年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

心の傷の保障

2016年09月30日 | 築地市場にて

築地の人の心のキズ保障があるのだろうか。マイナス情報がドンドン出てきて、豊洲だけの問題でなくなっていることを知っているのだろうか。

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老朽化による電話の不通

2016年09月29日 | 築地市場にて

 

朝いきなり会社から電話。どうも現場の電話に電気が供給されていないということ。施設が古いので故障の箇所が解るまで時間がかかる。

 都議会が始まって、世間は豊洲だが築地はすでに延期を織り込み済みで、年末の予期せぬ築地残留を計算しているようだ。

 今は築地市場のマイナス風評を加速しないように努力するのみ。

数年前の経験から電話の復旧は夕方だろう。

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何処まで続く豊洲報道

2016年09月28日 | 築地市場にて

連日豊洲市場の報道があるがだんだん築地市場の語られない問題へ向かっているようだ。殆ど築地市場内に来た人なら知っているが誰もしゃべらないことが漏れつつある。これは自分の問題でもあるが対処できない問題で風評被害を起こす。 全体として荷主さんや築地ブランドを信じている人に迷惑をかけるからである。(都民目線ではない)

 最近ではノロウィルスも水産物のカキ由来と報道されていたのが消えている。もちろんカキ出荷者の清浄化の努力もあるが風評被害に注意すようになった気がする。3年ほど前北海道でO157の白菜浅漬食中毒事故で高齢者が多数無くなった。そのとき北海道白菜と他の産地の白菜も暴落した。多く白菜は農地で廃棄処分となった。

 元大阪府知事の橋本さんへ何処から築地市場の8月下水が売り場へあふれたことが漏れたのだろうか。だんだんタブ-だった築地市場の問題が公になりつつある。小池知事の市場情報公開も予想外の展開になり、築地のブランド失墜を招くこともありうる。このことが移転反対派がイマイチ元気が無い理由である。

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すごいね鹿島建設

2016年09月27日 | 築地市場にて

 

豊洲の汚染問題で社内の会話で鹿島建設の汚染除去工事が手抜きもなく,普通の地下水まで浄化した事でびっくり。途中に運び込まれた盛り土から汚染物資が検出されていたので誰もが完成した豊洲市場から汚染が出ると想像していた。多分都の職員も出ることを予想して追加工事が出来るように地下室を計画したと思われる。

 鹿島建設が手抜きをしなかった理由は豊洲汚染除去工事の実績を中国に示して世界に出る目的があると当時は見ていた。今の数値では豊洲は安全だと思うが不評被害の払拭は時間がかかる。

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世間一般とずれていて

2016年09月26日 | 築地市場にて

最近の豊洲報道がどうもずれていて呆れている。東京都の中央卸売市場の制度がテレビの人たちには都民の税金の問題となっているが市場会計は都立病院とか都バスのようなのと同じ扱いで別会計で足りない部分は都民の税金で補てんすることになっている。従って築地の市場が移転すれば跡地の売却で移転費用が出るので汚染の土地でも築地の人たちの意向にあう土地だった。晴海ならもっと良い立地だったが残念ながら狭いということであきらめた。あるテレビ局が青海という土地を移転候補地として示していたが大田市場の隣にある野鳥公園の出来たいきさつを知らないと見える。この野鳥公園こそ第一次築地移転候補地だったが市場関係者の遠いということで合意が出来ず、野鳥が住みついて今に至る。

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彼岸あけでやっと晴れ

2016年09月25日 | 築地市場にて

連日の雨もやっと止んだようだ。27度。来週は10月となる。今週から都議会の定例会で豊洲の審議が始まる。また報道が過熱するだろう。今のところ汚染除去工事の数値によっては延期した大義名分がないようだ。期限がない移転延長は補修工事の問題を引き起こす。壊れた設備を補修するのどこまでやるか判断ができない。

 休市で晴れ。京橋法人会からの連絡。豊洲移転延期絡み。城北信用金庫から豊洲開業延期。当然みずほ銀行・築地市場内郵便局・江東信用金庫も移転延期。様々な関連企業が不稼働設備を抱えることになる。中でも中央区の新設『築地魚河岸』の開業延期が一番悲惨であると予想される。

 築地で食品衛生の講習会が頻繁にあるが気体による食品への汚染の講習はまだない。輸入検疫でガスが使用されているがどのような基準があるのだろうか。バナナの色付けでエチレンガス、マグロの着色で炭酸ガス(違法)などが知られている。もし気体で漬けることができれば漬物の技術革新となる。

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長雨の築地市場で

2016年09月24日 | 築地市場にて

連日の雨で売り場が浸水。深さは最大3センチ。豊洲では排水していないようでもっと深いようだ。ここには水質検査する暇人はいないが対策を考える人はいる。野球場で使うような用具を購入する。風呂から洗濯機へ送水する排水機を使用したが長時間稼動を想定していないのかすぐ壊れた。

 ネコのフン場があるので処理してと頼まれた。高圧噴射機で掃除。そういえば築地市場に徘徊するネコは多い。最近広く知れ渡った築地市場のネズミを駆除してしているのでネコへの虐待する人はいないようだ。エサを取る猫はましだが尿はくさい。困ったもんで。これに反して犬は見かけない。築地市場は圧倒的にネコ派だといえる。

 築地のマイナス報道が増えてきた。与えられた設備でガンバルしかない。

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どこまで続くの豊洲報道

2016年09月23日 | 築地市場にて

連日のトップニュ-スで豊洲市場が報道されて、会う人から聞かれることも多い。ある程度経緯を知っている身ではこの先の展開が読めない。青島知事時代の話も出てきた。年始の築地市場賀詞交換会での歴代市場長の話を聞いて退席したことを思い出す。歴代の市場長は元気なようだ。特に比留間さんの時代に動き出したという印象がある。

今後どうなるかわからないが今の市場の関係者が引退すれば、また混沌となる。例えると築80年のマンション建て替えで中々合意ができない状況に似ている。商売を拡大したいという人もあれば現状維持の人もある。築地がゴミ屋敷の状態になる

こともありうる。

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食の国際基準の義務化

2016年09月22日 | 築地市場にて

政府は食の国際基準の義務化を検討し2018年に関係する法律を制定するようだ。この国際基準では施設設備の問題があって今の築地市場の事業所は全部と言ってよいくらい基準の設備が無い。と言うことは築地を通過する食品を扱うところは法律違反となる。

 汚染物の検出騒動をしている人でもっとも緊急性のある食中毒の問題は築地で無視することになる。そうすれば築地のブランドは消えるだろう。

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古いイメ-ジで

2016年09月21日 | 築地市場にて

まだまだ世間では昔の築地のイメ-ジで豊洲問題を捉えているようだ。変化する時代で築地の仕事も変化が無いように見えるが実際は日々変化していていることを実感する。既に年末の商談は終わりつつあり、築地が移転しないことで進む。品物が全部築地に入ることは現実問題として無いことを知らないようだ。日曜日築地に来れば広い駐車場で積み替えの時間の合間に休息をとっている多数の冷蔵車を見かける。セリにかけることなく築地を出てゆく。箱も開けることなく出てゆく。豊洲ではもっと高速取引で転送が増えるだろう。汚染が入る前に出てゆく。そこまでしないとアマゾンの物流システムのようなもので負けるだろう。市場では規格品が見本だけで取引され、末端の画像でクレ-ム処理される時代に来たようだ。最近ではクレ-ム品画像を転送し伝票処理する方向となり、新商品商談でも画像とバ-コ-ドで商材を探すことが増えてきた。試食することも減り、商品の劣化状況を実感することも少なくなった。

 

 暇になり、フナ寿司の本を読む。著者によるとこれも広義の漬物に入ると言う。江戸時代から普及した結桶に漬けたのが今の滋賀のふな寿司と言う。重石を載せて夏に漬け冬に食べると言う。(再考 ふなずしの歴史 橋本道範著)

 

 

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事務の都合上・豊洲移転日の想定

2016年09月20日 | 築地市場にて

1年半前から11月7日が豊洲移転日なので封筒とか大量に発注しなければ高くなるものはそろそろ品切れとなる。従って東京都がどうなるかわからないが対策をとらないとさらに無駄が出る。

 今度の住所は江東区豊洲6丁目3番地が青果部でパソコンの地図検索で既に出てくる。当然江東区なので電話番号も変わる。

 一番理想的な移転日は2017年2月、大方の予想は5月の中旬、そして来年11月、そして無難な2018年2月。でも2018年2月移転ならば2020年8月のオリンピックまで時間が無い。築地市場にはアスベスト撤去と言う問題があるので重機で解体ということは出来ない。そして地下には埋蔵文化財がある。汐留では調査に10年。

 日本農業新聞では風評被害をなくすにはオリンピックを開催にこだわらずと言う論調だった。多分築地人だったら風評被害が消える対策をとらないと移動する気にはならないだろう。震災による福島産農水産物の風評被害を知っているからである。当然移転できないからと言って晴海通り、環状2号線をオリンピック期間中臨時開通させる発想はまだ無い。かえって多くの外国人観光客で築地は混むだろう。交通制限しなけば築地で事故が多発する。労働基準監督署では都心で築地は労災の多い事業所だと言う。

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豊洲問題の落としどころ

2016年09月19日 | 築地市場にて

問題がどんどん増えて普通の人なら先の見えないところで立ち往生だろう。市場関係者の顔つきも普段見慣れているので怒りがよく出ている。この問題の先は市場経営の民営化があるとみる。行政の動きの鈍さは東京都の業務の中では日陰の仕事で不祥事さえ起きなければ楽な部門だった。従って築地の再建案も都の職員は本気では無かったと思う。短い築地担当では(せいぜい3年ほどの期間)では市場人との人間関係はできない。まして本音を話す関係は汚職を疑われ、付き合いが浅くなる。

 不動産の賃貸ならば、家賃とか共益費が最初に提示されるが豊洲の移転はまだ全容の使用料価格が見えない。当面の家賃ともいうべき使用料は据え置きだが共益費にあたる冷気代がいくらになるかが不明だ。新市場の汚染問題と別に経営問題が出てきたのがこの冷気代の問題だった。冷気のいらない業種なら不要な経費となる。

 今のような話をすると次のような話が返ってきた。

 都心の一等地だが電気の容量を制限され、昼夜うるさく、トラックの排気ガスの汚染が充満していて、建て替えの話がかなり前から出ていたがいざ自身の居所の話が出ると日頃の競争心でまとまらない。大家さんは一時は玄関先を整備したが結局失敗した。このたび環状2号線の道路に引っかかるため止む得ず、移転に同意した。大家さんの話だと免震で交通の便も次第に整備され、全館空調入りという。さらに家賃はいまのままで良いという。

 こんな話に乗っていざ引っ越し確認すると、免震設備は耐震偽装で機能が十分でない。急いで造ったので店子の要望に沿うような形にはなっていない。また今まで空調不要の生活だったのでエアコン代がかかると言われ、オ-ル電化の建物なので今まで使っていたガス器具が不要という。共益費の金額を聞くとまだ全体の収支が出ていないので発表できないという。これでは安心して引っ越せない。豊洲の汚染問題と別に高額建設費の問題がでてるが冷気の費用はまだ見えない。節約することができるのだろうか。

マンションの1階に住んでいてエレベ-タ-代を請求されている感じとなる。

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休市の築地

2016年09月18日 | 築地市場にて

三連休の築地市場に多数の観光客。連日全国ニュ-スのトップで報道され不思議な感じ。それぞれの論点が現場の仕事とかい離していておかしい。環境基準のことを言っているが現場の人から言わせれば築地の環境と豊洲の汚染度の差が問題で他は必要ないといえる。今までの築地の環境で問題発生がなかったので騒ぐ必要性はない。築地市場内を走るガソリンタレ-と冷蔵車のアイドリングの排気ガスのベンゼン濃度を比較しないと本当の安全は見えない。

そもそも築地移転があわただしくなったのが2016年開催のオリンピック招致から始まる。そこで時間がかかる盛り土より、時間がかからない案が検討していたと思われる。リオに負けて築地の移転の会議は緩やかになったが再び招致に立ち、2020年オリンピック開催を獲得すると移転の会議がまた早くなった。 早めにオリンピック開催返上すれば(東京は戦前の開催を返上している)ゆっくり考えることもできる。

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生梅にはシアンがあるので

2016年09月17日 | 築地市場にて

豊洲のたまり水にシアンが検出されたと言う。通常は無いと言うが生梅の実にはシアンがあって、食中毒を起こすことが知られている。どう違うのだろうか。健康食品と知られている梅干もこのような一面がある。ヒ素もヒジキに多く含まれ、愛知県の河川では比較的多く検出されている。深海魚に近い魚には水銀が多く含まれ、妊産婦は食べないほうが良いとされている。

 判断が好きなように出来る豊洲の汚染問題はまた新しい展開があって、波除神社前の(築地魚河岸)の新施設の開店が1ヶ月延期された。築地市場が移転しなければ来年1月になると閑散となり、頓死するかもしれない。この店舗には小売に期待している仲卸が出店しているはずだ。今の卸売市場法の規定では一般消費者が市場で買い物をすることは禁止されている。しかし青果や魚の専門店が激減している現状では密かに小売を場内でしている。

 大正年間に企画された中央卸売市場の制度は今の時代に役に立たなくなったようだ。市場へ荷物を出すと経費がかかりすぎ生産者(出荷者を含む)手取りが減る。農水産者へ手厚い保護が時代遅れとなっているかもしれない。

 今度の移転問題の混乱で築地の業者が売り上げと店舗数が半減すれば築地での再建はできるかもしれない。そして都民は1兆円の負担となる。(豊洲放棄6000億円・築地再建4000億円さらに10年)

 今でも外国人観光客で築地市場が混雑しているが、もしオリンピックまで築地が残っていたら、営業時間は環状2号線仮設通路は使用させないだろう。午前0時から10時頃まで。

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市場名物の雨漏り

2016年09月16日 | 築地市場にて

どこかの水溜りで騒いでいるが築地の売り場も連日の雨漏りで排水が日課となる。屋上の駐車場の床も陥没している部分もあって、このままだと誰が被害者となることもあるだろう。

 夜のトップニュ-スが連日豊洲市場で顔見知りの人たちが出てくる。彼らの表情は暗い。豊洲移転を前提として大掛かりな設備を投資していて搬入が終わっているところもある。仲卸の経営は苦しくこの見通しのつかない状況が続けば大量倒産となる。その結果築地で再建する余地も出てくるだろう。今の築地は多くの業者が縮小する需要を取り合っている。その縮小の原因は設備が(温度・衛生・ネット設備)遅れていて大手量販店が取引を控えていてバブル期2兆円ほどあった売り上げが1兆円強まで落ちた。特に青果は神田に在ったときと築地の売り上げの比率は3対2だったが今では大田の半分となった。その原因は温度管理で大田の方が野菜の日持ちが良いことと聞く。広い駐車場で積み替えも簡単と言うこともある。大田市場の場外ともいえるところに青果の新鋭設備がドンドン増強されている。築地との差は広がるばかりで築地の青果の人たちが比較的移転に賛成なのはこのような事情がある。これに反して水産部はライバルが無く危機感が薄く、世間の情勢の変化に遅れている。

 既に築地市場は庶民の台所でなく高級な飲食店の仕入れ場となっている。貧乏人は肉を食べるしかない。

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