日々の業務で突発的な量の配送を行うことが増えてきた。いわゆる積載違反である。昔なら運転手が犯罪者として処罰されるだけだった。ところが最近の傾向として運転者だけでなく、運転を指示した運行管理者・経営者が処罰され、さらに発注者まで道義的責任から、連帯責任の議論まで進んできている。このような観点から積載違反の回数が増え、社内的に問題ありと認識していたが豊洲移転時に見直すことにしていた。移転延期となり、時間切れで配送業者を変更し、倍の積載量のトラックを手配した。20年以上の付き合いのある運転手とはこのような理由で縁が消えることが残念である。しかし事故が起きて積載違反が理由であったとき、東京都の処分はかなり重くなる。日頃東京都の職員は築地の業務は全国民の見本となるべく行動することを言うようになってきた。40年程前にはとにかく乱れた世界で若い女性は親族を除くと市場で働く人はいなかった。今は東京都の職員を始め多くの女性が築地を晴れていても長靴を履いて築地市場内を闊歩している。