3月初めまでの開催という事で上野・国立科学博物館へ行きました。前回隣のところで台湾の国宝を観た後、観る予定だったが時間がかかり今回間に合わせた。開場に入るといきなり(キユウリ)と出てくるではないか。たしか明治の初めに福神漬の命名者梅亭金鵞がキュウリ〔究理〕の本を書いていることを思い出した。究理とは何だろう。展示物から今の物理学のようで当時は広義の理科と言うもののようだった。
【書名】 訓蒙究理往来 初号
【著者】 瓜生政和〔梅亭金鵞〕
明治初めの規制で戯作者から教科書作成者へ一時的転向していたようだ。往来とは江戸時代の寺子屋などで教科書的に使われていた本だった。