農水との関係と政府のオリンピック成功の問題となる。農水省と環境省に圧力が行く。来年5月までに移転できないととんでもない結果となる。
ニコニコの築地市場協会幹部と苦虫の水産仲卸幹部。築地の分断を示している。どんな案でも築地の全体合意は得にくい。ヨ-イドンの引越し案しか受け入れない。
今は芝浦再開発とかで消えた都立産業貿易会館浜松町館で20年近く漬物のイベントを開催していた。道路を隔てたところに都立公文書館があって人の出入りの少ない施設という印象だった。
石井研堂の明治事物起源(缶詰の始まり)の書き出しにある(明治3年四谷津の守)に住んでいたお雇外国人を調べるため、新宿区歴史博物館へ行った。四谷津の守にある施設だった。しかしそこでは解らず都立公文書館を紹介された。当時ではお雇い外国人は東京市に住まいを届けだす義務があったようだ。
さて移転した公文書館は何処へ行ったか調べると駄犬の眼病治療のため路上駐車している場所のところにあった不思議な形の建物であった。来月行って調べてみようと思う。
どのようにも解釈できる築地のプランでまた混乱が続く。結論が出ない知事では審議会等を多数乱立させ、経費をかけて時間をかけることが見える。どうでも良いことで豊洲の日程が決まらない以上詮索はマスコミに任せよう。好き勝手に記事を書くだろう。マスコミと知事は本当に市場を理解しているのだろうか。
都知事が築地市場で謝罪されても、築地市場内部の人たちの混乱は収拾できない。後は速やかな日程発表待ちである。多分決められない知事の行動からかなり遅れるだろう。
テレビ報道で面白おかしく築地プランを考えているが行政が主導してうまく行っているところは少ない。補助的なところがうまく行っているようだ。食は変化が激しく、うまいものもすぐ飽きる。新規参入と老舗の混合しかない。しかし今はチェ-ン店の勢いが強く画一的な食になる。築地の吉野家は他の吉野家と違って、市場の休みのときは休みである。昼も2時には完全に閉まっていて後片付けの最中である。
新報道で知事の政争のための築地案が出そうだ。今の築地は清潔志向の日本で食の世界で唯一如何わしさが非難されないで来ている。このことを理解しないで行くとデパ-トの物産展と同じとなる。ただ常設となると採算取れる業態と人員確保の問題も生じる。築地に定住人口が増えないと夜の築地の寂しさを感じるだろう。
12日からマスコミの豊洲の論調が変わった。築地のネズミ話も再開された。朝の日経では豊洲移転が内定のような感じで築地再建は付け足しのような感じ。すでにどちらでも対処できる体制になったので本決まりまで動けない。昨日から書類の整理を始めているが領収書のガソリンの価格には驚く8年ほど前は140円台だった。物価が上がっていないことを感じる。
豊洲移転反対派は今日の雨をどう感じるのだろうか。
TV報道で都議会選挙前に決められない知事が豊洲判断をするという。決められない知事の判断を好き勝手に予想する。
1 築地青果部を先行移転させる。もちろん汚染対策をした後で青果は簡単な方法で短時間で行える。 問題点 分離移転で青果部トップの抵抗がある。(ありえないと発言していた)ここはオリンピック成功と言う言葉で口説くしかない。
2 青果部移転で環状2号線工事は進みやすく、豊洲移転反対の強い水産部の施設への影響がほとんどない。
3 水産部の豊洲移転は地下のシ-ト工事で汚染物質を遮断工事を行う。だだ2年ほど工事期間がかかるので豊洲移転はオリンピック直前となる。場合によっては水産部の豊洲移転はオリンピック後とし、豊洲の汚染濃度の自然減少を待つ。豊洲移転を希望する水産卸を募り、豊洲移転もありだろう。
4 HCCP対策は豊洲では行えるので大手の得意先は豊洲へ行くだろう。ゆっくり知事は判断したほうが良い。
5 もし築地再開発案を選択すると築地市場内の混乱で建設案が出来ても、店舗移動を伴う工程案が出来ないだろう。これは生活のかかっている政治家が選挙区の変更を嫌うと同じ理由である。
今の築地の観光地化したのは都の努力ではない。豊洲の採算もやってみないとわからない。少なくとも15年もかかる築地再建案では環状2号線・通勤不便なオリンピック選手村マンションなどが無駄な施設となる。