ウリパパの日記

自由気ままに・・・

今年最初の大雪注意報は空振り 2021.1.24

2021-01-24 17:38:41 | 自然

昨日から今朝にかけて本州南岸を低気圧が東進しました。春によく出現する南岸低気圧です。関東地方では北から寒気を引き寄せて気温が下がる可能性があるため、平野部にも大雪注意報が発令されました。昨夜は予報通り19時頃から気温が0℃台に急降下、八王子では20時前から乾いた空気が入りやすい北北西の風向きとなり、20時20分には0.5℃まで気温が下がりました。その頃は雪が激しく降りしきり、狭間付近は真っ白に雪化粧しました。このまま気温が0℃台で経緯すれば10cmを超える大雪が予想されたのですが、その後21時には気温が1℃に上昇して霙に変わりました。その後は今日の午前中まで2~3℃の雨で経緯しています。関東地方で降雪を観測したのは標高が高い地点で、最新積雪は那須高原(749m)で20cm、河口湖(860m)で8cm、秩父(232m)で2cmを観測しています。関東平野部で積雪となるには気温が2度ほど高かったようです。

自宅から見る高尾の山々は標高400m以上で雪化粧したようです。

 

こちらは庭から見た霞台展望塔(460m)。平地(八王子市役所) で2度前後で降る雨は、霞台付近で雪となることが多いようです。標高350mの差は気温に換算すると2.5℃となります。

 

こちらは庭から見る小仏峠から景信山にかけての山並み。標高550m~727mの稜線は雪化粧しています。

 

標高727mの景信山山頂。真っ白です。

 

高尾山の奥にある一丁平の標高は555m。こちらも雪化粧です。

 

 

狭間駅近くの上椚田橋から見る八王子城址(450m)と富士見台(550m)。いずれも冠雪しています。

今年の1月は平年並みの寒さで経過していました。しかし大寒を過ぎて早くも寒さが緩み、今回は寒中の雨となりました。昨年秋からのラニーニャ現象も収束に向かい今年の春の訪れも早そうです。平均すると今冬も確実に暖冬です。というか、地球温暖化の影響でもう寒い冬(昭和の時代の平年並みの寒さ)はやってこないのかもしれません。2018年1月末の寒波が、最後に経験した冬らしい寒さになることでしょう。

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