今年の初めにコロナで東京オリンピック2020の開催不安視していて、多くの反対者を押し切って、というより断念の決断が出来なうちに、コロナの感染者数が多くなったり少なくなったりして、それがワクチン接種者の促進と急拡大があり、高齢者から始まった接種が7月後半から明らかに高齢者のリスクが減っていたが、情報の収集遅れが、オリンピック開催終了時頃が今年のピ-クとなったようだ。その後理由不明で感染者が減り、新規のオミクロン株での感染が年末の人出の急増で増えつつある。
2022年は正月明けにコロナ感染拡大で、中旬から、重症者は少ない気がする。ただTV報道は数字をどう表現するのだろうか。2022年から、戦後に生まれた団塊世代が後期高齢者となる。年末の厚生労働省の発表では平均健康寿命が男性は73歳程度で、75歳になると、何らかの介護が必要となる年代となった。この問題はある意味で世界の先端を行っているのに、最近あった出来事で、日本社会は人生100年でなく、人生80年の仕組みで動いていて、ここを打破する金融機関は少ないようだ。新規の高齢者の行動は子供がいないと難しいようだ。何か過去32年の長期の株価低迷で発想法が保守的となっている気がする。それにはまだ過去の法制度の遺物が邪魔をしていて、無駄な努力をしているようだ。このあたりの独身または子供のいない家庭は疎外される。いても同じ問題が生じそうだ。
農業振興でもやる気のある人が生まれが農家でないと農地取得が難しく、一方では高齢化で優良農地が放置されている。このような農地を行政と地域が取得し、その法人内で耕作者を募集し、経営軌道に乗ったら、分譲する制度があっても良い。結構築地で働いているとまだまだ農水産業には隙間があって、今までの二宮尊徳流の手間暇かけることなく、産業とすることがあると思う。それにはITと変化が激しい食業界に地方から情報収集をする必要がある。
このコロナ下で何とか生き残った人達の行動は研究に値する。70歳を過ぎると統計では男性が急速に減り、女性と逆転し、100歳になると男性は1割5分ほどになる。
コロナで伝統の文化が減り、やっと親族との触れ合いが欧米のように抱き合うのが普通に見えるようになった。これも大リーグの大谷の効果かもしれない。