高清水自然公園から南郷スキー場までは車で15分足らず。いったん南郷の街へ下り、再び伝上山へ向けて狭い林道を登ります。途中、熊出没注意の看板が目立ちました。
スキー場周囲には柵が設置され、自由に立ち入りできません。ただしスキー場脇の林道には駐車スペースが設置されていて、林道沿いの散策が可能です。この周辺の標高は650m。高清水自然公園に比べて200mほど低く、ヒメサユリは満開を迎えていました。
高清水自然公園ほど密集していません。草原の中に点々とピンク色の花が咲いています。
ヒメサユリの先に咲く黄色い花はニッコウキスゲ
中腹のリフト乗り継ぎ地点にニッコウキスゲが群生します。林道を少し登り見学に行きます。
スキー場内に散策路が設置されているので、間近にニッコウキスゲを見学できます。
ニッコウキスゲが満開です
ヒメサユリとニッコウキスゲ
スキー場内の散策路からゲレンデを見下ろします。3年前に訪れた時には、正面に浅草岳や守門岳をうっすらと遠望できました。当日は空が霞んでしまい遠望できません。
満開のヒメサユリをズーム。高清水自然公園に比べて季節の歩みが1週間以上早くなっています。200mの標高差だけでなく、積雪量や日当たりの差が影響しているのでしょう。
駐車スペースから少し下ったところに、大株のヒメサユリが咲いていました。立派なユリです。
南郷スキー場で満開のヒメサユリを見ることができたので十分満足しました。このまま友部のアパートへ戻ろうと考えていたところ、伝上山の先に宮床湿原があったことをふと思い出しました(3年前に訪れています)。熊との遭遇するリスクが高いけれど、せっかくの機会なので立ち寄ることにしました(続く)