年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

忙し過ぎた7月が終わりそう

2013年07月31日 | 築地市場にて

記録的な忙しさで7月が終わった。埼玉で火事を出した業者が在庫の保冷剤を提供したのでお礼に来た。そういえばそんなこともあったと思いだした。随分昔のことのように思えたが20日前の話だ。記憶喪失となった位の7月。日々バタバタ。梅雨が比較的早く開けたので梅干しの売れ行き好調。ただ高温障害で青果物、特に葉物野菜が高くなった。このところの戻り梅雨のような天候で根腐れがおきなければよいのだが。この時期としては北の低温高気圧の力が強い。昔なら冷害もありうる天気図という。
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渇水なのに

2013年07月30日 | 宅老のグチ

連日のように東京に雨が降っているのに水源地に降っていないので取水制限と関東地方はなっている。この天候不順がまだ青果物の相場にどの様な影響があるか不明だが、今のところ一時の高温により障害から高騰は終わりそうだがこのところの局地的豪雨の影響がどのように出るかは不明だ。盆明けには結果が出るだろう。
 天気予報では東北地方が冷夏の天気となりそうだという。どうなっているのだろうか。天候分析も仕事のうちとなる。
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福神漬の日

2013年07月29日 | 築地市場にて
福神漬の日729しちふく
七福神の日。福神漬ガ夏の定番カレーライスついた記念日。
土用の丑の日のウナギが「ウ」のつく食品となったようになるのだろうか。なら漬ガ一番売れる日が土用の丑の日である。
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鉄道に惹かれる

2013年07月28日 | 宅老のグチ

鉄道開業の地の汐留に近い築地市場はJR新橋駅から出る都バスが唯一築地市場内に乗り入れ、バス停が市場の中心部にある。汐留にまだ国鉄貨物駅があったとき、築地市場へ通う道は大回りして新橋駅から築地市場へいくしかなかった。貨物駅正門のところに鉄道記念碑のようなものがあった。まだ国鉄の勢いの良かったときで5トンコンテナを運ぶ日通の黄色いトラックが動き回っていた。ほとんど人通りのない築地市場へ向かう歩道には夜になると動き出す磯辺焼きの屋台が何台もあった。その屋台も汐留めの再開発で消えてしまった。そういえば種子島で栽培されている石焼き芋用の「安納芋」の屋台は何処を拠点としているのだろうか。
 首都高速道路建設で消えた銀座周辺の水路はどの様な風景だったのだろうか。多分京橋図書館には写真があるだろう。
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隠れた邪魔者の呪い

2013年07月27日 | 築地市場にて

選挙が終わって、築地市場周辺の工事が早くなる気がする。しかし、一国の食文化の中心地を動かすことに呪いの様なものがあって、これから早く簡単に進むとは思えない。動きの遅い業界再編もその中の課題とも言える。噂の水産荷受の再編も噂だけでこのまま行きそうである。
築地の中で働いている人が想像も出来ない邪魔者が現れることある気がする。あれほど撤去が難儀していた浜離宮大手門のところに停泊していたヨットがあっという間に消えた。汐先橋交差点で行われている工事も工程表の通り進捗しているようだ。
8月4日早朝にまた首都高速工事が進む。

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梅の生産2013

2013年07月26日 | 梅干
梅の生産、過去最高3万357トン JA紀南の報告

今年の紀州の梅生産量は過去最高の量であったが、価格が低迷し、昨年の売り上げより少なくなったようだ。(紀伊民報より) 梅干を漬ける人が減っているという見方である。都市の青果市場関係者の見方では需要拡大には梅干用の南高梅より、梅ジュース、梅酒に適している古城という品種の拡大を要求しているようだ。しかし古城の梅は栽培が天候に左右され生産が不安定で老木が増えているという。
 スモモも今年は豊作のようで8月中旬以降に商品が出てくる。
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団珍なら

2013年07月25日 | 宅老のグチ

団団珍聞は民権を民剣とか政刀と比較的『剣とか刀』を用いて比喩や寓意をしていた。黒い貝は国会のことを表し、政党の党は『糖』『刀』等でトウと発音する漢字と絵をミックスして寓意を表していた。
 今団団珍聞が発行されていたら、衆議院は「臭偽院」「醜議員」と書いたかもしれない。参議院は「惨偽淫」「山戯陰」だろうか?鍋争吏とか餌眠刀、請銘当、眠趣塔、鏡散糖とか書いて寓意を表しただろう。夜灯とか爺棟になっているだろう。
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午後3時前後からの土砂降りで

2013年07月24日 | 築地市場にて

23日午後3時前後から雷が鳴って築地市場内は土砂降りの雨となった。ほとんどの市場の業務は終わった時間だが老朽化した建物から溢れた雨水が何処にいったかは休市明けに結果がわかるだろう。幸い築地市場付近の雷は2回ほどで終わった。明日も雨模様である。例年なら梅雨明け3日といって雷ががんばる時期だが今年は梅雨明けが早かったので不思議な気がする。
とりあえずパソコン周辺のコンセントとかを外す。
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讒謗律(ざんぼうりつ)5条

2013年07月23日 | 福神漬
讒謗律(ざんぼうりつ)5条
讒謗律(ざんぼうりつ)とは、明治初期の日本における名誉毀損に対する処罰を定めた法律です。1875年(明治8年)6月28日に布告されました。
 明治11年のデータで新聞等の筆禍事件で罰金、禁獄懲役、発行停止及び禁止等の処分を受けたのを西田長寿氏がまとめた本「日本ジャーナリズムの研究」によると、罰金刑を受けたものが75%ほど占めていて、讒謗律5条に抵触した一般人への名誉毀損による罰金5円がほとんという。この罰金を支払った報道は多くは小新聞といわれる市井の雑報道が抵触した記事という。庶民の私事を戯作者的な筆致で記事にしていた。もともと小新聞は読者として一般大衆を想定していたので彼等の興味を示す、市井の雑事を際どく書いて罰金5円を払って掲載せざるを得なかった。全ての際どい小新聞の記事が必ずしも罰金5円という処罰されるとは限らなかったからである。当時の一般人の名誉毀損の記事は大抵罰金5円が相場でそのくらいの罰金で済むなら記事を扇情的に書いたほうが新聞が売れて良いという傾向にあった。
 西南戦争後、新聞販売が拡大し、それまでの政府の需要だけであった活版印刷も新しい販路が増えた。戯作者梅亭金鵞が「妙竹林話七偏人」を明治16年ころ再販したのは貸本需要の増大と木版印刷から活版印刷に変わる時期で旧来の読者のための大量の本が必要だった時期と思われる。

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高齢者の足

2013年07月22日 | 宅老のグチ
ほんの少しの年金しかない高齢者にとって、気分転換の一つは買い物である。しかし、車運転が危険な年齢になると、外出も自由にはできない。太陽によって作り出された電力を蓄え、ゆっくりでも良いが人を乗せて10Kほど走る買い物用電動自転車が欲しい。デコボコした歩道をゆっくりと走行でき、さらに車輪が3輪以上ついていれば安定していて転倒する回数も少ないと思われる。
ねじれが終わった議会でこれから2年は高齢者にとって不人気な政策が進む。しかしこれがなければ既得権保持者が保護され、過去の延長となる。すでに電気代が上がり、医療費負担も増えそうで、さらに消費税も上がる。収入を増やす手段のない高齢者は健康で対抗するしかない。
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山形の大雨から

2013年07月21日 | 宅老のグチ

東京は暑いのに山形の大雨の情報があった。世界の天気図を眺めていたらどうやら北から寒気らしいものが南下していて予報もこれからぐずつき、東北地方の低温もあるという。来週からの関東の取水制限もこの寒気の南下で戻り梅雨となって雨が降ってもらうしかないように思える。しかし、高温のところに長雨となると一時的に畑に入ることが出来ず、さらに根腐れがおきて長期的に野菜が不足することもある。今は一昔と違って簡単に野菜が高騰すると輸入となるが夏は他の季節より輸入が難しい。すでに白菜が今年は高い。
 それにしても去年の食中毒の後遺症が残っていて、4月以降の漬物業者の廃業倒産が目立つ。
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千円のタクワンが完売

2013年07月20日 | タクワン

通夜の帰りに、伊勢たくわんの製造者と駅まで同道となった。伊勢神宮の式年遷宮行事で千円の伊勢たくわんが今年の分が完売となってしまったという。
 伊勢路の冬を彩っていた大根のはざ掛け干し風景を復活させ、昔ながらの製造方法で造った伊勢たくわんは今では1業者しかない。今伊勢たくわんと称しているタクワンは昔の味ではない。調味料で味付け、過熱殺菌している。当然糠の乳酸菌は入っていない。昔の伊勢沢庵の中に入っている乳酸菌は胃の酸で死滅せず腸まで生きている。
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安いものしか置いていないので

2013年07月19日 | 宅老のグチ

百貨店の売り上げが好調のようである。しかし、対抗すべきスーパーが安いものしか置いていないのでアベノミクスに取り残されている。高い物の百貨店に対抗するスーパーがネット通販に押されている気がする。
 どうやらスーパーが出来て30年の歴史を過ぎると、構造上の問題から限界に来ているようだ。旧来の商売が消えて、これからはスーパー同志の争いとなるが、供給する商品が似てきて、スーパーがコンビニ化し何処でも同じ商品が並んでいるようになった。

通販で20Mの電話ケーブルを買おうとしたら、アスクルは10Mしかないのアマゾンになりそう。ネットの世界は手ごわい。
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我慢の限界

2013年07月18日 | 宅老のグチ

長い不景気で中々値上げが出来なく,青果の人たちのが廃業が目立つ。我慢の限界で供給停止を通告したら、どうやら今の価格より安く参入するところがなさそうで困っているようだ。
 It's the last straw that breaks the camel'sback.
最後のわら一本がラクダの背中を折るという諺がある。
つまり、最大限に荷物を積んだラクダには、わら(straw)を1本でもその上に載せれば背骨が折れてしまうということで、何事にも限度があり、それを過ぎてはいけないという。すでに限界まで来ているので安く参入するところはない気がする。先行き人口が増えない状況で食品の消費の拡大はほかの店から取るしかないが予想外のところに需要が盗られている。それは病院食である。
 平均寿命は80歳代だが平均健康寿命というもは男性では72才,女性は78才ほどであとは不健康ということとなる。団塊の世代が急激に食のマーケットから退出するのも間もない気がする。

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やじ馬

2013年07月17日 | 宅老のグチ

事件が起きるとやじ馬が現れる・たいてい自分がその仲間の一人だが実際、当事者または関係者となるとウザイ。連休明けには通常の仕事と質の異なる仕事に就くこととなる。人が不幸になったときに役に立つ仕事がある。病人の医者のような仕事である。非常時の軍隊もそのような例かもしれない。
 複雑な社会で法的知識があってもすべてを確実に知っているわけでもないのに対応するには専門家の力を借りねばならない。そんな訳で弁護士さんと付き合う羽目となった。暇な夏に一人だけ忙しい。これで梅干が売れればもっと忙しい。
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