人間の知恵が及ばない世界で時間が過ぎる。8月が終わる。日の出の時間も午前5時を回っているが老柴犬のせいで午前3時頃から無人の近所を徘徊する。さすがにこの時間は人もいないし犬の散歩も無い。ただこの時間に散歩しないと老柴犬が嫌がらせ的に室内で用を済ませる。ようやく転居したことを認知し始めたのか判らないが失明しているので不安だったかもしれない。
コロナの新規感染者数が見かけ上減ってきたが、どうも感染かもと思っていても発熱のない人は謹慎のみでPCR検査を避けているように感じる。9月になればインフルエンザ並みの扱いになるようだ。高齢者が増えている今は死者が増えるのは普通で、一般の病人がガンとかの病気とか事故の入院治療が出来ない不幸を減らす。そろそろ高齢者優遇時代が終わりかもしれない。
今年上半期の新生児数が38万人という。これでは間も無く保育園問題はえり好みしなければ終わる。惰性で計画する役所のことだから、数年後には保育園が過剰になる気がする。この前コメント欄に中央二中出身という経歴があった。聞き慣れないので検索したら中央区第二中学校らしい。今は変遷して明石町にあるにもかからず、銀座中学校が継承しているようだ。この銀座中学校は脇を首都高速が走っている。周辺には昔の新橋料亭があって、夕方遅くには黒塗りの社用車で賑わう。料亭金田中の路上には人力車の交通標識がある。京都と違って東京の芸者は滅びつつある。多分コストパフォ-マンスが悪いのだろう。歩く数千万円の着物の評価をサラリ-マンが交際費経費で落とせなくなったせいもあるだろう。
天保の改革で質素な生活にするように町奉行が配下の与力たちに命じた。そのため不景気になった。平成令和も真面目がゆきすぎて不景気が続いている気がする。
国税の一部門である酒税のところがコロナで飲食店が不振で酒の販売促進行動をしたようだが、これは税収確保というより組織防衛と見たほうが良い。税収が減ればリストラの対象となり、局長ポストや天下り先が減る。日本の経済が不振となれば世界に通用しない役所出身の人材はいらない。