年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

9月末の行事

2022年09月30日 | 宅老のグチ
東京都の高齢者75歳以上のシルバ-パスの更新。薄緑から薄ピンク色へ。忘れないように。月末は後期高齢者の健康保険料の引き落とし。今までは振り込み用紙だったが引っ越しの混乱で引き落としに変える。後は金融機関の記帳とそれに伴ってクレジットカ-ドの残高確認。不正使用があったかどうかで緊張感がある。
 9月末と3月末は法人の決算が多いのだが、個人でも決算もどき物が必要かもしれない。もちろん金銭等の集計が中心となるのだが、政治経済を株式予想と同様な考えが必要かも知れない。何しろ今年は2月以降とすっかり世界は変わって、核戦争もありうるという。エネルギ-の高騰で物価が上がり、金利がアメリカであがり、不況の予測が出ている。日本と言えば対策らしきものが前例踏襲という発想しかなく、相変わらず極東という地域的バリアで黒船来航直前のように惰眠している。与野党を含め知識者は日本の高齢者の方しか目が行ってなく、まだ給付でしのごうとしている。そして給付がアナログで中間搾取が目立つ。オリンピックの疑獄はその日本国の税金の盗み方を手数料ビジネスということを顕在化した。このやりかたはもう財政の厳しい日本では無理なことで、これから75歳以上の医療費急拡大で負担が増えるので病気になっても医療にかからない人が増えそうだ。寝たきりになっても90以上は生きたくないという選択肢もあってよい気がする。
 コロナの無理な支援策が終わる。これから暇な官庁が税金を取り戻す算段をする。欠陥のあった給付金で多くの犯罪者を作ってしまった。
しかし一番怖いのが合法的な営業で高齢者の資金を投資させることである。プロの知識に勝てる素人は少ない。金融関係の高給取りは多くの無知な人から巻き上げたものである。
 歴史という時間が多くの真実を暴く。今は中国の一人勝になるが勝ったところで内部腐敗が始まる。見えざる調整というものである。今の日本は黒船来航直前の日本と似ていて、下層の人が危機感を持っていて、親ガチャ人が節税対策をしている。いずれ人口が減れば子孫の財は中国人にさらわれる。その中国人も日本の天災には慣れないだろう。毎日地震があって、鹿児島では二日に一回ほどの噴火がある。台風が毎年数個来襲し、100年に一度の大雨がどこかにやってくる。大雪もあってヤワナ神経では日本に住めない。唯一の楽しみは季節の変化だろう。

 スマホで残高照会を終える。記帳は暇なときに。ロシアがウクライナ占領地区を独立させた。なぜか満州国を思い出す。
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板橋区郷土資料館へ行く みの早生大根の資料を求めて

2022年09月29日 | タクワン
ネットで調べて、都営三田線新高島平駅で降りて、案内板に従い板橋区美術館・郷土資料館へ行く。また後で気が付いたのだがネット情報は誤誘導でで、三田線の終点である西高島平駅の方が比較的わかりやすい。地図上では新高島平駅が最寄りだが高速道路と赤塚へ抜ける道が大回りをさせる。急がない散策でアップダウンの道を行き、練馬区美術館前をチラッと見て、国際興行のバス停で時刻表を見て、東武成増駅行きを確認したが30分に一回ほどのバス便で乘ることをあきらめた。成増駅は55年ほど前に米軍の基地(ワシントン・ハイツ)の中の学校を見学したことがあった。教室内に米国国旗があって違和感が今でも記憶に残る。どうやら世界でも教室に国旗があるのは米国だけのようだ。ニュ-ヨ-クへ行った時も町中に国旗があるのは米国人には違和感がないのだろう。日本では旗日以外は町中で国旗が見えない。
 板橋美術館を通り過ぎ、公園内では保育園児がいるだけで保母さんが安全確認をしている。すぐそばに池があって高齢者の男性が数名いて日よけの下で釣りをしていた。釣果を見ると目の下50センチを超えるフナかコイのようだ。池の隣に郷土資料館があってやはり30年近く前に訪問した時にあった大きな木樽が見当たらなかった。
 郷土資料館は無料で見学すると、やはり古代からの板橋区の土地の様子が展示してあった。チョット区の名前に疑問があったのだ。板橋という地名の電車の駅が多数ある。電車では上板橋・中板橋・下板橋・新板橋・本板橋・元板橋・板橋区役所前等の駅名がすぐに出る。バス停を入れればもっと多いかもしれない。板橋区民は位置関係を間違えないのだろうか。板橋は郷土資料館の解説では板の橋とあって普通の解釈と思っていたが古代のイタは崖地を意味していて、崖の端という意味もあるようだ。従って板橋区は崖の上の地域と氾濫する川の低地の混在する地域だった。そこで江戸市民の野菜等を供給する土物野菜が発達した。大根やニンジンの栽培が目立っていたようだ。特に大根は日本で発達し、今でも生産量が多いが米の消費量が減リ、タクワン漬等の漬物需要が減ってさらに農家の高齢化から重量のある大根の作付けが減った。そこで漬物業者が中国から生大根を安価に輸入し加工したためさらに大根栽培が減った。
 2001年の板橋区郷土資料館の本を500円で買い求め、みの早生大根の展示がないのを質問したら、学芸員が出てきて、板橋区史 資料編5巻民俗98ぺ-ジに記事があった。天保年間に志村の百姓巳之助が栽培した『みの早生大根』は肉質に水分が多く味も良く、耐暑性のある大根として知られた。お盆8月15日頃に種をまき、10月になると収穫が出来た。これが明治に入って旧暦が新暦に変わって、べったら市用大根として見直された。大根の収穫時期は板橋・練馬の農家の人たちは寝る間を惜しんで、生大根を収穫後、夜の気温の低いうちに大八車に積んで、巣鴨や神田の市場に早朝に届け、セリ後の金を得るまで寝ていて、帰りに肥料となる下肥を板橋まで積んで帰ったようだ。
 早生の大根が終わると漬物にも転用できる大根が始まり、農家で漬け込み作業が始まる。もうこの風景は文献にしか残っていない。
 板橋・練馬地域が鉄道網の整備で住宅街となり農家が減ってしまった。
 今の若い人は戦後の住宅難で板橋の人口が増え、練馬区が誕生したことを知らないようだ。板橋練馬は蔬菜の生産地であった。
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王子駅付近のバリアフリ-は

2022年09月28日 | 宅老のグチ
東武の上板橋駅行きのバスはJR王子駅北口の6番乗り場から国際興行のバスが出ている。シルバ-パスを使っているので、都営の三田線高島平行きの地下鉄で西巣鴨駅で降りた。そこで都電荒川線に乗り換え、王子駅でバスに乗り換えるコ-スを選択した。後で上板橋駅で地図を見ると、都営三田線の本蓮沼駅が板橋区の中央図書館から歩ける範囲だったことに気が付いた。
 西巣鴨駅で乗り換えて都電荒川線の新庚申塚駅で乗り、王子駅でバスに乗り換える。ここで荒川線から乗り換えるには横断歩道らしきものが見当たらず、あってもかなり遠回りしないといけないと思った。以前にJR蕨駅から電車賃節約ということから王子駅で降りたのが北口で荒川線に乗り換えるには歩道橋を登らないと行けなかった。もし車いすで行動していたら、JRのエレべ-タを使わないとバスと都電との乗り換えは不可能と思える。無理して大回りしてゆけば可能だが手動車椅子は大変だ。
 101歳で亡くなった母は特養に入る前は車いす移動であった。さらに自分が昨年病気で入院していた時も病院内の移動は規則によって車いす移動だった。カルテで重症筋無力症の疑いの検査で転倒の可能性があって歩いてはいけないと言われCTやMRI検査場まで看護助手の手助けによる車いす移動の経験をした。長距離移動は無理と感じた。王子駅はバリアフリ-には向かない。歩道橋にエレべ-タ-を付けないと車いす移動は適さない。
 無理して設備をするより、JR構内を無料か安価に通過すればバリアフリ-となる。王子駅の付近は難解な場所だが高齢者の好む観光地でもある。飛鳥山は江戸時代からの名所だった。
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板橋区の図書館でみの早生大根を調べる

2022年09月27日 | タクワン
暑さに強く太りが早い美濃早生大根(黒葉系)
みのわせだいこん(くろはけい)
Early Minowase Daikon / アブラナ科 Raphanus sativus

江戸時代末期に、「練馬大根と亀戸大根が自然交雑して生まれたらしい」というのが定説になっている。
 種子の業者で美濃早生大根と書いてあった記憶があって、愛知県でも大根の産地があったので、気になっていた。御器所大根(ごきそだいこん)は宮重大根系で漬物用。 
 漬物業者の中でも東京以外の人は美濃早生大根として、愛知県産と思っている人が大部分である。しかし自分はべったら市の歴史を調べてゆくうちに板橋の百姓みの吉が栽培の由来であることを知っていた。そこで板橋の中央図書館へ確認のため訪問した。

特別展 江戸・東京の四季菜 -商品作物・漬物の生産と板橋- 板橋区立郷土資料館編集
 図書館のリファレンス(調べごとの手助けをしてくれる人)に板橋の江戸時代から明治にかけてみの早生大根のことを調べたいので本を見つけてほしいと頼んだがすぐには出てこず、結局板橋農業組合20年史という本を探してもらい本棚へ行ったら、上記の板橋の郷土資料館の本にみの早生大根の記事があった。月曜日は郷土資料館が休みなので次回にすることにした。練馬区が板橋区と分裂し、23区目となった。練馬の区名は練馬大根から来ていて、今は大根で郷土の歴史を小学生に教えているが板橋区はそこまで行っていないようだ。その理由として中仙道の存在がある。

みのもん 題 
この大根が明治に入って普及したのがべったら市が旧暦から太陽暦になって市の開催日が一ケ月(10月19日20日)ほど繰り上がり、練馬系の大根の育ちが気温が高く、市の開催に間に合わないため、夏ダイコン系の品種が要望されていた。戦後は日本の水田には向かない高原で中国から引き揚げてきた人たち(満蒙開拓団)に蔬菜栽培が始まり、大根を加工したサッカリン入りの浅漬沢庵が売れた。サッカリンは甘すぎて苦みが残り、次第にサイクラミン酸に切り替わった。
今はサイクラミン酸という人工甘味料がガンの発生に関わると言って1970年頃規制が入り、消えてしまった。
 サイクラミン酸とは、砂糖の30~50倍ほどの甘さの人工甘味料で、日本では1956年に食品添加物に指定されました。漬物ではタクワンと奈良漬が主な製品で使用されていた。
サイクラミン酸は砂糖より安価で加工もしやすいためジュースやお菓子などさまざまな商品に使用されるようになりましたが、1969年にFDA(アメリカ食品医薬品局)により発ガン性や催奇形性の疑いを指摘されたため、日本では使用が禁止されました。
 現在でも日本での使用は禁止されていますが、使用が許可されている国もあり、輸入された食品に使用されている可能性があります。 

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高齢者本から

2022年09月26日 | 宅老のグチ
チョット前にネットで気になり、図書館で借りた。台風で外出できないことの暇つぶし。

統計で考える働き方の未来  -高齢者が働き続ける国へ-坂本 貴志著

 この本を読むと75歳まで働けば、健康で生きられるという。そこに尽きる。多くの大企業とか公務員系は65歳を過ぎて過去の職場に場所がない時代となった。それは高齢労働者の技術が営業以外では役に立たなくなったようだ。残っているのは古い知識の生かせるものしかないようだ。
 コロナでフレイルという言葉を知った。どうやら言葉の使い方を見ていると家で出る所もなく引きこもりでいて体力が落ちるようだ。東京都医師会の定義では
『人は年を取ると段々と体の力が弱くなり、外出する機会が減り、病気にならないまでも手助けや介護が必要となってきます。 このように心と体の働きが弱くなってきた状態をフレイル(虚弱)と呼びます。』
 こんな呼びかけに応じてコロナが収束に向かっているのでシルバ-パスで外出しようとする。まだマスク監視団がうるさいので車中はマスクだが、交通機関を降りれば顎マスクとなる。
 高齢男子は身体能力が落ちて、それがもどかしく他人にいら立ちを表す。今は監視カメラの時代で些細ないさかいも画像で犯罪者となる。図書館の本の予約もアプリのところは少ない。多くの図書館はパソコンでメールで本の到着を知る。出版業界の高齢者本はパソコン操作が出来ず、書店で購入するのだろうか。部屋が狭く置けないので、今は借りるしかないが2年経てばすぐに借りれれる。

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朝から模様替え

2022年09月25日 | 宅老のグチ
ついに1年半かかった引っ越しが終わる。多分これで模様替えは少なくなる予想する。多くの終活情報から人間一人の収納空間は今は6畳ほどと思われ、不動産の広告でも6畳が目立つ。それ以上の広さは見栄の場所でリビング等は広い。
 人は畳一枚で過ごすことが出来る。正岡子規は最晩年に布団の上で新聞の随筆を書いていた。子規庵でその部屋に座り窓から見える庭の先には何が見えるのだろうか思ったことがある。方角の確認はしていないが上野の山と時折り聞こえる蒸気機関車の音もあっただろう。
 方丈記は、鴨長明 (1155 - 1216) が書いた随筆文学で学校の教科書で読んだ時、なぜか心に引かれるののがあって、気になっていた。質素な生活で糠味噌漬の話しも出てくる。方丈とは3.03M四方の面積となる。この広さの庵で随筆が書かれていた。狭いけれど乱世という時代に災害や戦乱があり飢饉もあった。自分の父の死もあってなぜか記憶に残っていた。
 今は物も情報も多くなり、方丈では収納できない広さとなった。不動産の広告から3畳や4畳では収納できず、6畳なら日本の普遍的広さだろう。この広さも徐々に世界に広まっているようで昔のアメリカや中国の広さが不動産市場の高騰で日本の広さが標準となった気がするが韓国はもっと先端を行っていてさらに狭い。最終的には人の寝る空間があればパソコンで個人の生活が維持できる。
 今の予感では後二回は生きていれば引っ越しがある。一回は老柴犬の死で、考えたくないが14歳と半年過ぎていれば平均寿命が15歳なので想定しないといけない。今の住まいはペット可の賃貸物件でツイの住まいと想定していない。次はもしかすると高齢者の介護施設ということもある。
 介護施設の物件の平均的広さは広告から30M2~50M2位でそれ以上の高級介護施設の情報は別世界となる。101歳で亡くなった母の入っていた特養はベットの広さであって、残された荷物の整理を今行っているが、多分写真以外はゴミとなるだろう。物が極端に少なく質の悪い時代に生まれたのでお宝物件は皆無で、骨董とか史料的価値が500年経たないと無い気がする。昭和の時代の紙質は悪く、国立博物館で中国の唐時代の書を見ていたら、昭和の紙は残る可能性は少ない。
 
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23日は秋分の日で旗日なのだが

2022年09月24日 | 宅老のグチ
予約してあった本を取りに行くため、図書館へ行く道すがら。日本国旗を掲げている会社が数社あった。そういえば9月23日は旗日で築地市場で働いていて、休市日の都バスの前と築地市場正門前には国旗が掲げられていた。
 間も無く安倍晋三元首相の暗殺に伴い国葬がある。何かドタバタ感があって、普通の日本人なら死んだらノ-サイドという宗教観があって、ここまでもめることは少ないと感じる。これからの評価はここの評価でまだ歴史になってもいないので勢いとしか言えない。
 弔意を表すのに半旗というものがある。中間の位置に旗を掲げるようだ。弔旗というのもあって国旗の上部に喪章という意味で黒い布を巻いて掲げる。23日に国旗を揚げ半旗にしたり、弔旗にして喪章をつけるのだろうか。そして学校では黙とうがあるのだろうか。何か惰性で旗日に国旗を掲げている気がする。
 テレビ東京は国葬行事の時に通常の放送で済ませるのだろうか。何か視聴率の少なさを感じる。昭和の天皇の葬儀は見ていたが、今回はどこかの図書館で本を読んでいる気がする。それでも天気が気になる。今日は台風で荒れているが場所によっては災害となりそうだ。
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台風14号の思わぬ被害

2022年09月23日 | 宅老のグチ
台風一過と思っていて、自転車に乗ろうとして、カギを外そうとしたがカギが少しか入らず、空かなくなった。良く調べるとカギ穴に異物が入ったようで強制的に開けないといけないと判断した。少し離れた自転車屋までロックした後輪を持ち上げ運び、カギを切断し、新規のカギに交換した。費用は3000円だった。自転車屋の主人が言うには転倒して空かなくなることはあるようだ。
ついでに自転車の防犯登録の住所変更の件で聞くと、警察の同一管内では無理して変更しなくても良いといっていたが、ネットで調べると防犯登録のある自転車屋でするようで所轄の警察ではないという。
 築地市場で休市日に仕事をしていて、閉まっている門から潜り抜ける扉から自転車に乗り、場外で営業している飲食店やコンビニで昼食をとっていた。その時暇そうな築地警察が職務質問してきた。自転車は保険の問題で会社名義で自分と会社の関係を証明するに時間がかかった。新人の警察官だろう。この話を同僚に話したら、自転車の飲酒運転の職質に会ったことがあると言い、その場所(橋の上)ではいつも飲酒時には歩いて自転車を動かしているという。
 職質の場所は新大橋通りの朝日新聞前の歩道でいつも助手席のシ-トベルトの着用を見ていた。それと休日は築地市場の城北信用金庫前でスピ-ド違反の取り締まりをしていた。間も無く旧築地市場を貫通する道路が出来れば混み方も変わるだろう。築地4丁目の右折渋滞が懐かしい。
 日本の警察は交通事故を防ぐというより、経験で取り締まっている言う。アメリカは数字で取り締まるというより、規制しているという。大リ-ぐの数字の話はそのような国だろう。これは他のバスケットボ-ル・フットボ-ル・アイスホッケ-等も数字で分析している。日本は根性と情でスポ―ツは動いている。これでは客観的な分析は出来ない。
 数字が意図的に加工されているので、それを信じて行動しているから結果的に的外れの政策となる。コロナが収束に向かっているが、大正時代のスペイン風邪の時期も、ワクチンもなくほぼ2年半で収束した。多くの死者が出たがそれでも2年強で終わった。航空機により人の異動が激しく今後も世界に広がる感染病はあるだろう。
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葛飾中央図書館郷土資料

2022年09月22日 | 宅老のグチ
もう少し明治の初めの東京府物産調査で刀豆が産地として出てきた訳を知りたくて、葛飾区の中央図書館へ行った。JR常磐線金町駅の前にあるのだがシルバ-パスを使って都バスで行く。都営浅草線本所吾妻橋駅で乗り換えて水戸街道をゆく。金町駅の前の高層ビルの3階に葛飾区立中央図書館がある。このような図書館は墨田区曳舟図書館と同じで、多分水害を恐れて3階以上の所に設置したのだろう。非常にきれいで川崎市の中原図書館と同じように感じた。中原図書館はJRと東急の武蔵小杉駅に隣接していて、あの2019年秋のタワマン水害時でも10階以上の所だったので無傷だった。
 葛飾中央図書館の人に郷土資料の所を案内してもらった。どこの図書館でもガラガラなのは郷土資料の所で、貴重本が多く、貸出禁止もあるし、江東区の深川図書館は今改修中だが、荷物はロッカ-に入れられ、透明なビニ-ル袋にメモ用紙と鉛筆を持って入る。そして鍵付きの部屋に入って、読みたい本と資料を出してもらった。
一応中央図書館の案内図があるのだが、タワマンということで柱が多く迷路なように動かないと人里離れた場所のようなところに行けそうもないので案内してもらった。今回は本よ読むというよりどのような本があるかを知りたかった。もちろん調べるのは明治の上下木下川村で一応下調べしてあったが、葛飾区ではどのように収集しているかが気になった。
 葛飾区に郷土と天文の博物館があって、ここで江戸時代、世界最大の都市といわれていた江戸の人たちの野菜を農村や町の内部や周辺に持っていました。葛飾区はその周辺の農村の一つとして発展してきました。連作による野菜の収量を減らさないため、肥料として人の排泄物を利用していました。下肥と呼んでいて敗戦後の日本でも続いていて、下水が普及するまでありました。
江戸周辺の農村の役割の一つは、町に住む人たちに野菜などの食糧を供給すること、そして町の生活廃棄物を「肥やし」という形で使い、環境を衛生的に保つことでした。今の考えで持続可能な社会を維持していました。
 この博物館で平成16年度に特別展「肥やしのチカラ」を開催した時訪問して葛西船という下肥運搬船の模型を見て驚いた記憶があります。図書館でこの時の本を読んでいて確認し、郷土資料館へ行くことにしました。中央図書館の隣に京成金町線の駅があって、京成高砂駅までの単線でした。途中の駅は柴又駅しかなく、そこで複線となり、すれ違うようです。どうやら金町線は柴又帝釈天参拝の電車で、東急池上線、京急川崎大師線、東武の西新井大師線、京成成田線等があります。
 金町駅から高砂駅で乗り換えたに迷った。お花茶屋駅に降りて郷土と天文の博物館へ行った。お花茶屋駅に降りて気が付いたのだがこの駅は利用した記憶があって、何故だかわからなかったが降りた時、火葬場があって、何回か葬儀で利用した。記憶では駅から高い煙突か見えていたが今はない。都内の大きな葬儀場は三か所あって堀之内、桐ケ谷、四つ木でどこも利用したことがある。今から思うと葬儀は虚しい。
 お花茶屋駅から歩いて天文館に10分ほどで着いた。前に見た時と変わらず展示物があった。ここは小学生の見学コ-スと思われる。
 今回の下調べで、葛飾中央図書館の葛飾コ-ナ-でフーテンの寅さんという映画で、日本全国の撮影地で3か所の県がなかった。埼玉県、富山県、高知県はない様だ。どうしてないのだろうか。
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鶯亭金升日記の謎解き

2022年09月21日 | 福神漬
台風で家から出れないので、まだ未完成の原稿を手直しする。

 福神漬の伝聞の逸話を検証すと事実と異なることが多く、それの解釈でまた時間がかかる。小林清親の娘である「小林哥津」さんの本が都立中央図書館にある。 
清親考
小林 哥津著 -- 素面の会 -- 1975
鶯亭金升が仁科家の令嬢と結婚した時の仲人が小林清親だった。彼が結婚後の住まいとしたのは池之端御前と言われた福地桜痴(源一郎)の所有の家で、今の横山大観記念館の位置となっている。福地の経営する東京日日新聞が経営不振となって隣地に住んでいた日本郵船重役浅田正文によって、火除け地として買収された。浅田正文が明治末に死去した後、大正の地券(土地所有)の記録では横山秀麿となった。この件で大観記念館の人に聞くと、びっくりしたようで、福神漬の歴史を調べていると話すとまた驚いていた。学芸員の話だと南面の庭のところが福地桜痴の地所で茶室があったという。
小林 哥津さんの本によると、団団珍聞へ清親を紹介したのは鶯亭金升だという。このことを小林清親の研究書にはほとんど言及されていない。冷静に考えて14歳の少年がはるかに年上の清親の就職あっせんしたとは思えないからだろう。まだ文献は見つけていないが、日本の政治小説の初期に活躍した戸田欽堂の影響があったと思われる。鶯亭金升の父は明治維新後に静岡へ行かず、江戸から東京になった地で生活していた。明治の新橋横浜間の鉄道事業が始まると七等の鉄道寮の役人になった。ただ鉄道が明治5年に開業したのち翌6年に死去した。
 鶯亭金升の三代キシャの家系の意味がなかなか分からなかったが、騎射・汽車と新聞記者ということで、騎射とは御先手弓組の事で長井五右衛門昌純は火付盗賊改の職をかなり長期間勤めていた。池波正太郎の長谷川平蔵の小説
『鬼平犯科帳』が出るまで、戦前は火付盗賊改の職が嫌われていた。鶯亭金升日記は金升の日記の抜粋だが長井五右衛門の話は殆どなく、親族の中ではあまり語りたくない先祖の仕事のようだった。それほど『鬼平犯科帳』が出るまで評判の悪い治安維持の役所だった。ゆすったり冤罪があったりしていた。
 この金升日記はどうも編纂者の感想で後々公開されても良いように日記が書かれ、切り抜き等があるようだ。従って金升にとって不都合なことは触れても内容があっさりしている。自由民権運動福島事件の被告人花香恭次郎の死去の日記もあっさりしている。ぺり―来航時に米国国書を受け取った祖父戸田伊豆守氏栄のことは多く日記に出ているが父昌言が面倒を見た花香恭次郎は少ない。金升が6歳ころに父が死去したため、花香恭次郎は花香家と横浜の高島嘉右衛門の世話を受けたと推測される。高島嘉右衛門の姉は大垣戸田家の側室で戸田欣堂を生んだ。幕末の金銀の交換レ-トの差益を狙った嘉右衛門が幕府に見つかり捕縛された時、戸田家からやむなく離縁されたようだ。
この辺りは小説家の書くところで、火付盗賊改の職を経験している家人は今の留置場のマナ-を知っていて、高島嘉右衛門が石川島に収容されていた時便宜を払っていたと推測できる。地獄の沙汰も金次第という言葉がある。これは牢獄の中で生きるにはお金が必要ということを意味している。今と違って明治の初めの西洋式監獄が出来るまで不衛生で判決前の時に病気で獄死するものが多かった。
 金升日記に出てくる正月の年始回りで行く戸田家とはどの家なのだろうか。2022年10月は鉄道開業150年となる。金升の父は鉄道寮に勤めていて開業時に母と共に見ていたようだ。


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台風の後の気温低下予報で

2022年09月20日 | 宅老のグチ
台風14号が伊勢湾台風並みと言われたが、風害が目立っていて、水害高波被害が少ないと感じる。同時期に台湾で大きな地震があったが日本の報道は少ない。花蓮県は台湾でも沖縄寄りで気になる。
 天気アプリで水曜日の予定を見ているが、20度位の数値でまだ所在が確定していない冬物衣料の整理をしないととても寒くて耐えられないだろう。
 台風時に停電になり、通電後に火災があるようだ。空き家が増えれば大火にもなりうる。今災害用の備蓄食品の消化で連日賞味期限切れを食べている。おいしいごはん系の食材がないと感じる。これならパックご飯にレトルトカレ―の方がましと思う。
いまは災害時の電源確保が必要だが沖縄の対策で冷凍庫に水を袋に入れ冷凍させれば停電でも少しはもつという。そういえば築地市場で冷蔵庫の故障があって、市場内の氷販売所で魚用の氷柱を買ってしのいだこともあった。
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飢餓の国民がスリムだと

2022年09月19日 | 宅老のグチ
毎日新聞の調査で、最近の日本の食品物価上昇で和食系の値上がりが少ないという。コメを始めとしてお茶等が上がっていないという。高齢者の需要が多いので下手な値上げでさらに需要が減ってしまうの値上げで企業を存続するより、廃業の道を選ぶように思える。表向きは後継者がいないということだが、身を削って長時間労働でいては勤めに出たほうが良いと思っている。これはシャッタ-街となった商店の後継ぎと同じ思いだろう。
 コメは日本の基幹食料だが糖質制限とかで一人当たりの消費が減っている。それでも農水の政策は高度成長時期の政策継続で小麦の販売価格を高くしてコメ消費誘導に向かわせない。それゆ米食関係の消費が増えない。味噌も漬物も値上げできず、量目縮小でステルス値上げである。思い切って小麦等の輸入食材を値上げして国産食料の消費誘導となる政策をとるべきだろう。
 世界の飢餓の映像を見ているとすべての女性で太目はいない少ないか。十分な食料がないのだろう。また中国では太目の子供が目立っていて、昔の毛沢東の時代の映像で痩せていたのが今では公園でダンスをしていて痩せようとしているのが見える。北朝鮮の映像で制限があっても公園等でダンスをしている姿は見えない。見えるのは競技場のマスダンスでそれでもダイエットのためのダンスではい。
 ウクライナの戦争がどのような結果になるかまだ決まらないが原発で放射能漏れがあったら世界中の小麦の取引が汚染で混乱するだろう。汚染の少ない国でも取引ごとの放射能検査が義務付けられる。すると検査機器のない国が汚染小麦を食料とするようになる。何かアヘン戦争を思い起こす。

 太めのサンマが減ったのは乱獲しか考えられない。原油が高くなると遠距離漁業は採算が採れないので、小さな魚まで捕る。そして食物連鎖を人為的に遮断する。株の情報誌の四季報で水産系の成績が良いという。でも日本の魚食が減るという。しかし世界に目を向けると日本の魚の管理は一歩も二歩も進んでいて需要もあるようだ。アニサキスという寄生虫の食中毒の報道がある。クジラの体内で寄生しているようだ。クジラが増えているのでアニサキス中毒が増える気がする。これも養殖になれば減る気がする。そのうち生簀の魚しか食べない時代に来るかもしれない。そうすると青果より漁業が工場に適するかもしれない。青果は天候に負ける。好天は原価が安い。適当に雨が降って晴れれば装置もいらない。それで室内青果工場は消えた。無農薬で長生きしても意味のない時代に来た。農薬の害が目立つのはハウス栽培の室内で農薬散布する労働者たちである。

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台風14号で自宅軟禁

2022年09月18日 | 宅老のグチ
天気予報で台風14号の影響の雨が降っている。今日の予定は組み換え、午前中に予約した本を借り出し、二日間分とする。この台風は火曜日には関東の外になる。災害予想は九州と予想する。今年の最強クラスの台風でもしかすると紅葉がだめになるかもしれない。9月の3連休になっているが後期高齢者は毎日休みで雨天のみ自宅軟禁となる。
一時転居で荷物整理していて、災害時の非常食の確認したら、賞味期限が5年もあるのに一年前に切れていて、これを今食べている。非常食の味の点数をつけると5は普通のものと非常食との差がない物。今のところ5になる非常食はない。次に4になるものだが缶詰入りのパンとアルファ-米の赤飯は何とか行ける。3になるの非常食は目をつぶって食べることが出来る。何しろ5年も経っているので食感が微妙に違う。2と評価するものはやはり無理して食べる感覚が残る。そして1の評価となる非常食はもうエサとしか考えて食べるしかない。味のどうこうと言って食べないと行動できないから食べるのであって、災害が落ち着けば食べる必要がない食品だろう。今食べている非常食セットの中で1と評価したのはドライカレ-だった。これならパックご飯にレトルトカレ―を温め、かけたほうがましだ。今の災害の状況から3から4日をしのげれば生き残れる。
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病院行きの運転手

2022年09月17日 | 宅老のグチ
家族の病院行きの運転手の予約が入った。コロナで不特定多数の人との接触は病院での行きかえりは避けたいという思いがある。
 昔と言っても20年ほど前に、埼玉県川越市を徘徊した。電車で行って川越の城下町とか寺院を見た帰りに、バスで川越市の駅まで帰ろうとしたが、乗ったバスが間違えて病院行きのバスだった。仕方なく終点の病院で時刻表を見ていたら、他のバスが駅のある付近を通ることを知って待合室で待っていた。TV東京の路線バス乗り継ぎ旅で多くの地方では病院とバス営業所が交通の要となっている。

 川越で調べていたのは大根河岸のことで、練馬大根がどのような水運で江戸京橋の大根河岸へ運ばれていたかを知るためだった。今は荷車で運ばれていたことを知っているが当時はまだ調べ始めて間もないので手探り状態だった。行き当たりでいたのでトラブルは普通だった。でも順調でないほど記憶が残っていて、当時の気分は夕闇が迫っていて場合によってはタクシ―で駅まで行くしかないと考えていた。川越から江戸までの水運は川越夜船と言って夜に川越を出発し、江戸には早朝に着くという。今の感覚だと夜行バスのようで歩かないで寝ている内に江戸に着くという。帰りは帆掛け船でゆっくり肥料などを積んで戻ったようだ。新河岸川水運の博物館や郷土資料のところで文献を読んでいた記憶がある。

 車社会になった日本で公共交通機関の乗り換え地点は病院が多い。多くの病院は農地法の例外規定でポツンと立っている所が目立つ。そこに行くにはバス便がないと困るが今はミニバスの中継で何とかしのいでいる。免許返納で高齢者の送迎はどう変化するのだろうか。

 敬老の日に老人のデ―タが出る。定番の記事だが本質を書いている記者は少ない。
本質とは何かということだが
1 人は死ぬ 今までも例外はない
2 金があっても死ぬ さらに死後も金で混乱することもある。
3 今の人は昔より医学の進歩で長生きさせられる。
4 従って長生きは生前の稼ぎを合法的に医療・介護者に転移する。そのおこぼれを金融機関が搾取し、上前を国が奪う。
5 問題はボケとか認知症が始まると金ある限り奪われる。後見人制度は弁護士等に長生きするとムシラレ最後に逃げられる。金の切れ目が後見人の切れ目。さらに国に取られるより、治療とか充実した介護で貯金を消費する。これはどこまで生きるか判らないことから始まる。このような見方をすると余命という通告があるガンは死の準備が出来る。ガンは75歳過ぎれば手術無用と思う。一度ガンになれば治癒してもガン体質と免疫力の劣化で次々とガンが発生する。表向き治療というのは医療の資金提供しかない。ガン治療は60歳までと思う。それでも生命保険会社は病気を煽り、高収益となる。
6 個人がどこまで生きられるかの分析がない。それぞれの仕事でリスク分析が日本で見えない。
7 塩分の多い食事はうまい。75過ぎれば栄養士の指導を無視してぽっくり死ぬ選択肢があってよい気がする。
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TXのトンネルの中で

2022年09月16日 | 宅老のグチ
つくばエキスプレスに初乗車し、意外だったのが郊外でも高架の所ばかりでなくトンネル区間が多かった。景色を見ることができないのでスマホのアプリの健康状態を見ると、最大酸素摂取量が18程で60台の高齢者の平均の最低ランクのようでこれより下がると対策を取らねばならないようだ。
 そこで家に帰って検索すると、負荷をかける運動をすると良いのだが75歳以上の対応が見当たらない。後期高齢者なのでデータも少なく見放されている気がする。今男女の健康寿命は73歳くらいで、女性も介護保険の利用者となりとても金銭を払って運動することはないと思われているのだろうか。
 今の75歳以上は年金の受益者で前に読んだ特殊詐欺師の教育機関で高齢者から金を取り戻すのは、共同富裕の世界と洗脳されている気がする。多くの情報で高齢者は金を盗まれる。そしてぬすまれた金銭の 家族が情報の偏在からテロの世界へ誘導する。
 今都会ではフィットネスクラブが盛んで、各私鉄の駅周辺には大方2か所以上ある。以前訪問した蕨市にも強大なフィットネスの施設が図書館へ行く道に2か所もあった。

 75歳以上は世間では視聴率の対象外で、犬猫と同様の扱いと感じる。ただ犬猫と違って投票権を持っていて、さらに切れやすい。これからうるさ型の多い全共闘の経験した高学歴のうるさ型がわめくだろうがゲバ棒を振るず、杖を振り回す。デモでもチョット振れれば転倒し、大腿骨骨折となる。統計では75歳以上の大腿骨骨折で半年後には寝たきりとなる。ベットの上で口だけが生きている。
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