一昨日は、娘が住む千葉県鴨川まで日帰りで旅行に出かけてきました。娘は薬剤師の仕事があるため全く自宅には戻ってきません(年に1~2回)。今回は日曜、月曜(祝日)と連休になったため、そのタイミングでこちらから出向いて会うことにしました。息子も埼玉県からバイクでかけつけ、家族全員が揃うのは正月以来です。
東京湾アクアラインは朝から大渋滞のため、久里浜からフェリーで金谷へ向かうことにしました。
自宅を7時30分に出発、渋滞もなく8時50分にフェリー乗り場に到着。登場するのは黒船しらはま丸。2~3年前に乗った時は白い船体だったように記憶しています。どうやら黒い船体にラッピングされたようです。
船内ではラッピング工事の様子がビデオで紹介されていました
昨年は、日本開国のきっかけとなった米国ペリー提督の乗船した黒船が久里浜沖に現れてからちょうど170年でした。東京湾フェリーでは、ペリー提督の日本初上陸から170年の節目を記念して、しらはま丸の船体の黒船ラッピング事業を実施したのです。
船内の売店は黒船グッズであふれていました
甲板に出て潮風に当たることにします
久里浜港を出港
空は霞み、東京スカイツリーや富士山の姿は見えません。微かに見える白い橋脚は横浜ベイブリッジかな?
数年前の正月に東京湾フェリーに乗った時は、東京スカイツリーや富士山、伊豆大島を遠望できました。東京湾フェリーに乗るのは冬がおすすめですね。
金谷が近づくと富津市の東京湾観音が見えてきました。
金谷から鴨川までは約40分。少し時間に余裕があるので、ロープウエイで鋸山へ登ってみることにしました。鋸山ロープウエイは2022年に開業60年を迎えたそうです
標高329mの鋸山山頂に到着
少し欲を出して日本寺へ行ってみることにしました。拝観料700円を払い、百尺観音へ
人気の地獄のぞきは長蛇の列。待ち合わせ時間に間に合わなくなるので、少し先の展望台から地獄のぞきを見て戻ることにしました。
待ち合わせ場所は、鴨川のお寿司屋さんです。娘が予約を入れてくれました。地元では人気のお寿司屋さんで、娘は職場の皆さんとよく食べに行くそうです。
旬の地魚のお任せコースを注文。地魚すしと料理3 品がセットとなっています。2階の個室に握りたてのお寿司を4人分まとめて運んできてくれます。鴨川の銘柄米である長狭米のシャリと、磯の香が残る新鮮な地魚の相性が最高です。
ウニ、いくら、トロはお好きなものを選べます
巻物も絶品です。初めて芽ネギを味わいました。
最後の炙り寿司は太刀魚と黒むつ。絶品でした。
最後は追加注文した、かずさ和牛炙りの握り。大満足の昼食でした。
続いて、奥さんのリクエストにより大山千枚田へ向かいます。その途中、亀田酒造の蔵元に立ち寄ります。
お店の入口
亀田酒造ブランドの「寿萬亀」ブランドで知られています。ここでお土産を買い込み、大山千枚田へ向かいます。
亀田酒造から10分ほどで大山千枚田に到着
早くも稲穂が色づいています
32000m2の斜面に大小375枚の田んぼが階段状に並びます。「日本の棚田百選」にも選ばれています。東京からは最も近い棚田です。
房総半島ではゴールデンウイーク前に田植えが始まるため生育が早く、今月中には稲刈りが行われるようです
最後にスマホで1枚
近くに古民家レストラン「棚田カフェ」がありました
大山千枚田の帰り、近くの農産物直売所に立ち寄ります。房総では長狭米と呼ばれる新米の季節を迎えています。
続いて勝浦へ足を延ばします。勝浦海中公園は16時30分で受付終了のため、近くの鵜原理想郷を散策。パノラマが広がる黄昏の丘からの夕日。
複雑に入り込んだリアス式海岸が連なります
潮風や波に浸食された地層を見下ろします
最後に立ち寄った駐車場近くの漁港から、浸食された崖を見上げます。
日没近くなったので、赤く焼けた房総の夕焼けを見ながら勝浦から鴨川へ戻ってきました。鴨川からの帰りは房総スカイラインで君津へ出て、東京湾アクアライン経由で自宅へ。20時を過ぎても木更津からアクアライン入口まで断続的に渋滞が続き、鴨川から高尾の自宅まで2時間30分を要してしまいました。
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