梅雨前線が日本の南に南下し、北日本上空の寒気も東へ抜けました。今日は東北地方の山の天気も安定しそうなので、昨日仕事を調整して、急遽休暇を取得しました。午前中は磐梯山に登山、そして午後は南会津に南下して高清水自然公園と南郷スキー場でヒメサユリを見てきました。
朝5時10分に友部のアパートを出発。茨城県は曇り空です。時間節約のため往路は常磐自動車道と磐越自動車道を利用して猪苗代磐梯高原ICまで2時間10分。そこから五色沼へ向かい、毘沙門沼の散策路で足慣らしをします。ここには毎年訪れていて、目的はベニバナイチヤクソウの花です。今年は時期が遅かったので終盤を迎えていましたが、可憐な花が咲き残っていました。
朝日を浴びてピンク色に輝きます。
散策路沿いには、このような群生地が数か所あります。最近雨も多いようなので、かなり散ってしまいました。1週間遅かったですね。
花は下から上に向かって咲くので、上の花はまだ咲き残っていました。
毘沙門沼まで歩いていきます。エメラルドグリーンに染まった沼の先には磐梯山がそびえます。クマ鈴を車に忘れてきたのですが、熊さんに気を付けて湖畔を少し散策します。
櫛ヶ峰と磐梯山が見える場所にやってきました。湖面に磐梯山の姿が映ります。
コンデジで湖面に映る磐梯山をズーム。絶景を独り占めです。周囲にはハルゼミの合唱が響き渡ります。
上空の寒気が抜けたとはいえ、湿度が高いまま高気圧の後面に入ったため、急速に雲が広がってきそうです。あまりのんびりせずに先を急ぎ、八方台登山口へ向かいました(続く)。