古書のサイトを覗いていたら、下巻が安くなっていた。上巻は比較的安かったので図書館に行く電車賃やコピー代と比較して直ぐに購入の決断をしたのだが下巻は千円以上していたので、図書館で借りて読んでいた。しかし他の借り出した本の合間に調べごとをするので睡魔に襲われて記憶に残らない。下巻が発行した昭和58年の価格になっていたので購入。
本の最後に興津要氏の解説がある。福神漬の命名の経緯を調べているので明治17年前後の梅亭の気持ちはどうだったのだろうか。彼の本質は開化の時代を嫌いであった。
それにしても明治16年に再出版したことは需要があったということなのだろうか。明治20年頃までの文学の評価は殆んど無視されている。でも現実には新聞広告に多数の書籍の広告があるし、続き物の新聞小説があった。明治は歴史となった。
梅亭金駕の墓は元浅草にある永六輔さんの実家・最尊寺にある。いつか福神漬を持って参拝したい。
本の最後に興津要氏の解説がある。福神漬の命名の経緯を調べているので明治17年前後の梅亭の気持ちはどうだったのだろうか。彼の本質は開化の時代を嫌いであった。
それにしても明治16年に再出版したことは需要があったということなのだろうか。明治20年頃までの文学の評価は殆んど無視されている。でも現実には新聞広告に多数の書籍の広告があるし、続き物の新聞小説があった。明治は歴史となった。
梅亭金駕の墓は元浅草にある永六輔さんの実家・最尊寺にある。いつか福神漬を持って参拝したい。