越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

トリアシショウマ(鳥足升麻)

2009-07-30 20:37:24 | 山野草(白花)
【トリアシショウマ(鳥足升麻) 】
野草:ユキノシタ科 チダケサシ属
花期:6月~7月

低地~山地の林内や林縁などに生え、茎の高さは40~100センチ。茎頂の円錐状花序に、長さ約5ミリの白色の花を密につける。花弁は5個で、へら状線形。花序の側枝はよく分枝し、短い腺毛を密生させる。葉は3回3出複葉で、小葉は卵形~広卵形。先は尾状にとがり、縁には二重の鋸歯がある。



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ハナヒリノキ(嚔の木)

2009-07-30 20:18:54 | 山野草(緑・茶花)
【ハナヒリノキ(嚔の木) 】
落葉低木:ツツジ科 イワナンテン属
花期:6月~7月
名前の由来:「はなひり」とは「くしゃみ」のこと。ハナヒリノキは有毒植物で、昔はこの葉の粉をウジ殺しや家畜用の駆虫剤にしたそうだ。また、この粉が鼻に入ると激しいくしゃみが出ることから、ハナヒリノキの名がついたとのこと。

山地に生える落葉低木。高さ30~150cmになり良く分岐する。若枝や葉、花序に細毛が密生。葉は長さ2~3cmで無柄。枝の先から10cmほどの花穂を出し、壺型の花を下向きに多数つける。



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ネジキ (捩木)

2009-07-30 20:01:56 | 山野草(白花)
【ネジキ (捩木)】
落葉低木:ツツジ科 ネジキ属
花期:5月~6月
別名:アカギ、アカメ、ヌリバシ
名前の由来:幹がねじれていることに由来する

樹皮は白っぽいが、若枝は紅色で光沢がある。葉は単葉で互生。葉身は卵形または広卵形。長さ3~11cm、幅1.5~6cm。葉の表面は緑色、裏面は淡緑色。葉縁は全縁で大きな波状。葉先は細長くよじれた鋭尖頭。 側脈は5~10対。
花は白色、筒形で一列に並んで下向きに咲く。花期には枝全体が白く見えるほど
たくさんの花が垂れ下がる。花が散ると花柄は上向きになり、果実は朔果。上を向いて熟す。



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ヒカゲノカズラ(日陰葛)

2009-07-30 18:37:09 | 山野草(その他)
【ヒカゲノカズラ(日陰葛)】
常緑性シダ:ヒカゲノカズラ科 ヒカゲノカズラ属
花期:7月~8月

北海道、本州、九州と広い範囲に分布するツル性のしだ植物。シダ植物だがある程度日の当たる尾根筋で見られる。 茎は地上を這い、茎の所々より根を出して広がり、群落を作る。初夏に所々で立ち上がる枝や胞子嚢穂を出す。





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