年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

松陰神社経由でぼろ市から井伊家の菩提寺豪徳寺へ安政の大獄・散歩

2025年02月04日 | 宅老のグチ
 半月遅れの投稿。
前から12月と1月の世田谷ぼろ市に行って見たいと思っていて、年末ということで行き機会がなかった。
 南千住の回向院のことを調べていて、その回向院には小伝馬町の牢獄で刑死した人達の遺骸を葬ってあるという。そこで回向院に行った時に、通常の墓地と分けられた有名人の墓が整備されていた。自分的には大きな墓碑の相馬大作が気になった。
 この相馬大作は文政の三蔵と言われた、間宮林蔵・近藤重蔵・平山幸蔵で行蔵の門人が相馬大作だった。文政の三蔵は北海道に迫りくるロシアの脅威を感じていた人達だった。この相馬大作が暗殺未遂事件を起こし、江戸で潜伏中に火付盗賊改の職にあった、長井五右衛門昌純の配下の手で捕縛され、処刑され回向院に葬られた。
 文政五年(一八二二)に相馬大作・関良助が刑死してからは国事犯を埋葬するようになった。 (『荒川区史』平成元年版 上巻 p.1525より).
 つまり相馬大作の事件が無ければ、回向院には政治犯の墓がないこととなる。福神漬の命名由来の証言者・鶯亭金升は長井家の人である。そこから発生する逸話が忠臣蔵の物語の様に逸話が演劇となり、逸話の史実の検証で自分を脱線調査の手間暇がかかる。回向院の埋葬の話から、吉田松陰が処刑されたのちに松陰神社の所にあった長州藩の所に埋葬され、破壊され、再度埋葬されたという。江戸時代は死しても墓では安眠できない。
 松陰神社を出た後、国士舘大学・建築中の世田谷区役所をみて、東急世田谷線世田谷駅からぼろ市の混雑に飛び込む。世田谷区の広報では日本一のフリ―マ-ケットという。一日で20万人の人出。浅草の雑踏もすごいが明治神宮等の初詣に匹敵する。
 ただブラブラ混雑を眺め、上町駅で世田谷線に乗ろうとして遠くを見ると緑があった。多分豪徳寺と思い歩きだしたが違っていて、また世田谷線に戻ろうとしたら、宮ノ前駅に着き、ここが豪徳寺の最寄りの駅で観光客で混んでいて、人の流れで豪徳寺に入り、井伊家の墓参り。実に静かな井伊家の墓地。そのあと招き猫の奉納場所でここに来る人達を眺める。いまは日本は犬派と猫派の勢力争いで猫派が増えている。その後宮の前駅から三軒茶屋でバスに乗り換え、JR目黒駅で都バスに乗る。東急バスの三軒茶屋から目黒へ行く途中に世田谷観音があって、記憶では特攻観音があった気がする。次回はその確認バス旅企画したい。
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ずれた節分の日・悪天候で節分会行きは見送り

2025年02月02日 | 宅老のグチ
天気予報で雪も予想されていて。浅草の浅草寺に節分会の日を思い出した。昨年は2月3日で晴天だった。一回目が終わり芸能人たちの出る前の時間で30分以上待った記憶がある。それゆえ仮設の舞台に近づくことが出来ず、遠くから見ていた。福豆をまき始めると、人混みが舞台に迫るので自然と前に進む。待っている所から3Mほど前進し、さらに周囲の空間が広がった。そこで豆まき。紙袋に10粒ほどの炒った大豆のマメが入っていて、一回顔に当たって地面に落ちた。落ちた豆を拾うとその周囲に数袋の未回収の福豆があって、手に取る。結局ダイレクトに自分がとったマメは無く、福は全部拾ったことになる。自分の人生過程に似ていると思った。取りに行った時は拒否され感があって、次の行動で癒される。10ほど取った福豆は帰りの時に二回目の豆まきに遅れた人に2袋渡す/福のおすそ分け。次回の福豆まきは芸能人なので事故が起きないことを祈りつつ浅草を去った。今日は雨天・もしくは雪。地面の福豆はとても福とは思えない。泥まみれの福と思う。
 こんな日でも、TVクル―の人達は楽しい節分と加工して報道するのだろうか。同工異局とはテレビ局の事。

雨の日は確定申告の準備の日。

今週はトランプ関税と石破総理のトランプ会談。文字変換で会談が怪談と出てきた。場合によっては3月末の予算不成立で繋ぎ予算を作成し、国会を通過後に、衆議院の解散もある。日本は韓国と違う党派を超えて国民のことを考える議員がいる。
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野菜が高いと言われても

2025年02月01日 | 宅老のグチ
東京都の生鮮食料の物価が高いと言われて、その内容がどうも東京都中央卸売市場の関係者の見解をそのままニュ-スで流している感じがある。青果市場の記者会の質が落ちていると感じる。世の中の動きは日々変動し、知力のある人達は未来を考えて行動する。多くの学生は未来をかけて就職を選択する。すでに新聞業界は発行部数の激減で低迷している。これは先行しているアメリカの姿で容易に未来を見ることが出来る。その質においても日本は世界のロ-カルでウクライナの戦争から激変しているのに、隣国の混乱の予知報道も無くただ観光客の激増報道で終始している。
 いまだに明治日本の根本的思考が残っていて、世界の何位が重視されている。この思考が韓国・中国に伝搬していて急速な発展をした。しかしほぼ先頭に立つと、前例となる先行者不在で、失敗例が増えてきた。その理由は3か国の国の歴史から共通ではないから失敗の前例となりにくい。それでも日本のバブル崩壊とその復活途上の様子から、まだ成功例となる政策が見えない。
 白菜の歴史は良く知られていないが明治後期まで日本の白菜は無かった。明治期の東京の漬け菜は三河島菜であって、最近やっと復活している。キムチはやはり白菜。
  日本の浅漬は漬物の全体の売り上げで60%を占めている。その浅漬の半分はキムチである。従って白菜の使用量は大きい。量の多い白菜は産地を分散させ、さらにキムチメ-カ-へ農家と漬物業者が成り立つ契約栽培をしている。その基本は農家が持続的に生活が出来るように契約している。収穫の農機具の開発も農家や農協の力を借りず、農機具会社と開発している様子が見える。漬物は戦後に農林水産省から見捨てれれていて、自力と言う意識がある。
 農家が卸売市場に農協を通じて白菜を出荷しても、手取りがいくらになるか判らない。ところが漬物業者との契約では補償があって、市場に出すより優先的に出荷する。農協のダンボ-ルは高価で使い回しされないようになっている。産地偽装を防ぐため。ところが契約栽培だと農家で土やごみ落とし、プラスチックのコンテナケ-スに野菜を入れ、キムチメーカ-の工場でトラックに載せたたままの計量で積載トン数を計る。畑で葉を落とし段ボールに入れ計りでいちいち計量する必要はない。さらに戻ったコンテナを洗い再使用する。このコスト差は大きい。白菜は昔は弱小キムチメ-カ-が市場から購入していた。日本のキムチメ-カ-が集約され今では全国に出せる会社は10社もない。それゆえ白菜の中央卸売市場の価格は乱高下する。今は白菜のナベ需要時期であるが多くの白菜はキムチの方に出ている。そこからキャベツに需要が行っているが急に増えた需要に対応できない。新宿サボテンというトンカツの老舗では千切りキャベツのお替りは今でも無制限と言う。多分契約してあって、納入業者が我慢していると思う。キャベツは台湾から輸入できるが品質が異なっていて、素人でも見分けがつく。
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東京の開花予想日の発表

2025年01月31日 | 宅老のグチ
何かネットサ—フィンしていて、東京の今年の開花予想の第一弾が出たようで、3月21日という。でも昨年は大変外れて、開花が4月にずれた。
 いつも開花を気にしているのは梅干しの原料となる梅の実の出来具合に影響がある。昨年は暖冬で地球温暖化を体感した年で、和歌山県の梅の産地では2月から始める梅まつりが例年の行事の時にほぼ満開だった。そこから梅の受粉を助けるミツバチとの季節感のずれで、梅の実の着果率が絶滅近くなって、今年のウメボシの安いものが消えると思われる。おにぎり需要も安定していて、もしかすると安価だった梅おにぎりの価格改定もあると思われる。
 コメの価格もすでに2025年度の新米状況の予想を超えて、インバウンド需要で欠品恐怖からコメの差し押さえ行動が5月頃から始まる。自分の家でもス―パ-のブランドのコメの価格と売り場の減り具合をチェックしている。低温管理をしないとコメを放置すると虫が湧いたり、品質劣化するのでトイレットぺ-パ-の様に一年分以上備蓄することはできない。もしするとならば包装餅だろう。それでも賞味期限がある。
 今年も食の物価が上がる。急上昇すると7月にも日銀が公定歩合をあげざるを得ない。年二回の公定歩合の改定で国民の住宅変動金利でロ-ンを組んでいる人は大打撃だろう。

 桜の開花予想は昨年は大外れ。今年の3月21日の開花予想は3月の外国人観光客用の宣伝で自分の感覚では今の寒さで早いと思っている。研究者の文献で寒い冬は開花が早いという。同時に暖かい冬は開花が遅いという。
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止めようと思っている固定電話にまた詐欺電話

2025年01月30日 | 宅老のグチ
家族にスマホがあるが中々固定電話が捨てられない。番号を変えれば良いのだが変える利点と不利益が見えない。過去の設定がどうなっているか忘れたこともある。仕事をしていた時のフリ―メルアドレスがあって、ある時に通常のアドレスが不具合となった時、再設定のためのアドレス確認として休眠アドレスが出てきて、変えようとしても休眠なのでパスワ-ドが判らず変更できないので放置している。
 どこの家でも固定電話に迷惑電話以上に詐欺電話が掛かっていると思う。今は留守電設定であるが着信音があって、時々深夜にも着信がある。
 受話器をとらないで聞いていると人の声でなく、人工の声で声紋も採れそうもない。さらにランダムに掛けているようで結局電話番号を変えても、かかってくる気がする。最近携帯電話にも不審な着信があって、留守電に要件を入れずに切っている。相手の電話番号はネット検索で信用情報照会からもあるので、再度かけなおす。この様な知識が高齢者にあるのだろうか。
 中国の春節でタイ国行きが今年は減ったという。理由は中国の有名タレントがタイでダマされ、ミャンマ-に連れて行かれ、詐欺電話グル-プから外交交渉で奪回したという。日本人もタイで今拉致を狙われているという。
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築地市場移転時の地下汚染糾弾ネットテレビ中継の記憶

2025年01月29日 | 宅老のグチ
フジテレビの10時間以上の生放送の翌日のコメントから築地市場の地下空洞の件から始まった汚染問題の糾弾の公開会議に参加したことを思い出す。すでに日時の記憶が薄れているが、平日の午後1時か2時から始まり、途中のトイレ休憩を挟んで翌日の報道では午後の7時前に終わったと記憶する。この会議は会議時間中に残された問題の回答が次回となって、さらにエンドレスの会議が3回以上の記憶がある。
 結果として地下の空洞はコンクリ-トで覆う工事をした。確か数百億円だった。どこも受注しないで談合のような高価格となった。今でも東京都中央卸売市場で地下汚染の状況が出ていて、都がデータ管理している。
 自分はこの会議に合わせて、日程調整しほぼ毎回参加していた。入り口でサインしているので記録があるはず。築地の参加者は早朝から肉体労働している人が多く、午後の5時ともなれば翌日の仕事を考えるとトイレ休憩で脱落者が出る。夕方5時頃のトイレ休憩でリタイアした。自分は最初からぶれることなく移転賛成派だったので、内容にがっかりした想いがある。今でも地下汚染があるのに最近の居酒屋やス-パ-のチラシに豊洲市場直送という文字を見ると、まだ十年も経っていないのに築地中央卸売市場の記憶が消えている。間も無く球場の築地になりそうだ。
 あの騒いだ築地を守る会の婦人たちは今の築地場外市場の大混雑をどう思っているのだろうか。それに反して豊洲市場の官製企画の賑わいの少なさを感じる。やはり入り口で警備員がいると観光客が中に入れない。これは品川の食肉市場の祭りに参加して、衛生面を重視すると一般人の自由な入場制限したくなることを理解できる。一度衛生事故があるといつまでも記憶と記録が残り、法規制が検討される。そして多くの法規制が放置され、環境や時代が変わってもそのまま残り、不祥事で復活する。
 農家の高齢者の楽しみの自家製漬物を道の駅や農産物直売所で販売してたが、確かに人命事故は他人事ではないが食品の事故保険もある。これで対応できなかったのだろうか。設備は塩分の絡みで高額で転用も利かない。もう少し行政の知恵が必要だった気がする。
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書いたことや感じたことは必ずしも正しいとは言えない

2025年01月28日 | 宅老のグチ
新聞書評のリストを検索一覧に用意してあって、すぐに図書館横断検索をせずに、一月ほど経って検索し、自分的には予約解禁としている。そこのリストをさらに都内の図書館予約者の検索すると読者の関心がある本は予約待ち人と蔵書館数の多さで判る。
 多くの図書館では定期的に蔵書を廃棄していて、それが古書に出回っていることがあって、自分も交通費を考えると古書購入の方が安いと思って、手に入れた。今の日本では読書人口が減っていて、出版しても倉庫で積まれ、急なイベントが出るまで待っている。今年は戦後80年なので多くの戦争企画があるだろう。
戦友会狂騒曲   (センユウカイ ラプソディー) 遠藤 美幸著出版社 東京 地平社 2024年
 書評からチョット経って予約したらすんなり借りられた。内容は遠藤さんが老人会の集まりを世話していたら、いつの間に戦友会のお世話係となり、戦友会が解散後に、また戦友の有志の声掛けで遠藤さんが指名され、また活動を始める。その復活戦友会が遠藤さんに接近し、右翼の思考の人達との交流が書かれている。
 若者の右翼思考はどうも老兵たちを困惑させている様子がこの本には書いてある。特攻前夜の遺書を読んで兵士の本心と思うようだ。見られても検閲されても良いと当時の事情は知られていない。20歳前後の若者が大義という名目で自爆死の行為に出される。戦後にのうのうと生きた上官もいたことは知られている。部下を選び死ということの約束された戦場に命令した上官の戦後の姿を知るとやるせない。
 福神漬と言う漬物の歴史を真面目に調べている人はほぼいない。そこで資料を検索すると比喩とかの例が多く、これは何の比喩なのだろうと思い10数年調べてみた。
 台東区中央図書館郷土資料室には上野本が多数あって、さらに開架なので手に取って立ち読みして、書架に戻す。何回も通うと台東区の浅草・吉原の本へ向かいパラパラ読み。
 でも福神漬の普及を缶詰の歴史とみれば不思議な世界となる。
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美人局の読み方から

2025年01月27日 | 宅老のグチ
最近の芸能不祥事が自分の予想以上に拡大している。過度のトランプ不安が消えたのだろう。築地にいたので多くの芸能人の下層階級の役者や下の裏方の人が築地で珍しい物を探していた。そんな記憶が今復活しつつある。
 自分は築地の松竹大谷図書館で漬物の裏話の文献探しをしていた。そこから国立劇場の最終公演ということで、最高裁判所付近をウロウロしていて、何か関係ありそうだと思いつつ、ここで脱線調査をすると新事実が出てまた遅れると思いつつ徘徊していた。その中で上方の文楽を知り、菅原文殊手習鑑を観ることになった。文芸の素養がないと自覚している自分がやったのは小学生向けの解説本だった。借りて読むと今に残る言葉で『菅原伝授手習鑑』の「せまじきものは宮仕え」というセリフの意味を知りたくなり、調べると枕草子から伝わっている。
 その意味は人間出来れば宮仕え(今で言えば会社勤め)はしない方が本人の為です .。西行が官職を離れたのも何かがあったのでしょう。
 最近のネットで結構昔話が復活している様子があります。ある大学の就職活動の講演会で学生がフジテレビの人は学生の高倍率の就活生の選択基準を尋ねました。コネもあると言ってました。タダ女子アナウンサ-はブスは採りませんと言い、実際に後の美人アナウンサ-を採用し、一時代を作り、他局が追従しました。この文章を書いた人はこれは美人局と書きフジテレビとフリガナを付けたいようだった。本当の読み方はつつもたせと読む。思わず座布団一枚と思った。
 何十年も昔の回答が記憶箱から復活し、今の言葉で社風と言われるとは想定外だろう。時代の変化は先を予想し、それに合う思考を普段から準備する必要がある。
 最近は訪問していないが、都営大江戸線大門駅付近に東京都の人権プラザという施設があって、そこには図書館があり、誰もいない席で人権問題の本が多数あって、背表紙を眺めていた。自分はハンセン氏病関係の文献を福神漬の脱線調査で文献を探していた。
 差別、区別等々  多くの事例から多分自分も差別していて、さらに差別されている。多分心の余裕が今はあるからで、冷静に読める。仕事をしていた時は会社の不都合も話せない時期もあった。自己の信念は会社から離れると時間が経って、昔話と出て来る。その前に亡くなってしまうと事実が消える。感想も消える。
 多くの老男子と老女子は自分史を書き残すべきだろう。書いてほしいのは成功事例でなく、不幸な事例の方が後の世に役に立ちそうだ。
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もう少しバタバタとなるもうトラ

2025年01月26日 | 宅老のグチ
日銀の金利が予想通り0.25%上がった。今日の新聞では7月にも再利上げという。そこで昨年の7月の様に株の暴落と円高の予定が狂った。
 これから3月末の決算月の様子と、国の予算が通過するかどうかで、野田立憲民主党の党首の言説が責任政党の自覚があって、一度政権経験がある。
 国債の評価が下がりそうで金利上昇が住宅価格に出そうだ。だんだんアメリカ並みになって新築志向から中古物件に向かうが木造ではない。常識が非常識となり、経験則が役に立たない。
 トラ2はいまのところ日本無視。いいのか悪いのか春節前のなぎともいえる。
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ハチ(8)の一刺し 宇野内閣の崩壊

2025年01月25日 | 宅老のグチ
フジテレビの騒動を傍観者で見ていると、短命内閣で知られている宇野内閣1989年の竹下首相のリクル-ト事件の週刊誌報道で政治家のスキャンダルで内閣支持率9%で退陣に追い込まれた。比較的ク―リンな政治家として知られていた宇野氏が次期首相となった。7月の参議院選挙があって、クリーンな人材を登用することとなった。ところが身体を首相になる見込みがないのクリ-ンと思っていたのでクリ-ンにすることを怠り、神楽坂の芸者さんから手切れ金のケチさをサンデー毎日という週刊誌にタレコミされ退陣に追い込まれ、参議院選挙で大敗し、過半数割れとなり、海部首相が誕生した。
 この時のサンデ-毎日の記事で【ハチの一刺し】という言葉が記憶に残る。ハチは刺すと自分が死ぬ。見捨てられた芸者の意地の一刺しとなった。
 どうもハチの一刺しの記憶から8のテレビ局の騒動を記憶箱から出てきた。バブル崩壊前で消費税が出来たころである。増税は不人気な政策である。
 この芸者という言葉から、福神漬の資料調査でしばしば三菱と芸者関係の文献が出てきて、理解できなかった。
1983年4月20日 NHK 歴史への招待 NHKデマンドで110円でこの番組が見ることが出来る。図書館でも借りることが出来る。
 解説では岩崎弥太郎の手文庫から百数十枚という芸者衆の写真が出てきました。この手文庫は沢田美樹さんという所に保管してあった。沢田女史は岩崎家の子孫でした。
 NHKの写真の解読で岩崎弥太郎は芸者付きの接待で、相手の好みの芸者を宴席に侍らしていたという。

 今度の8のテレビ局は宣伝費の大幅な減収が予想され、表向きは8の会社は不動産で利益をあげているので、テレビ局が分離される可能性がある。そうすると外資の規制から外れる。いま8の株価が上がっているのは外資の分離予想と思われる。さらに数年後のアナウンサ-を目指している女子大生のインタビュ-で自分が就活する時には健全になっていると言っていたが世の中は甘くない。テレビ局は落ち目なのだ。そうなると広告取りの営業職の人達から、上場企業の合コン設定になびかない女子アナかいるのだろうか。30歳になれば江戸時代の大奥の様にお褥下がりとなり第一線から外される。さらにAIの技術でスキャンダルと読み間違えがないAIアナに変わるのが確実。始まりは深夜の天気予報だろう。

 明治の初期の東京の宴席ランクは1等が新橋・柳橋、上野数寄屋町だった。上野芸者衆は近所の福神漬の酒悦を応援していて、今でも老舗として残っている。高価な缶詰入りの福神漬は宴席の接待の手土産かもしれない。健全な宴席と言うアリバイ工作と見ることが出来る。
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鰯の群れの方向転換

2025年01月24日 | 宅老のグチ
水族館で鰯の群れが方向転換した時、キラキラ感がある。鰯の漢字は魚偏に弱いという字を当てる。多くの鰯は他の魚類の食物連鎖の最下等の餌になる。実際に養殖用の餌でもある。江戸時代の外房海岸は関西の綿花栽培の魚肥ともなっていた。上方から昇り荷で酒等が運ばれ、帰り荷で干し鰯が運ばれる。
どんな国の歴史でも名の無い下層民が存在する。時には下層から武力で上昇することがあるが稀である。その理由は記録が無いことと、多くの歴史記述は権力を得た人たちの正統の記述となる。多数決の原理は民主主義の原則だが情報操作の誘導の技術が進歩していて、今は紙媒体の新聞が落ち目で、さらにテレビという絵が見える媒体も編集という作業で加工されていることを知るようになった。そこからダイレクト情報がネットの世界で生まれたのだが、デスプレイに表示できる事項が少なく、上位に出る事項が関心があるように設定されている。この仕組みを悪用され、ホームぺ―ジ作成業者は宣伝文句に上位に出るテクニックを営業宣伝としている。ここには真実ということではない。この結果で顧客に周知され、売り上げが上がれば正当な宣伝となる。勝てば官軍、負ければ賊軍となる。
 1月20日にアメリカ大統領が交代した。近来にない権力・支持を受けているが賞味期限は2年しかない。どうも取引の相手となっている中国はアメリカの基本精神と合致しない国で波乱はある。この状況から日本の指導者は鰯の群れの一員でどこまでも付いてゆくのか離れるのかは運任せとなっている。
 アメリカは結局強権の国で、それで落ち目である。軍事力は平和であれば無駄金となる。
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金利が普通になる日

2025年01月23日 | 宅老のグチ
長い間のゼロ金利というのが終わる日が来る。日本の住宅ロ-ンで金利を考えなくてよかった。中小零細企業の従業員だけその超低金利の恩恵を受けていなかった。それが終わる。そしてインフレがやってきてそれぞれの対応力となる。
 住宅ロ-ンのニュ-スで50年ロ-ンと言うのがあって、月々の支払いが1万円ほど少ない。金融機関も長期間の金利が入るということを言っていた。ところがニュ-スの内容を見ていると、地方の木造住宅のロ-ンである。自分が見聞きする中で、アメリカでは木造住宅でもリフォ―ムが良いと、購入時より値上がりしていることが多い。ところが日本では木造住宅の税務上の価値評価が22年となり、不動産取引では古家アリ物件となり、更地の固定資産税の節約のため、空き家が残っている。その空き家は町の風景を劣化させる。木造住宅で中古物件が値上がりする例はあったのだろうか。
 不動産バブルの本質は希少性から来る先高感とそこからもたらせる富裕感、その富裕感が消費を拡大させる。日本では平和ということで急速に出生者数が減り、医学の進歩で病死者が減る。人口ボ-ナスで家計に余裕ができ、消費拡大した。この前例を近所で見聞きした東アジアの国が日本の欠点を回避し、急速に発展した。今前例となった日本の優位性が消えつつある。
 多くの不動産関係の議論で持ち家か借家かの論争がある。日本では少子の問題が解決の見込みがないのでいずれ国家による不動産の管理となる。全ての不動産所有者が負け組となる。日本は災害多発国で建築物が高価となる。いまは日本という目に見えない壁で異国人の入国制限となっているが、スマホ翻訳の同時性と正確性が進歩すれば壁は消え、ゴミだらけの観光地となる。
 資源の無い、年寄だらけの日本が観光ゴミで汚染されれば動画で日本観光は十分ということもありうる。
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年度末の雰囲気があって

2025年01月21日 | 宅老のグチ
本来なら1月17日は関西の大震災の記憶復活日なのだが、能登の地震と日向灘の地震で過去の記憶というより、常在準備の確認の日となった。災害対処の経験は震災対策を災害発生後の関連死を制御する時が来ている。今は災害ゴミを余裕のある自治体の転送することで処理しているがソロソロこれだけ天災が多いので流木等の処理にゴミ処理船を建造し、被災地に回す仕組みが必要と感じる。そして災害がない年は発展途上国に派遣しても良いと思う。
  トランプの4年の始まりは化石燃料の再開発となり、海に囲まれた日本は普段から海水によって気温を調整されている。青森の遺跡を知ると、今より地球温暖化があって、住みやすい地域と思われる。

 反トランプ・反習体制の最大の反抗は天候異変だろう。
今週末の日銀の金利引き上げが0.25%上げる予想が増えた。問題はその後の記者会見で、物価上昇が続くと円安の不具合が見える。そうなると金利の再引き上げとなるが変動金利で住宅を買っていた人たちがバブル崩壊時の貧困民と同じ運命となる。そこに加えて団塊世代の相続による、一戸建ての市場への放出があって、買い手不在の地方の古民家となる。消防力の無い地方はあっという間に大火となる。
 もうバラマキで経済浮揚する時代が終わった。すき間を狙う異国人に割安の日本が占拠され、不要な土地・家は放置され景観破壊となる。
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寒の入り・記憶の残る寒中へ

2025年01月20日 | 宅老のグチ
朝 新聞を取るため家を出ると雨模様。小雨。カレンダ-で大寒とある。ここから節分までの期間が一年で一番寒いと言われるが今年はそのようにならないと予想する。世界情勢が激変化する月末。
今年の発表の人口統計で韓国と中国が出生者数が前年より増えたという。日本は激減の出生者数前年比5.8%減68万5千人。近未来の中国と韓国の人口統計で韓国の人口統計が移民を見込んでいる気がする。やはり韓流ドラマと男性の徴兵制度で不足している部分の移民労働なのだろうか。中国に関して、出生者数が前年より増えても、どうも経済見通しより悲観的で人口が100万人以上減って、さらに婚姻数が大幅に減っているという。婚姻圧の強い中国では未婚で出産というより、結婚後に出産し・離婚する形態が多いのだろうか。離婚率は高い。
 人口学者の中国における急速な人口減予想は何処から来ているのだろうか。
中国の出産男女比が異常で日本では普通は男子が105で女子が100の割で生まれる。ところが中国では出産前診断で女児となると間引きされることがあるようだ。この男女比の波が間も無く中国にやって来る。日本の男性の平均寿命が81歳であるが統計の人達は82から84歳くらいで同一年に生まれた男性の半分が死亡するという。女性は日本の平均寿命で87歳なのだがやはり同一年に生まれた女性の半数が亡くなるのが90歳を超えるようだ。近年の長寿の傾向では男女でも長生きの人と早死にの人が判れるように感じるが統計上では誤差の範囲だろう。そこで男性の極端な差がある年代が中国で間も無く亡くなる時期にやってくる。今年の中国の大学入試で高得点を取った女性が新設の葬儀関連の学問を教える大学に入ってと言う。普通には北京大学・清華大学に入れる「高考」の試 験結果の高得点女子が葬儀の学問を学ぶ。いかに今の中国で大学生が就職難ということが知れ渡っていることの証明となる。日本は今亡くなる人が150万人、中国の過剰男性老人が80歳になるころ、毎年の葬儀件数は巨大産業となる。多くの中国の広場でダンスしている人の風景を見ていると元気な老女子しか見えない。この元気な老女子は今都営地下鉄浅草線で見ることが出来る。さすがに都内の公園で音楽をかけてダンスしている様子は見えない。ここにまだ中国に汚染されていない日本がある。騒いでいる川口の団地で広場ダンスはあるのだろうか。
 ここに日本の文化の許容性を感じる。
 
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大学入試の共通テストの密かな楽しみ

2025年01月19日 | 宅老のグチ
大学の入試のための共通試験の問題が新聞に掲載される日は自分の脳の記憶力・知力・根気力のテストでもある。さらに自宅なので不正行為も自由で、そこから回答を見ないで問題を解く。外国語系は間も無く中国のIT技術で自動翻訳され、さらにAIによって模範解答が出るとドラえもんがのび太へ話している気がする。難しいのは日本語と日本人の空気でどう解釈するか答えがばらついているので回答の普遍性が出ないと思う。美術館の抽象画でどう解釈するかの統一性が作家と評論家の統一評価が出るまでゴミ美術でいつでも廃棄される可能性がある。この辺の回答は東京芸大の入学者を見ると変人ばかりで、それでも彼らの学歴で社会に生き残るには難しい。どちらかと言えば海外で特に欧米で名声をあげないと甲子園の優勝選手のようなものである。次の年にはまた優勝選手が生まれる。
 もう20年程福神漬の歴史を調べているが、近代史の知識が無いとその言い伝えや、日本の軍隊需要の様子が文献に現れる。近代の戦争は前線の兵士の質と共に補給の充足が重要である。先の大戦で日本がじり貧となったのは米国による日本の欠点研究から来ていて、日本が開戦してヨロッパ戦線と太平洋戦線の二正面作戦を強いられたが、日本の補給船団をたたき、暗号解読によって、ゆっくりと攻撃された。
 今度の共通テストで歴史総合という科目の初事例となる。どう評価するのだろうか楽しみでもある。
福神漬の発展は缶詰に漬物を入れたことから始まる。缶詰の発展史はフランスのナポレオンによって軍隊での保存食の懸賞から始まる。この懸賞からドイツ・イギリスと缶詰が発展し、ついにアメリカに至って工業化された。アメリカ貧困人の食生活は大容量の缶詰で食を賄っている。この状況はコストコと言う会員制の店舗で見ることが出来る。大きな家・大きな車、週一の買い物、そこから冷凍食品の入る大きな冷蔵庫。銃不安のあるアメリカでは外出も減らすしかない。コンビニも必需品のガソリン給油のついででもある。

 日鉄のUSスチ―ルの買収問題で同業者のコメントが米国の黄禍論がまだ浸みていると感じた。文明はアメリカがリ-ドしているといまでも本音で思っていると感じる。日本が中国を製鉄技術を支援したのは漢文明を無償で日本の伝えたこと恩もある。中国の急速な発展は先生役の日本を越して、今暴走気味でもある。ここにアメリカの製鉄関係者のいら立ちとなる。鉄道はアメリカで発達したのだが今では日本・中国・韓国・スペイン・フランスに遅れていて、鉄道用の高規格レールがつくれないようで事故が多発している。その事故は鉄道コンテナの量と重さから来ているという。動画を見ていると貨物列車の長さは異常だ。レールが上下のゆがみで劣化が想定より早いのだろうか。日本の新幹線レ―ルの規格が80キロという。どんな差があるのだろうか。
日本の新幹線は長さ1 mあたりの重量が80kgを使っているという。
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