年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

江戸東京博物館は市場の跡地に建っている。

2015年04月03日 | 築地市場にて

 

昔といっても記憶があるくらいの昔、今の両国国技館の隣に中央卸売市場があった。この地は房総からの鉄道網の終着地の両国駅に隣接していた。この市場に漬物を商っていた人が今月で廃業するという。長い間ご苦労さんでした。江東市場は葛西に移り今の葛西市場となった。広くはなったが交通の便がよくなり、結局大田市場が開業すると大口の顧客がドンドン大田に移動し、葛西市場自体が衰退していったようだ。このところ年に数店漬物業者は閉店している。寂しいが消費の変化についていけない現実がある。

 江戸東京博物館は江東市場の跡地に立っている。交通の便のよい所の中央卸売市場は移転の対象となる。秋葉原駅前にあった神田市場は今の若い人の記憶にないかもしれないが多くの青果関係者のビルが秋葉原の周囲に今でも残っている。

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1 コメント

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Unknown (麦子)
2023-10-15 21:16:12
小学校5年の時に、父の手伝いで年末のかきいれ時に、何度も通いました。当時は電卓もなく、暗算でお客さんの野菜のお買い上げ合計金額を計算しました。初めて、市場の食堂で食べた海老フライ定食は、最高のご馳走でした。あの感動を越える食べ物には、まだ遭遇していないです。
ネットで、「江東青果市場」を検索しても何も出ないのですね、IT技術者ですが、考えてしまいました。ありがとうございました!
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