年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

築地6丁目のフラダンス

2014年08月31日 | 築地市場にて

 

築地市場の隣に築地6丁目がある。晴海通りに接していて、築地本願寺と隅田川の間の地域である。博多ラ-メン福ちゃんと吉野家間の道で8月30日夕方フラダンスの音楽が聞こえていた。どうやら築地6丁目町内会の秋祭りのようだ。毎年8月の最終土曜日に開催しているという。狭い町内の道路で縁日をしていた。一応消防自動車も準備していて行列の先を見るとやはり築地で出ている食べ物が他の縁日より上等と見えた。食文化を伝えるには子供のころから良いものを食べていないと舌の経験値が増えない。

 フラダンスが築地で流行っているとは知らなかった。度々築地で三味線の音は聞くことがあってもフラの音楽を聴くとは予想もしなかった。

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カウントダウン時計582

2014年08月30日 | 築地市場にて

 

昨年末に豊洲市場完成日平成28年3月31日まで何日か示すカウントダウン時計を青果部に設置されたというニュ-スがあった。その後市場を巡って配送している人に聞いても誰も位置を答える人がいなかった。誰も気がつかないほどの時計だと思っていた。昨日悪天候を避けて場内を自転車で走行していたところ、何時もマスクメロンの競りをしているところの後ろに582という数字を点灯している電光掲示があった。たぶんこれがカウントダウン時計だろう。しかし数字が合わない。何日後を検索するサイトがある。どの日を目標日にしているのだろうか。

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築地市場は情報の夏休み無し

2014年08月29日 | 築地市場にて

 

昔から新聞記者は記事を書く材料が少なくなると動物園にいったという。築地もその例に当たるかもしれない。季節の変化はどこより早いし、また情報鮮度も良い。でも今の築地は昔より元気が少なくなり、乱暴なことも減ってきた。世間から見れば普通の状態になっただけかも知らない。

 さらに朝日新聞があるため築地市場正門前の交差点は見慣れない人が立つようになっている。いわゆる誤報記事訂正問題から派生した問題でこれから歩道上に立ちん坊が増えるのだろうか。種々雑多の人たちが歩いていて宣伝になるようだが実際は記事にはならない。その日暮らしの築地。

Tokyo Ichiba Walkar NO5が出る。ほしい人は東京都巡視詰所で聞いてください。

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記録と記憶の夏となりそうで

2014年08月28日 | 築地市場にて

 

西日本の悪天候は8月の日照時間の記録的少なさという。台風もまだ1つしか発生しないという。野菜の高騰が予想されるが関東地方が比較的天候に恵まれていたので全国的な不作にはなりそうにないような気がする。

 気温が下がって食欲の秋となれば天候不順により、青果物の価格も影響を受けることなる。野沢菜のような生産者の少ない野菜は産地の代替の余地も少なくすぐにピンチとなる。しかし冬と違って天候が回復すればすぐに野菜価格は安定する。さらに海外からの輸入も速やかに行われる。ただ夏は昆虫の生息に適した時期なので残留農薬が使用過多とか、使用後の期間が短く検出される事例が増える。

 東京都の食品安全連絡網からの情報は今の所普通の状況で震災関連の情報も天然物の検出情報があるだけで、まだセシウムが少し出ているようだ。ス-パ-での肉の全量検査はまだやっているのだろうか。

 

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8月最後の市場休

2014年08月27日 | 築地市場にて

 

先週の週間天気予報を見ていて、昨日から最低気温が24度になるのは知っていたが、実際の最低気温が20度以下になった。驚きの予報技術。ここまで来たのに広島水害を予報周知できなかったのか。台風などでは前日まで実を採ってしまい茎だけにして、復活させるようだ。防風ネットも普及していて昔ほど風害による物価の高騰を防いでいる。

 気温が下がれば食中毒の恐れも下がるが緊張感がそれ以上、下がって食中毒の数はそれほど減らない気がする。

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嘉永年間東千葉で何があったのか

2014年08月26日 | 福神漬

大原幽学と幕末村落社会-改心楼始末記 高橋敏著

何処をたどってこの本を読むに至ったかは暑さで忘れたが返本期限日が来て、慌ててメモ書き。

 大原幽学を犯罪者に仕立てる、関東取締役出役の執拗な計画が書かれている。気になるのは寄場村だった万歳村の二人代表の一人だった花香家の名前がない。天保水滸伝の時期、東千葉で何があったのだろうか。

 明治になって、長井昌言は房総の恩を忘れるなと言っていたようだ。鶯亭金升は長井総太郎、花香恭次郎の偽名が北総清助と称していたときもあったようだ。

 大原幽学の改新楼乱入事件を画策した、土浦の関東取締役出役の道案内であった内田左佐衛門の名前がこの本から出てくる。左佐衛門は嘉永2年4月勢力富五郎を自決に追い込んだ実力のある道案内であった。不本意な大原幽学の取り締まりと彼の蔵書との関係は土浦博物館に行けば判るだろうか。左佐衛門の蔵書の中に花香家と交流のあった内田弥太郎(五観)の著書がある。

 前に大原幽学記念館に行って、和算の花香家と関係があるかどうかは展示している資料にはなかったがどうやら時代と時期、地域が同じなのに無関係であることの不自然さが感じられるようになった。なぜ大原幽学の関係資料に花香家は無いのだろうか。大原幽学と天保水滸伝は映画にもなっている関係があると見られている。嘉永3年高野長英は花香家に一時滞在していた。

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意外と見ていない築地のテレビ番組

2014年08月25日 | 築地市場にて

 

築地で働いている人は築地関連のテレビを意外と見ていない。同工委曲の築地番組は最近では低迷しているように感じるのは自分だけだろうか。

 集配の郵便局員にこれから何処に行くのと聞いたら、(斉藤水産)という。斉藤水産の社長の出演しているのを見たことがないという。見慣れていると見る気にはならないように思える。それにしても編集の力は恐ろしく、前後の関係がわからなければ白も黒いコメントとなる。

今週は多雨と高温による根腐れ被害の報告が来る気がする。

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誰もいないところで

2014年08月24日 | 築地市場にて

 

日曜昼前、築地は翌日の荷物の出入りもまだなく、人の気配が少ない。そんなところで街宣車がわめいている音がする。観光客以外は誰も歩いていないので気にはしない。

 それより各地からの天候不順による作柄FAXが気になる。国産シフトに向かうのだが農家の高齢化で甚大な被害を受けると営農意欲が欠けるというより、生産継続を断念する傾向がある。困ったもんだ。消える野菜と復活する野菜がある。それでも伝統野菜は今の流通では趣味的生産量である。

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夕方から雨のようで

2014年08月23日 | 築地市場にて

日本各地に雨による被害をもたらした秋雨前線がやっと関東地方に下がってきたようだ。週間予報では来週火曜日には熱帯夜が終わりそうだ。すでに台風でない雨で100人近くの死者行方不明者を出している。

 夏の象徴であるスイカの痛みが激しく、築地市場では再選作業が目立っている。その傍らで秋の果物が出てきて季節の移ろいを感じる。長雨は畑や海に行けず物の値段に跳ね返る。キムチが売れ行き不振で白菜高騰でも悲鳴が聞こえない。やはり国産しょうゆ味の漬物に転換しているのだろうか。

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ナタ豆の渡来年

2014年08月22日 | 福神漬

 

慶応大学日吉紀要2007から

明治前園芸植物渡来年表

この紀要では1603年(慶長8年)の記録があるようだ。中国の本草学者李時珍(り じちん、1518年 - 1593年)中国本草学の集大成とも呼ぶべき『本草綱目』が日本に渡った頃と同時期かも知れない。何の効用があると信じられていたのだろうか。セロリの渡来の後でカボチャより早い。

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著作権70年

2014年08月21日 | 宅老のグチ

漬物の歴史など無い様な歴史を調べると不思議なことにぶつかる。今の所大正年間から前の資料を集中的に読んでいるがTPPで著作権が70年となれば不都合なことも増えるだろう。

いつの間にか国会図書館の明治時代の本が自宅で見ることが出来るようになった。早速鶯亭金升の本などを見る。東京でも国会図書館は苦手である。多数の人が来ているので目指す本が出てくるまで時間がかかる。中身を確認できないうちに借り出してガッカリしたことも度々会った。それがパソコンで概要が見ることできる。東京と地方の情報格差が少しは消える。世界中で国会図書館の本が読めることとなる。著作権70年問題は今の所影響はないがこれから色々あるだろう。

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広島の水害のこと

2014年08月20日 | 宅老のグチ

 

昔広島菜という漬物用の野菜の話を聞いた。広島は意外と平地が少なく、郊外も分断されていて広島菜を栽培する畑が住宅地となって、農地がドンドン減り、今の国産広島菜の主産地が山を越した日本海側になっているという話を聞いた。既に10年から15年ほど前の話である。梅雨末期と似た天気状況で土砂崩れが何処で起きても不思議ではない。テレビ報道を見ると、少ない平野から山の下に開発された新興住宅地に被害が多いようだ。

 

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目隠し

2014年08月19日 | 築地市場にて

 

18日、海幸橋門を出ると何か風景が変わっていた。元築地川の跡地の駐車場のフェンスが目隠しされていた。ようやく豊洲移転前に築地場外市場の中央区の施設建設が動き出したのだろうか。ミニ築地市場を作って豊洲へ行かない店舗と従来の賑やかさを維持する施設、つまり単なるすし屋街にならないようにするということらしい。

 それにしても築地市場周辺の工事はすさまじい勢いで風景を変えている。働いている人は少ないが機械力でどんどん進行しているようだ。

 書き出して止めると以前にも目隠しがあった気がするが記憶がない。多分隠されると覗く意識が働くが見慣れた風景は変わるまで記憶は上書きされない。

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クレ-ン

2014年08月18日 | 築地市場にて

築地市場内の旭冷蔵庫解体工事で17日クレ-ンにつるされて小さいショベルカ-が降りてきた、まだ解体のためのカバ-が高いところまであるのにどうしたことか見ていたら、背景に2台のタワ-クレ-ンが見えた。何時の間に立ったのだろう。後で見に行くとタワ-クレ-ンは勝どきの高層マンションで環状2号線沿いとなるようだ。まだクレ-ンしか見えないが本体が見えるころ、築地市場は引越し準備で忙しくなるだろう。周りの高層建築物で見下ろされている。朝日新聞の後ろ、もと国土交通省水路部のあったところが埋立地に移転し、東京国税局が引っ越してくるようでかなりの高さまでビルがたった。変わらず古くなるだけの市場が通路の穴だけが大きくなり増えている。

 省エネということかトラックだけがドンドン新品となっているようだ。昔は派手なデコレ-ショントラックが走り回っていたが今はまばらで見かけることは少なくなったが消えてしまったことではない。そのうち映画の世界しか残ることになりそうだ。

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盆休の築地の街宣車

2014年08月17日 | 築地市場にて

 

従軍慰安婦記事訂正問題で築地市場正門前にある朝日新聞社に15日街宣車が来て騒いでいた。隣のガンセンタ-病院があるので長くは騒げないようだ。昔は頻繁に来ていたようだが不景気で騒げなくなったようだ。また新聞も購読者が減っていて、一時の力はなくなったようで騒ぐ魅力が減ってしまった。今の報道は極端から極端へ動くので何処が真実かを知らねばならない。訂正の余地を残していない報道は間違った時、窮地に追い込まれる。歴史は変えられないが解釈は変えられる。

 雨が多かった今年の盆休みが終わる。気持ち的には半年が終わり、秋が始まる。

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