2022年も残り1日余りとなりました。今年はラニーニャの影響で寒い冬が予想されていましたが、今のところ平年並みの冬の訪れとなっています。さて、一昨日(12月28日)の昼にひたち海浜公園を訪れ、毎年恒例となった巨大地上絵を観覧車から眺めてきたので紹介します。公園のHPによると、干支の巨大地上絵の企画は2008年度にスタート、今年度で15年目を迎えるそうです。毎年、園内で発生する自然素材を使って干支の動物をデザインした縦・横20m以上の作品が展示され、大観覧車から眺めることができます。
時間節約のため中央ゲートから入場します。正面に大観覧車。
観覧車の前から地上絵を眺めます。2023と明の文字は認識できます。
今年の地上絵は「明るい未来に向かって、天高く飛び跳ねる兎」をテーマに描かれました。兎のように高く飛び跳ねることで、コロナ禍や争いごとが続く困難な日々を乗り越え、世の中を明るくしたいという思いが込められています。
600円を払い、一周15分の観覧車に乗ります。高度が上がると、眼下に地上絵が見えてきました。
躍動感ある兎が描かれています
最高部から下りにさしかかると、やや小太りの兎に変身しました。
15分の空の旅。地上絵ばかり見ているのはもったいないので、時々遠望を楽しむことにしています。
ひたちなかから水戸方面の眺め
茨城県庁の先には筑波山。やや霞んでいます。もっと空気が澄んでいると、さらに南の宝篋山の先に冠雪の富士山を遠望できます。当日は宝篋山自体が霞んでいました。
西北西には冠雪の日光連山を遠望
正面は男体山。男体山の南斜面の先には日光白根山を遠望します。
男体山の右には大真名子山、小真名子山、帝釈山、女峰山と連なります
北西には北関東の山々を遠望
高原山をズーム
高原山の左には、栃木県、福島県境方面の山々を遠望
高原山と那須連山の間には、日留賀岳から大佐飛山にかけての山々
珍しく那須の山々も姿を現しています
正面は茶臼岳。その右には朝日岳、三本槍岳と白銀の峰々が輝きます。冬型の気圧配置の時は那須連山は雪雲に覆われることが多いのですが、28日は南風が入ったため冬場には珍しく雲一つない快晴状態でした。
北側の眺望です。眼下にはみはらしの丘。ネモフィラを寒さから保護するためのシートに覆われています。遠くには日立連山、その右には奥久慈男体山、八溝山と茨城県北部の山々を遠望します。
正面に奥久慈男体山。その左奥には八溝山が鮮明に見えています。
観覧車から地上絵と眺望を楽しんだ後は、グラスハウスのアイスチューリップを見に行きます。昨年はグラスハウスの改装工事中のため見ることができませんでした。
太平洋を背にカラフルなチューリップが水盤に並びます。
少し雲が広がってきたため、グラスハウスで遅めの昼食休憩として雲が通り過ぎるのを待ちます。奥久慈たまごのシフォンケーキを合わせて注文しました。
ハウス内から見るアイスチューリップ。その先には青い太平洋が広がります。
午後になると背後から日が差し込み、一部のチューリップは建物や木立の日陰に入ってしまいます。日が当たる午前中に訪れるのがおすすめです。
これから冬を迎えますが、一足早く春を先取り。
色鮮やかなアイスチューリップに大満足です
記念の森レストハウス周辺にもアイスチューリップが展示されています。ここは昨年末に訪れたので今回はパス。そろそろアパートへ戻らなければならないので駐車場へ戻ります。
ゲートの外では正月を迎える準備が終わっていました。
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