ウリパパの日記

自由気ままに・・・

答志島旅行

2008-08-23 16:54:25 | 旅行
8月17日から3日間、パパの短い夏休みを利用して三重県鳥羽湾に浮かぶ答志島へ家族4人で旅行へ行ってきました。鳥羽湾には大小さまざまな島が浮かび、人が居住するのは答志島、神島、坂手島、菅島の4つ。答志島はその中でも最も大きく、東西6km、南北1.5km、面積は7.8km2で大半が山地になっています。周囲の海は美しく、東に太平洋を控えて伊勢湾の入り口に位置するため島は魚介の宝庫です。上の写真は旅館の部屋からの眺望で、港の東には神島、伊勢湾の向こうには渥美半島まで見渡すことができます。


島へは鳥羽駅すぐそばの佐田浜桟橋から鳥羽市営定期船を利用し、約25分で和具港へ到着します。港には旅館からお迎えの車が来ていました。


今回お世話になったのは「美さき」という温泉宿。玉藻の湯と呼ばれ、男女入れ替え制ですが、趣のある露天風呂がうれしい。全室から太平洋を一望でき食事も各部屋へ運んでくれます。さらに、玄関のすぐ前が鯛網漁船の港で手軽に釣りを楽しめるのです。


夏休み中ということもあり、貸竿と餌そして、釣った魚の調理がセットになった宿泊プランを2泊とも利用し、早朝と夕方、計4回も港での釣りを楽しみました。朝は早起きして5時から8時頃まで、夕方は16時から夕食の始まる18時30分まで・・・
港は水深があり魚影も豊富です。3mほどの長い竹竿にウキと針を付けたシンプルな仕掛けで、餌はオキアミ。ウキの動きを良く見ていないと餌を取られてしまいますが、竿をあげるタイミングをつかむとブルブルっと手ごたえが! ちょうど朝夕に満潮を迎えていたこともあり、面白いようにお魚が釣れます。15cm位のメバルを2日間で50匹以上釣ったでしょうか。さらに海タナゴやベラ、息子は30cm近いメジナやアイゴも釣り上げました。息子だけが知っていたのですが、アイゴの背びれには要注意です。


釣った魚は全て旅館で煮付けにして朝夕の食事に出してくれます。釣りたてのメバルは実が柔らかく本当に美味しかった。メジナやアイゴの煮付けも美味です。


旅館の食事は魚介類を中心とした会席料理で大満足。新鮮な活造りが付いていて、初日はイシダイ、2日目はヒラメでした(上の写真はヒラメとほら貝)。食事中も頭がピクピク動き子供達は大喜び!一方奥さんはびっくり。そして余った部分は翌朝、アラ汁として出してくれます。

 
亀の手の形をしてた "セ" と呼ばれる珍しいフジツボも食べてみました。カニに似たやや甘みのある味でした。

こじんまりした旅館でしたが、連泊するとゆったりくつろげます。2日目は近くの海水浴場(サンデービーチ)に出かけてみました。三重県で一番水質の良い海水浴場だよ!と車で送って頂いた旅館のご主人がコメントしていた通り、水がとても綺麗で美しい魚の姿を見ることができました。

島には観光スポットがたくさんありますが、今回の旅行は漁村でのんびり過ごして釣った魚を食べることが目的だったので、旅館からあまり遠くへは出かけませんでした。でも離島の旅を十分満喫できました。天気にも恵まれ子供達も大満足だったようです。


コメント
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