年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

ワクチン障碍者パスポ-ト制度を作って欲しい

2021年07月31日 | 宅老のグチ
もうじきコロナワクチンが国民の40%が接種となる。多分今の状況から新規感染者が増大し、高齢者の新規・重篤患者の割合が減って、若者と中高年層がコロナの患者になるデ―タとなっている。海外旅行用にワクチンパスポ-ト制度が始まりそうだが問題は国内のワクチン接種拒否者と懸念者に対して対応をどうするかという問題に入ってきた。今のワクチン8000万回の高齢者のデ―タでは90%位の接種率で止まっている。100%は日本ではありえない。これは最初の予想では忌避者は20%位ある予想だった。多分政府の広報とTVのコロナ煽りでためらっていた高齢者が周囲の接種している人の状況で仲間外れになりそうと感じてやむなく接種したと感じる。残りの10%は頑固な拒否者と情報無知者と医学的にワクチンを打ってはいけない人となる。
そこで次のような制度設計の必要を感じる。

ワクチン障碍者1級・1回生

 ワクチンを1回接種して重大な副反応が出て、2回目が危険と思っている人

ワクチン障碍者2級
 ワクチンを打っても、免疫抑制の薬を飲んでいたり、免疫抑制で他の病気を治療中。アナフィラキシーショック等の経歴のある人。医者からワクチンは危険といわれている人。

ワクチン障碍者特級
 ワクチン不信者、信仰的理由。運転免許証の裏面にある臓器移植の同意書のように自己申告。

 この制度がないと飲食店が不安になる。もう自粛では経済が回らないし、衝立やマスク飲みでは限界に来たようだ。アメリカのIT企業は今の感染状況からワクチン接種者以外が出勤禁止にするという。コロナの社会免疫までの道は遠い。しかし自粛だけではもう社会が維持できない。3度目4度目のワクチン接種もありそうだ。
 21世紀のペストなるのは何とか避けたい。

自粛破りの飲食店チェ-ンが売り上げ倍増では刑事処分のある法案が必要となる。
 今の感染拡大は日本が一番嫌っている香港状態に一歩進んだ。国の関与は出来るだけ少ない状態の方がよい。今の中国は先の大戦の前の昭和の初めの日本と似てきた。自己中心の日本が戦争で第一次大戦で疲弊した国が工業生産力を持ち直すと、日本製品を排除した。そのようなときに満州国を建国し、国際的調査団が傀儡政権ということを認定し、国際連盟を脱退した。するとさらに日本への貿易忌避が強化され、石油が禁輸され、戦争に向かうしかなかった。日本は中国しか販売先が無くなり、中国国民の抵抗で戦争に向かうことになった。そして日本のマスコミは新聞販売拡大のため中国での戦争を礼賛した。
 幕末の江戸市中で薩摩藩の意向を受けた浪人が乱暴を働き、品川の薩摩藩邸を焼き討ちにした。これが討幕の口実となった。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家族・親族の高齢者のワクチン2回目

2021年07月30日 | 宅老のグチ
やっと家族・親族のワクチン2回目が終わる。これで仮にコロナに罹っても言い訳が出来るし、運がなかったということになる。確かにワクチン不安はあるだろう。しかしこれだけ世界を混乱させているコロナは自己だけでは防御できないし、引きこもっても生活できない。
 ただワクチンを打てない人もある。アナフィラキシーショックの可能性のある人は無理だし、免疫抑制の薬を飲んでいる人はワクチン接種しても抗体ができにくいので効果が薄いという。それでリスクのあるワクチンを打たないという。ただワクチン差別を受けないため、ワクチン免除証明書を医師によって発行する必要がある時期に来たようだ。オリ・パラが終わればワクチン接種回数が1億回を超える。すると打たない。打てない人の差別・区別が始まり問題になりそうだ。特に飲食店はワクチン接種で営業時間とか人数制限が正当化されそうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TV煽りの功罪

2021年07月29日 | 宅老のグチ
東名高速道の煽り運転で停車した車に激突した事故からドライブレコーダ―が気の弱い運転者に必需品となった。以前は自動車の運行管理者の管理道具で法人しか需要がなかった。10年ほど前に立て続けに会社で事故が起き、無事故割引が消えた。その時保険会社が着て暗にドライブレコ-ダーの設置を推薦された。これを設置すると無謀運転を自負する築地の人は嫌い、以後は少し減った。
 いまのドライブレコ-ダ-は前後左右を録画しさらに駐車中のいたずらを録画するので、駐車中でも電池を消耗し劣化が早い。安いのは画質が悪いので逃げた車のナンバ-が良く見えない。すると高級なレコ-ダ-が売れる。音もとれる。これは煽り報道の経済効果だろう。

 次の煽り報道はコロナワクチン接種だろう。今TVを朝から見ているのは高齢者で昨年は不安だった。今はワクチン接種情報で政府が見込んでいたワクチン嫌いの高齢者がドンドン接種しているようだ、先行している県では1回目接種が9割を超えている。これは政府の副反応補償が有効だった気がする。あとは巡回接種等で医療従事者の不安を取り除いている。SNS世代は偏った情報でワクチンの様子見が多い気がするが最近の感染者の急増が多くは若年層で高齢者はワクチン効果で激減している、パラが終わればワクチン接種回数は1回目の人たちがかなりの部分が終わる。そうすると次は国内でワクチン差別とか優遇の問題となる。9月になればインフルエンザの新年度が始まる。

 オリンピックが終われば開催の是非騒動が過去問題となり、飲食店の無補償問題と財政困窮から来る補填問題が浮上する。最初は失業給付の問題から、雇用保険料の改定だろう。すると手取りが減る。
 間も無く団塊の世代が75歳になる。過去のデ―タから健康を損なう人が増え、高齢者収容施設の入居の確率が宝くじ並みになる気がする。100歳まで生きるとあっという間に貯金が消える。寝たきりだと貯金2000万円でもたりないよ。健康なら貯金100万円でも余る気がする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎖国を終わらした戸田伊豆守の記憶の薄さ

2021年07月28日 | 福神漬
今では国会図書館のデジタルライブラリ-伝記本 戸田伊豆守氏栄 を読むことが出来るが15年ほど前は関西の国会図書館に所蔵されていて東京ではすぐに見ること出来なかった。名古屋へ出張の帰りに日程に余裕を作り、寄り道して大垣市立図書館郷土資料で出してもらい読んだが期待外れであった。東京での基礎調査で戸田氏栄は幕府の昌平坂学問所の試験に合格した時の名前が戸田卓太郎と書いてあった。途中から戸田寛十郎氏栄となって同一人物か迷った時期もあった。井関隆子日記や他の書籍を読んでいておおまかな経歴は今は解るが幕府の昌平坂学問所で十数年にわたって。幕府の史書等の編纂していた人物が編纂事業が終わるといきなり天保の改革時の印旛沼開削工事の目付として任命された。この時の工事の監督責任者が老中水野忠邦から任命された南町奉行鳥居耀蔵 であった。鳥居の配下として、南町奉行与力佐久間長興 が働いていた。印旛沼開削工事が失敗に終わると、水野忠邦が一時的に失脚する。
 老中水野の戸田氏栄の目付への抜擢理由は今でも解らないが、河川の開削工事が不調になっていることを直言した所、直ちに目付を外され駿府町奉行へ転身となった。その後日光奉行になり、すぐに浦賀奉行になった。この間の経緯は阿倍伊勢守の指示のようでどんな意図があったかは記録がない。しかし最近読んだところ本では石川和助(関藤藤陰)の推薦のようだ。対外危機を幕府の史料からどう方向を見つけるかの人事だった気がする。結局ペリ-が来てしまって、一時しのぎの政策となり、大坂町奉行に在任中に自身の病で歴史から消える事となった。親族の話では暗殺されたという。長崎奉行在任中、大坂町奉行在任中と次々と先祖が死去し、さらに戸田伊豆守の3男であった長井筑前守も暗殺の噂があって、京都町奉行に任命されたが赴任していない。
 正しいと思ったこと直言し時節と合わず、苦労している家系と見たい。

 記録が少ないのは幕末史を研究している人も魅力のない人と考えているようだ。しかし福神漬の言い伝えから調べると次々と新しい展開がある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暑い夏は戦争が終わった月でもある

2021年07月27日 | 宅老のグチ
戦争前、漬物の仕事は軍隊と工場の寄宿舎等の需要がほとんどで、一般家庭にはそれほど需要がなくお金を払って購入することが少なかった。多くの家庭は女性が家の中で家事をしていて、漬物は金を出して購入するものでなく、自家製が普通でぬかみそ自慢もあった。都市の中心地にある住み込みの商店でも漬物は自家製が多かった気がする。
 戦後に軍隊という需要が消え、漬物製造業の存続がどうなったか気になっていて調べていたがようやく資料らしきものが見つかった。
 昭和18年9月23日 東京朝日新聞の記事で女子動員という記事があった。多くの女性が軍需工場に駆り出されるようになった。17の職種が男子の就業を禁止され、交代の猶予期間が短かった。
集金人・踏切番・エレべ-ター操作・行商・電話交換手・改札人・電車車掌・客引き・給仕・料理人・理髪師・荷物預かり等の仕事が強制的に女性の仕事となった。これが戦後の困窮期にも継続していて、都会で生活のため女性が働かねばならなくなり、自家製の漬物が減り、また働くことで所得があって購入することの罪悪感が消えた。
 今は共稼ぎが普通となり、自家製の漬物を作る人が減り、さらにス-パ-等の販売先が増え今に至る。それでも業界の数字は低迷している。かえって漬物業界以外の人たちが腸内で活躍する漬物由来の乳酸菌を宣伝し、大腸まで届く乳酸菌といって販売促進をしている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

226事件で関連本を読む

2021年07月26日 | 宅老のグチ
7月12日麻布十番の賢崇(けんそう)寺を訪問し、仏心会の人が法要していた。一般人は参加不可と掲示してあった。仏心会とは何だろうと検索すると、226事件の
処刑された人の関係者の団体だった。そこで遺族の著書を借り出した。下記の本は一部であるが、湯河原に事件で自決した弟の行為を調べている人だった。

ある遺族の二・二六事件 河野 司著

天皇さま、お聞きください  -二・二六事件遺詠集-河野司編

二・二六事件  -獄中手記・遺書-河野 司編 

二・二六事件秘話 河野 司著

この事件は遺族と関係者の努力で比較的多くの資料が発掘されて今に残る。それでも多くの戦史研究者以外は当時の状況を知らず、政府の中国での戦火の拡大を支持しているような新聞報道だった。昭和18年のアッツ島玉砕あたりから新聞には生活状況から節約工夫の記事が増えていて、ひしひしと戦局の厳しさは感じていたと思われるが、一般庶民は負けるとは思っていないようで、政府の言葉を信じていたようだ。

 さて226事件の裁判は秘密裏に行われ、国民には死刑執行後に概要が新聞報道で知らされたが、その後の追加の記事もなく、終戦まで行ってしまったようだ。226事件の関係者は何かの想いが残っていたようで河野司氏の資料収集の努力と運の力で闇に葬られた事件を今日は少し解明できる。
 それでも当時の決起理由とした農村不況から、陸軍上層部・財界人・政府首脳を抹殺するという発想の無謀さが今でも理解できない。
 昭和の初めの世界恐慌で欧米が不況のなか、日本は中国との紛争拡大で経済が活況となっていて、これを見たアメリカが生糸を狙い撃ちにした貿易政策を行った。この結果生糸産業は大不況となり、さらに天災とか、大豊作による農産物価格の下落で、東北地方では娘を遊郭に売ってしまうという悲惨な時代だった。
 これが特攻で死んだ叔父の経歴解明につながるかまだ分からないが文書資料がないので今は推測しかない。226関連本を読むうちにやはりその前の515事件の方が叔父にとって影響があったと思われる。当時の農本主義と国家社会主義からどうして要人暗殺につながるか、当時の思考がまだ理解できない。戦後の農政も特に野菜関係は国の保護が少なく、大変だったようだが都市の食の分離と輸送の発達で近郊野菜は発展した。今は近郊野菜という言葉が市場から消えているが日持ちのしない野菜の事だった。これは都市化が進み畑が消え、都会の農協は不動産管理業が中心になったこともあるだろう。
 貧しい埼玉の農家の4男の叔父は夢だった教職の道が一度はかなって、赴任先も決まっていたが運命のいたずらで、陸軍特別操縦見習士官の試験に落ちたにも関わらず、追加合格となって他の同期よりひと月遅れて特攻隊員になってしまった気がする。もし最初から兵隊になるなら少年から軍隊に行っていただろう。この運命のいたずらはまだ解明できない。まだ叔父はこの世に未練があるように次々と謎の解明を要求してくる。
 今から思うと叔父は試験に不合格を予定していた気がする。実母に受験を知らせなかったのはあらかじめ良い点数を取らないと予定していたかもしれない。昭和18年9月23日の新聞報道では学生の徴兵猶予が理科系と師範学校の生徒は猶予が継続されるという記事があった。昭和18年11月に学徒出陣となる。なぜ気になるかといえば、埼玉県浦和の県庁の隣にある、埼玉文書館で埼玉師範学校卒業者名簿(昭和25年頃)のリストで昭和18年9月に繰り上げ卒業した139人の中で空白(死去・または連絡なし)が少なかった。多くの師範学校の卒業し、教師となった人が生きていた。師範学校は卒業後に何年か教師を務めれば授業料が免除となっていて、戦後の仕事不足の時代には教師しか仕事がなかったと思われる。
 叔父は繰り上げ合格がなければ兵士にならず生きていたと思う。



 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

虚しさが漂う豊洲市場周辺

2021年07月25日 | 宅老のグチ
オリンピック開催で空き地の多かった豊洲市場周辺に競技場が多数造られた。多くは恒久的な施設だが仮設もあって、さらに競技見物の客を見込んで都営ゆりかもめ線有明テニスの森駅付近には仮設の土産物屋もあった。パラリンピックで使用されなければ仮設の競技場は一度も観客が座ることなく撤去となる。仮設店舗の販売するオリンピック土産もごみとなる運命で負の遺産だろう。誰が補償するのだろうか。負の利権だった。
 パラオリンピックが終われば、東京都は傷んだ財政を補填するするため、湾岸の埋め立て土地の切り売りがあると予想される。しかし江東区は高層マンションの林立で保育園とか小学校が不足し、時間が経てば教育施設が余ると思われ、マンション建設要求を拒否するだろう。すると高齢者の介護施設とコロナで欠点がわかった感染専門施設の建設が提案されることが予想される。
 もともと江東区青海付近は建設廃土やごみの焼却灰の埋め立て地で江戸時代からの最終処理場だった。青海は都民の人生の処理場となるのだろうか。また都内の寺院の墓地を公園化し、跡地を防災公園とする案も出るだろう。墓の移転場所はもちろん江東区の埋立地である。

過去の日本は忘れない頃にやってくる天災や戦争に負けても這い上がった。初めてのコロナ戦争の敗北でどう未来を切り開いてゆくか先が見えない。なんでも反対派はどのような将来があるのだろうか。なんでも不安派は暗い未来しか見えない。人生100年としても、最後の20年は普通の日本人は身体障碍者でさらに親族の誰かが認知症を発症している。
 近い過去でも夢のない時代と思われた時も過ぎ去ってみると当時の若者の中で成功した人物がいる。今は年功で出世するには時間が足りない。多くの企業が生まれる世界で日本は一度破産すると二度と成功しない。高齢化で先頭に行っている日本は世界の先進モデルにもなりうる。
フランスのシモーヌ・ド・ボーボワール の【老い】で老人の事を知った。多くの世界でITの時代についてゆけない先進国と途上国の老人が今邪魔者にされている。監視世界になった中国でスマホを扱えない老人が現金の使えないところが増え、さらにワクチン接種証明がスマホのみで生活困難になっている。
 日本でも高齢者のワクチン予約がネット経由では簡単だったが電話予約では皆が苦戦した様だ。スマホを使いこなす友人や子供がいない老人は人間ではないようになった。
 老人が長生きすると時代についてゆけない。高齢のスズキ自動車の会長が引退した時のコメントで電気自動車を勉強するには年取って、気力がないと言う。今は過去の経験が邪魔する時代に入った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菌メダル争いが始まる

2021年07月24日 | 宅老のグチ
真夏の夜の物語

裏ばっかりで、表はない おもてなし精神

経済効果の計算は誰の計算  経産省=計算商

ハッカ-もやりがいのない日本の夏祭り

ウィルスソフトはデルタ株には効果なし。当然だが韓国産キムチもデルタ株には気休め。

台風6号沖縄でオリンピック見物渋滞。これが消えれば気象予報士は雨が始まるという。八卦予報

ワクチン注射は誰にもやらせない。日本意地会 権益確保で検疫放棄

保健所に医師不在でコロナ患者の仕分け人。
もうココまで来たら、コロナは重い風邪で、自宅軟禁ですまし、気にする人はホテルで血中酸素濃度と体温測定し、見回り看護師付きのホテル収容で良い気がする。

それでも最初の菌は中国とは演出最高

 今度のオリンピックの菌メダルの最初は中国でないと顕彰に困る。競技の順番はWHOが考えたのだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トラブル大好き 前史 2006(平成18年8月25日)の出来事

2021年07月24日 | 築地市場にて
もうじきワクチン効果が出て高齢者の重症者が減り、コロナが重い風邪になりそう。多くの対処で税金を投入したにもかかわらず敗北感が漂う。このコロナ戦争が大変だったということが記憶と歴史に残るだろう。第三次世界大戦というべき性格もある。過去の大戦と違って、人との交流があるところは戦地となった防戦する医療従事者の戦死した例も多い。。南米のアマゾンやアフリカの未開地にもコロナは容赦なく戦地にしてしまった。今でもコロナ戦の戦時中のところが多い。ただ途上国は若い人が多く、死者は少ない気がする。
 日本のコロナ戦争の不手際は多くありすぎるが、やはり2020年東京オリンピック開催が議論に混乱を増していた。そこで2020東京オリンピック招致に至る前のことを記憶に残したい。


福岡海の中道大橋飲酒運転事故 (詳しくはウイキぺデアで調べること  )が2006年夏にあった。この事故のあと数日で2016年オリンピック開催都市(結果はリオ)で日本として、東京と福岡が立候補していた。東京の財政力と福岡は初めてということで競り合っていた。東京への批判は一極集中という批判もあった。結果的には10票以上の大差で福岡が負けたのだが5から6票が福岡に回ったらという僅差だった。それには飲酒運転事故により、最後の票固めで福岡が負けたと思われる。
 2016年のオリンピックが国内開催都市として東京に決まると、築地市場内の豊洲市場移転会議が真剣になっていった。月1回の会議は12月と1月を除いて青果部では開いていた。そのほか全体会議はあったが関与していないし、興味もなかった。8月末に東京に決まるまで、築地移転会議は真剣でなかった。それはすでに築地の移転とか再開発の会議が難度もあって、計画中断の虚しさもあって、本当に移転するかどうかが東京都の職員をはじめ会議に出ている人たちの共通の心情だった。明治の20年代以降、何度も東京の生鮮市場の移転構想が提案され、様々な事情で計画が失敗した。唯一成功したのは関東大震災とそれを口実として戒厳令司令部が日本橋魚河岸の道路の不法占拠禁止を強化したことから始まり、やむなく築地に移転した。昭和10年で最初は青果部だけだった。魚は遅れて入場した。
 戦後も落ち着いてくると、鉄道輸送からトラック輸送に代わると、不都合なことが目立ち、移転計画が出てきた。
 1回目の移転候補地は今の大田市場の隣接地で野鳥公園となったところで、会議がもたもたしている内に野鳥に占拠された。移転を渋った理由は築地から遠いということに尽きる。

 初めから移転する気のなかった築地人が一度は築地市場内の再建工事を始めたが途中でもめ事があり中断した。400億円捨てた。そこで都の悩み物化した途上国並みの市場を石原知事によって強引に移転計画が始まり、錦の御旗となるオリンピック招致となった。このオリンピック招致がなければ築地移転は豊洲へ行けず、廃墟となったかもしれない。
 東京都の予算の90%以上は使い道が決まっていて、知事の裁量のある部分は少ない。バブル崩壊後財政の厳しい国に代わって、自由になる東京の金で経済活性化を狙った。築地を移転させ、跡地開発で数兆円の経済効果を狙った。すべては震災とコロナで終わった。予想されざる天罰かもしれない。しかし江戸時代から東京は度々の災害から火事太りとなり復活した。
 オリンピックが終わる時、花火が打ち上げられ、コロナ戦で死去した人への鎮魂となるだろう。もうこの手のイベントは衰退する日本では提案できないだろう。そして内内の事がSNSの時代に記録と残り、消せない記憶となる。

 今でも豊洲市場の地下から汚染物質が出ていも、選手村の人たちは騒いでいない。あの地下汚染騒動は何だったのだろうか。これも数百億円のむだな費用だった。地下空間は万一のことを検知する空間だった。糾弾されたが正しい仕事といえる。
 多くの歴史で正しい仕事では物事が進まない。築地は船頭が多すぎてなおさら進まない。正しいと思っていても商売敵の意見には従いたくない気分がある。これは数年で担当が変わる行政の欠点かもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

常識が非常識だったこと知るコロナ

2021年07月23日 | 宅老のグチ
急な環状2号線の封鎖で豊洲と築地場外市場の導線が途絶え、さらに昼間の値上げされた首都高速から下道を走る車で豊洲周辺と築地4丁目を中心とする混雑があるようだ。それでも規制の初日から見ると徐々に渋滞が減っているようだ。慣れと工夫は仕事をしている人は考える。東京サミットもあったし、年末大渋滞も経験した。その時は環状2号線の築地大橋もなかった。いまは豊洲市場周辺の混雑だが、不要な迂回車が消えれば、豊洲市場から出る車が難儀しなくなる。築地の新聞社が手抜きして、豊洲周辺の混雑を書いているがこれは豊洲市場開業時の混乱の再現で慣れれば何とかなる。ゆりかもめ線市場前駅の下の交差点で常時右折レーンが2車線とってあって、特に地下鉄豊洲駅から来ている道は今環状2号線へ行っても、規制があって築地大橋は通れないので右折は1車線で十分なのに直していないようだ。これでは規制を逃れた車が豊洲市場周辺で混雑するのも納得できる。築地4丁目交差点は豊洲移転後空いていたが環状2号線が使えないと混むことになる。これも新聞社前から渋滞が見えるので手抜き取材ともいえる。豊洲周辺のオリンピック渋滞の最高は7月26日月曜日だろう。それでも飲食店・ホテル需要が消えているので過去の想定より混雑は少ないかもしれない。ここの抜け道は佃大橋を抜け、豊洲駅の先を回ったほうが良いかもしれない。

 満員電車でこれ以上入りきれないと思っていてもいざドアが閉まると空間が出来る。アメリカの大学で小さな車に何人の学生が乗り込めるかというイベントで女子学生と男子学生を混ぜると単独の性だけよりより多くの人が車に乗り込める。同姓だとむさくるしいのだろう。
 コロナでインフルエンザで休みが正当化された。今後は感染病休みは正当化されるだろう。ワクチン接種騒動で株価が下がった会社もあった。以前ならコロナの社内情報が社外に漏れてもSNSの時代は拡散し、消えない履歴となる。これから求人に苦労するだろう。
 誤った情報も過去検索で出てくる。日本が給与した台湾向けのワクチンが危険だったというのがあったが、中国寄りの台湾政治家が中国製ワクチンを打たず、日本から行ったワクチンを打っていて問題になっていた。命の問題は政治信条を超える。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気分は国体並みで

2021年07月22日 | 宅老のグチ
空いた時間に若い人が多数乗っている電車で、広尾に行った。いつもはシルバ-パスで麻布十番駅から都立中央図書館へ歩いて行くのだが、寝坊してやむなく有料で地下鉄に乗る。広尾までの電車はコロナ無視でそれなりに混んでいた。これではデルタ株の蔓延は防げないだろう。今のコロナ新規患者は大部分が65歳以下で重症化は以前は少なかった。でもデルタ株は手ごわく、中国検索システムの百度でも、南京でもコロナがあるようだ。

 以前のように外国人が見かけなくなり、見かける異国人は常時滞在の人のようで足早に目的地へ向かっているようだ。
 オリンピックが一部の競技で始まっても、隔離施設(選手村)の情報もなく、歩いて行ける豊洲市場へ徘徊する取材記者も感染リスクからいないようだ。これは日本の国体開催時に似ていて、一部が騒いでいても、記録があっても騒がない。多分メダル競争も価値は下がるだろう。そのため今は競技の結果より、午後5時少し前の時間に発表となるコロナ新規感染者数ですでに東京都は2000人になりそうだ。何か報道は高齢者の感染者数を気にしなくなり、ワクチン効果が出ているようだ。
 毎日チェックしている、区のサイトで町医者のワクチンサイトが減っていて、モデルナ接種の施設が増えている。何か1日150万回ほどワクチンを打っている気がする。慣れとTVの煽りでためらっている人も予約をしているようだ。多分ワクチンは気休めに近いが、世間には言い訳が出来る。母のワクチン接種でデイサ-ビスの人への安心感が出ている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心変わりの始まり

2021年07月21日 | 宅老のグチ
日程ではオリンピック開幕まで日があるのに、21日からサッカ-の試合が始まる。アンケ∸トでは開催反対でもいざ始まると、心変わりになるのだろうか。
 一昨年にチケットの申し込み寸前でカード情報入力寸前で断念した。なぜか個人情報を盗まれそうと感じた。あとでカ-ド情報の元は韓国だった。チケットが外れ、カード情報が洩れそうな予感がした。そのチケットも当選者には無観客ということで残念でしたとしか言いようがない。その上カ-ド情報が洩れたら、踏んだり蹴ったり感が出る気がする。

 先の戦争が始まって、初戦の勝利で高揚感が出て、多くの戦災者を出してしまった。オリンピック反対を唱えていた人たちはどうこのひと月を矛盾なく過ごすのだろうか。結局築地市場を移転させ、大義名分も消えたデルタ株のコロナの蔓延は、先の大戦を終わらした、原子爆弾だったのだろうか。

 3兆円の空費のつけは、大坂の万博も空費になる気がする。もう景気拡大でイベント誘致のからくりが世間に知れ渡った気がする。次の感染病がまた中国からやってくる。データ隠しで対処が遅れ、バタバタする政府の姿が見える。さらに先の戦争の後遺症で野党も個人の権利を制限する法案が出せない気がする。

 今度のオリンピック開催で戦後政治経済の終結宣言が出ればよい。戦後の成功体験がすべてがコロナで壊された。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明石歩道橋事故20年経ったか

2021年07月20日 | 宅老のグチ
20年前の兵庫県明石市の花火の見物客の事故から20年経った。これは関東でなかったので、ニュ-スで知った程度で、築地市場には事故の影響はないと思っていた。ところが築地市場祭りで20万人ほどの人出があったので明石の事故の訴訟判決から、築地では市場祭りが出来なくなった。これは東京都と市場協会の合意で一般人を築地市場内に入れることとの危険性だった。バラックの建物に無造作に置いてある商材・設備はいたずらを想定していなかった。また漁船の出入りしている桟橋は転落予防の柵もない。もし柵のない桟橋で子供が隅田川に落ちたら、市場協会の責任となるし、保険料も高くなりそうだった。

 今のところ豊洲市場には桟橋はないので豊洲河岸とはならないようだ。これから不況が続けば香港のように豊洲市場に桟橋が出来て、観光船が横付けし、海鮮レストランというのもあるかもしれない。香港を追い出された人の難民レストランもありうる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワクチン2回プラス14日過ぎて

2021年07月20日 | 宅老のグチ
ワクチン目安で抗体が出来た日になったので、自粛中でも日常生活に戻すべきと考え、調べごとを再開する。今月末には高齢者枠の母の2回が終わる。これでデイサ-ビスの人への心配が消える。また都立中央図書館の予約を入れた。午前中の130人の枠でも3時間という制限があるので中はガラガラである。
 暇なので中国検索百度を見ると、パキスタンでダム建設工事のバスに仕掛けられた爆弾テロで多数の中国人が無くなった。今まで多くのテロは欧米だったが、これからは中国人となりそうだ。特にアフガンからアメリカが撤退しつつあるので、中国とロシアが狙われそうだ。共産ソビエトが崩壊させたのはタリバンで米国の支援があった。これからまた中国人をタリバンが狙うかもしれない。アメリカがウィグルを騒いでいるのも、イスラムテロを中国に向けるかもしれない。そして顔つきの似ている日本人韓国人が巻き添えとなる。

 本日ワクチン接種者数が7000万回を超え、2回の高齢者も目標通りで接種出来ない人が1割以上あるので、これからは重症ベットの空き具合だろう。高齢の人出も巣鴨地蔵通りの出具合でわかる気がする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トラブル大好き 

2021年07月19日 | 宅老のグチ
築地で仕事をしているとき、できるだけミスしないように働いていたがそれでも予期せぬことが何回もあって対応に戸惑った。

 今度のコロナ騒動は銃弾の飛ばない、目に見えない、音もしない内に気が付けばコロナの当事者及び懸念者となって、あらゆる風説の当事者となる可能性がある世界に入った。人が多く出入りする世界ということを自覚する。
 そもそも日本へコロナ情報が入っていても、中国人観光客の春節需要を見込んで北海道雪まつりの制御をできなかった。すると東京オリンピック開催時の蔓延を恐れ一年延期となった。

 間も無くオリンピックが始まる。無観客ということで交通規制だけ被害があるが心配された外国人観光客の豊洲市場内の徘徊はないようだ。これが終われば不振の豊洲市場の規制緩和も検討が始まるだろう。大方の予想では年末にはワクチンパスポ-トで多人数の飲食も可能となる気がする。

 長いコロナの2年だったとなるか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする