毎朝6時26分友部発の常磐線の始発で出勤しています。勝田駅の4番線到着は6時51分。今年のダイヤ改正で、その直後に3番線から出発する勝田駅始発の普通列車が廃止されたため、3番線には車両が無く、1番線のひたち海浜鉄道のホームの見通しが良くなりました。今朝は珍しく3番線ホームにE657系に似た車両が停車中です。しかも車両数が少ないようです。
近いづいてみます。初めて間近に見るE491系 East i-E「ID-23」です。軌道・架線・信号の検測を行う交直流事業用車両です。2両目に図体のでかい車両が接続されています。
中央の車両はマヤ50 5001。車体の側面には凸凹したハコのようなものが取付けられています。
マヤ50は建築限界測定車と呼ばれ、車両周囲の障害物に接触しないか確認するための車両です。昔の建築限界測定車(オヤ31)は車両の側面から矢羽根を出して障害物に接触すると電気信号で状況を伝えるようなシステムになっていたそうです。現在のマヤ50は車両の側面からあらゆる方向にレーザーを照射してCCDカメラで撮影を行い測定するという方式を採用するため、宇宙船のような形状になっているそうです。
先頭車両には East i-Eのロゴ
いわき側の先頭車両です。East i-Eは勝田車両センターに配置されているそうです。