越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

ヒメジソ(姫紫蘇)

2009-07-18 20:34:16 | 山野草(白花)
【ヒメジソ(姫紫蘇)】
野草:シソ科イヌコウジュ属
花期:9月~10月

山野の湿った林縁や林道の道端に見られる1年草。枝先に花穂を出して白または淡紅紫色の小花をつける。イヌコウジュによく似るが、茎の稜にまばらにあらい毛があり、葉のきよ歯は4~6個、がくの先は鈍く、唇形花の上唇3個は先が鈍いなどで区別される。花の色は白色から淡紅紫色。下から順々に唇形の花を二つ並んで咲かせる。

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ヒメシャラ(姫沙羅)

2009-07-18 20:26:07 | 山野草(白花)
【ヒメシャラ(姫沙羅)】
落葉高木:ツバキ科 ナツツバキ属
花期:6月~7月
別名:サラソウジュ(娑羅双樹)

別名がナツツバキ(夏椿)のシャラノキ(沙羅の木)より花が小さいことから付いた名前で、 ウメ の花ほどの大きさ。伊豆半島より以西の山地に自生するが、園芸用として庭木や盆栽などで栽培されている。ヒメシャラ=仏教の聖樹の娑羅双樹とするものも多いが、娑羅双樹はインドの高地などに生えるフタバガキ科の木で種類は別。しかし日本には存在しないことから、平家物語の「沙羅双樹の花の色」の娑羅双樹はこのヒメシャラといわれている。



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ヒヨドリバナ (鵯花)

2009-07-18 18:49:50 | 山野草(白花)
【ヒヨドリバナ (鵯花)】
野草:キク科 ヒヨドリバナ属
花期:8月~10月
名前の由来:秋、ヒヨドリが鳴く頃に開花することから この名前になった。

ヒヨドリバナ(鵯花)は、淡紫色または白色の小さな筒状花が多数集まって、散房状に咲かせる多年草です。
ヒヨドリバナ(鵯花)の茎は、紫色の斑点や短毛があります。葉はざらざらしており、短い葉柄があります。葉は、対生して付きます。 藤袴(フジバカマ) や ヨツバヒヨドリ(四葉鵯) 、サワヒヨドリ(澤鵯) に似ており、見分け難いです。見分け方は、フジバカマの葉は深く3裂しますが、ヒヨドリバナ(鵯花)やヨツバヒヨドリ(四葉鵯)の葉には切り込みはありません。また、ヒヨドリバナ(鵯花)の葉が対生するに対して、ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)の葉は3~4枚輪生(茎の節に数枚の葉が集まって付くこと)します。



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ハイマツ(這松)

2009-07-18 06:28:22 | 山野草(その他)
【ハイマツ(這松)】
高山(常緑低木):マツ科マツ属
花期:6月~7月
別名:トトヌプ

高山帯の風衝地に生える雌雄同株の常緑低木。枝は横にはうように伸び、ところどころに根を下ろしながら風下に成長する。成長は極めて遅く、幹が直径10㎝になるのに百年かかるという。葉は針形で、5本が1束になって密生する。雄花は新枝の側面に10-20個、雌花は先の方に2-3個つく。

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