ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

ゲバゲバ、132分と133分と88分!

2009-02-09 19:29:18 | 映画・読書
「あの頃、世界で一番かっこいいのがゲバラだった」   ジョン・レノン


今話題の『チェ 28歳 の革命』  『チェ 39歳 別れの手紙』

もう一つ、ついでに
ちょいと昔の「チェ・ゲバラ-人々のために-」
を見ました。


もちろん、武器による国家闘争という方法には手放しで賛同できませんが、世界経済がねずみ講の終焉のように破綻しようとしている今、彼の眼差しはより美しく輝いて見えます。


スティーヴン・ソダーバーグ監督の2本は、一般上映。映画館の観客は、ゲバラの事をあまり知らないような人が多いように思われました。
そういう私も、メキシコとグアテマラへ行くまでは「かっこいい男」とは思ってませんんでした。
中南米の複雑な人種の成り立ちと、貧困を旅行で目の当たりにしたこと。
パレンケのジャングルの中の宿のレストランで見た、メスティーソのヒッピーバンド。彼等は「チェゲバァ~ラ~♪」という美しい曲を毎日歌っていたのです。それらが、以前見た映画の主人公『モーターサイクル・ダイアリーズ』と繋がりました。


  もしわれわれが空想家のようだといわれるならば、
  救いがたい理想主義者だといわれるならば、
  できもしないことを考えているといわれるならば、
  何千回でも答えよう。
 
  「そのとおりだ」と。



チェが、もし世界を変えていたら?とも思います。


世界はもはや、景気回復なんて願うようなステージじゃないところまで来ています。
ネズミ講経済社会は終わりです。
(でも、ネズミ講で捕まる奴って、また出所しても同じことやるんだよね~)

地球は、人間だけが生きてるわけではないんです。