今年の梅雨はオホーツク海高気圧の影響をうけて肌寒さが続いています。関東地方には冷たい北東風が吹き付けるため雨の日が多く、今のところ陰性型の梅雨が継続中です。そのオホーツク海高気圧は次第に弱まり東海上へ遠のきつつあり、西日本方面から梅雨前線が北上してきました。そのため関東南部では朝から雨となっています。
今日はアパートで在宅勤務。昼間は雨が断続的に降りそうなので、朝のうちに車で笠間城跡(佐白山)へ向かい、先週金曜日に確認したムヨウランの花を見てきました。先週よりも花数が減り、ピークは過ぎた印象でした。
朝食を食べてからアパートを出発。6時30分に駐車場に到着して、先週同様、笠間城跡への散策路を上ります。
本丸跡近くではムヨウランの花が咲いています。先週の開花状況と比較すると、半数近くは花が散り、残った花も頭を下げて咲き終わり、上部で開花という状況。先週金曜日のほうが花数が多くピークだったようです。高尾山3号路で見られるムヨウランに比べ、ここのムヨウランは花が大きく開かず、半開状態で散ってしまうようです。
今朝は時間があるので、全開の花が無いか周囲を探してみました。
半開の花はいくつか見つかりました。
コンデジではオートで焦点が合いにくく、撮影に苦労します。
高尾山で見られるムヨウランは黄褐色の花が中心です。一方、佐白山に咲く花はやや薄青色です。ネットで調べるとウスギムヨウランと呼ぶそうです。
先週満開のウメガサソウはほとんど散っていました。崖下の日陰では咲き残っていました。
帰りに、先週見つけたクモキリソウの群生地を再度訪れました。まだ咲き残っている株もありますが、ほとんど終盤を迎えていました。
ウメガサソウと同時期に咲くイチヤクソウを探しましたが、先週同様に見つけることができませんでした。佐白山では個体数が少ないのか、時期的にやや早いのか・・・
ウメガサソウが見つからなかったので、昼休みに小雨降る中、アパート近くのビオトープ天神の里を訪れ、イチヤクソウの花を見てきました。
前回訪れたのも雨上がりで、今年は雨に濡れた姿しか見ていません(笑)。ほとんど花を落としてしまい、そろそろ終わりのようです。